アザミゲシ(メキシカンポピー)の育て方と特徴
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科名 | ケシ科 |
学名 | Argemone mexicana |
別名 | メキシカンポピー |
耐寒 | 0度 |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 上級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
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アザミゲシの特徴は?
アザミゲシはメキシコ原産のケシ科の一年草。花がケシで葉っぱがアザミなのが名前の由来。葉っぱはアザミのようにトゲがあり、チクチクします。開花後はトゲのある果実ができ、熟すと内部の黒い種ができます。栽培する場合は種を購入し育苗します。来年も栽培する場合は種子を採取・保存しておいて、来年種まきして増やします。
画像は黄色い花ですが、白いシロアザミゲシもあります。ケシの仲間で、薬草とされますが麻薬成分はほとんどないです。
水やり
アザミゲシはメキシコ原産で乾燥に強いですから、庭植えの場合は、自然に降る雨だけで十分です。鉢植えの場合は、土がしっかりと乾いてから水やりをしてください。
肥料
アザミゲシは肥料が多いと徒長するので、追肥は不要です。元肥だけで十分です。ただ、生育悪いなら様子を見て、化成肥料か液体肥料を説明書きの用法容量に沿って施肥してください。植え替え・植え付け
時期
種まきで育苗し、それを植えます。直根性で根が傷つくと生育不良を起こすため、ポットで育苗した場合も早めに植え付けてください。種まき・育苗
発芽温度は20度〜25度なので5月前後に種まきして育苗しましょう。ポットに栽培用土を入れ、種を2粒か3粒入れ、5mmだけ土を被せます。あとは乾燥し切らない様に水をやりつつ、明るい日陰で管理すると発芽します。発芽したら、一本に間引いて、その一本が葉っぱが3枚か4枚になったら、早めに植え付けましょう。ポット内に根が行き渡ると植え付けても根付かなくなるので早めがコツです。
ポットではなく、直播でもいいです。
用土
多湿が苦手で水はけの良い土を好みます。庭植えの場合は庭土に腐葉土か堆肥を入れてよく混ぜて、水はけが悪いならばかわすなか軽石小粒を入れて水はけをよくして植えましょう。一般的な花と野菜の培養土で植え付けます。自作する場合は赤玉土7腐葉土3に化成肥料を混ぜたものを使います。
鉢植えの植え付けの手順は?
1株で結構大きくなるので、8号〜10号鉢に1苗を植えます。鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れます。苗の土は落とさないでいじらないで植え付けてください。隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
一年草なので植え替えることはないです。
庭植えの手順は?
庭土を深さ25cmほど掘り、掘り出した土に腐葉土か堆肥を元の土に対して2割ほど入れて、化成肥料を説明書の容量だけ入れてよく混ぜて用土とします。穴に用土を半分だけ戻し、苗を株間30cm〜40cm空けて植え付けます。隙間に用土を入れ、最後にしっかりと水をやります。苗の土は崩さないで植えましょう。
直播でもいいです。土を作って、種をまき、5mmほど土を被せて水をやっていると発芽します。
管理場所
日当たりで栽培します。冬までに種をつくり、枯れてしまう一年草です。
病害虫
ほとんど病害虫は見られません。スポンサーリンク