害虫の天敵たち…庭にやってくる天敵を知っておこう
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害虫対策として天敵を知る

まずは以下の天敵たちを知っておき、駆除しないようにしましょう。それだけでも害虫の発生は抑えられます。
アシナガバチ

ただ、毒性は低いもののあり、刺されると痛いし、アレルギーのある人にとっては怖いのは違いはないが、庭に巣を作らない限りは邪険にはしない方がいいです。
クモ

コガタスズメバチ

ちなみに、オオスズメバチやキイロスズメバチは人を見ると襲うのですが、コガタスズメバチはそういうことはほとんどないです。家の近くに巣を作らない限りは放置します。
ただ、見た目が怖い。不安なら駆除するようにしましょう。
テントウムシ

見た目にもかわいいから放置。ただし、ニジュウヤホシテントウという草食テントウムシもいますので、こちらは補殺することをおすすめします。
クサカゲロウ


カブリダニ
カブリダニはコナジラミの幼虫やアザミウマの幼虫を食べます。自分より大きな虫は食べられないので、完全にこれらの害虫を駆逐するのは難しいですが、抑制にはなります。0.3mm〜0.4mmくらいの小さな虫でパッと見にはわからない。
カマキリ


ちなみに小さいカマキリはかわいいです。
ゴミムシ

オオフタオビドロバチ

ショクガタマバエ
ショクガタマバエはアブラムシの近くに卵を産みつけ、卵からかえった幼虫がアブラムシを食べます。一匹の幼虫が成虫になるまでに50匹を食べるとされます。コウガイビル

ナメクジ以外にカタツムリやミミズを食べる。カタツムリも植物を食害するのでいいのですが、ミミズは庭にとっては土をフカフカにする益虫ですので、増えすぎるのも困る。
昔の話ですが京都でコウガイビルが大発生してミミズがほとんどいなくなったことがありました。なので極端なのは困るんですよね。
タカラダニ

ただ、コンクリの上にこれが蠢いているとちょっと気になる。
ジガバチ

スズバチ


害虫を食べてくれるのですが、巣が家屋を傷めることもあるので、場合によっては駆除が必要です。
アリ

また、アリが歩いた後はハダニ類は近づくのを嫌がるという研究結果もあり、害虫対策にアリは有効です。
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2022-10-31
アリがつついたせいで、花が傷つくこともありますが、基本的に害虫を連れ帰る益虫です。
ハサミムシ

シジュウカラ・ヤマガラ

どうでしたか?
以上の虫たちは、駆除せず放置しておくと、庭の植物の害虫たちを食べてくれます。ついつい反射で踏み潰してしまいそうですが、ぐっと我慢で冷静になって判断しましょう。余談ですが、天敵がいるということは害虫がいるということです。食べ物があるからやってくるわけですからね。自然がバランスを取ろうとしているんですね。
それでは、また。
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