シャクチリソバ(赤地利蕎麦、宿根蕎麦)

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シャクチリソバ
シャクチリソバ
科名タデ科
属名タデ属
学名Polygonum cymosum
別名赤地利蕎麦、宿根蕎麦
耐寒マイナス20度
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開花
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シャクチリソバ(赤地利蕎麦)の特徴は?


シャクチリソバ(赤地利蕎麦)はアジアに自生するタデ科タデ属の多年草・宿根草。ちなみに無印のソバは一年草です。日本に薬用として明治に渡来し、そのまま帰化した。アレロパシーで周囲の植物の生育を抑制し、根茎と種で増えていくのでなかなかしぶとい雑草として広がっていて、外来種リストになっている地域もあります。

茎が赤いのが名前の由来。根茎で広がり、茎は弱くシャキっと伸びずに徒長しているようにフラフラする。

ソバと名付いていて、ダッタンソバに見た目も似ているのですが、エグ味があって食用には向かないし、種がすぐに落ちるので採取もしにくい。ちなみにダッタンソバはシャクチリソバから派生した種のようです。

薬として高血圧などに効果があるので、練り込んで食べる試みがあるようです。日本では雑草ですが、中国では薬用として採取が多くて自生地が減少するほど。

駆除

根茎がちぎれても発根して芽を出すので、土をかき回しても駆除はできず、むしろ株が増えてしまうし、茎が川や水路に流されてあちこちに広がってしまう。

開花して種ができ、種が熟すとさっさと落ちてしまうため、とにかく広がっていく。その上でアレロパシーで他の植物の生育を抑制するため、在来の植物の自生地を侵食していく。

基本的には除草剤で枯らすしかない。地上部を刈り込んでも何回も刈り込まないと駆除は厳しい。
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