セイヨウバクチノキ(西洋博打木)の育て方と特徴
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科名 | バラ科 |
属名 | サクラ属 |
学名 | Prunus laurocerasus |
別名 | 西洋博打木 |
水やり | 水を好む |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 上級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
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セイヨウバクチノキの特徴は?
セイヨウバクチノキはバラ科サクラ属の常緑低木。サクラの仲間ではありますが常緑だし、花の咲き方が違い、全く印象が違う。自生地はブルガリアやセルビアからアジア西部。日本に自生するバクチノキに近いのでちなんで命名されている。ちなみにバクチノキの開花は秋、セイヨウバクチノキは春・初夏です。
セイヨウバクチノキは樹高は5mくらいになる。成長が早くて剪定に強いので、生垣にすることもできるが、葉っぱが大きく、一般家庭では生垣には不向き。葉っぱは艶があります。
初夏に香りのある穂状の白い花を咲かせ、実をつける。花は綺麗で開花もしやすい。
葉っぱが大きくて雑な印象があるためか、庭木としてはあんまり見かけない。耐寒性ゾーンマップでは6bでかなり寒さに強いようですが、実際には関東南部より以西でしか植えられていないので、数値より寒さに弱いのでしょうね。樹高1.5mと小さくまとまる矮性種のオットライケンが良いです。
水やり
庭植えにした場合は、自然に降る雨だけでほぼ大丈夫です。肥料
追肥はなくてもいいですが、葉色が悪かったり、花つきが悪いなら、根に当たらない様に深さ20cm〜30cmの穴を掘って油粕+骨粉のボカシを入れて埋めます。植え替え・植え付け
時期
秋から春に植え付けをするとそていますが、基本的に真夏と真冬でなければいつ植え付けても問題はないです。用土
一般的な花と野菜の培養土で植え付けます。自作する場合は赤玉土6腐葉土4に化成肥料を混ぜたものを使います。庭植えの手順は?
庭土を深さ40cm〜50cmほど掘り返し、庭土に腐葉土か堆肥を元の土に対して2割ほどの割合で追加して、化成肥料を説明書きの容量だけ入れて混ぜておきます。穴に作った土を半分戻して、株を入れます。株に麻布が巻いている場合はそのままでいいですが、ビニールや針金が巻いている場合は取り除いてから植えましょう。隙間に用土を入れていき、最後にしっかりと水をやれば完成です。
管理場所
日当たりでも育ちますが、半日陰や明るい日陰でも生育します。もちろん日当たりが悪いと開花が鈍くなりますが、生垣として使うならば、それも無視していいでしょう。剪定・切り戻し
花は昨年伸びた枝から、今年伸びた枝に咲きます。つまり、いつ剪定しても花は落とすことになります。花を咲かせるのであれば、生垣にせず、自由に伸ばし、大きくなりすぎたら切る程度にしておきます。生垣の場合は、いつでもいいので剪定して形を整えます。生育が早いので剪定は毎年しましょう。
病害虫
ハマキムシが発生する。スポンサーリンク