デンドロキルムの育て方
TOP > ラン科 最終更新【】デンドロキルム
科名 | ラン科 |
属名 | デンドロキルム属 |
学名 | Dendrochilum |
別名 | ライスオーキッド |
耐寒 | 5度 |
水やり | 水を好む |
場所 | 日の当たる室内 |
難易度 | 上級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
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デンドロキルムの特徴は?
デンドロキルムはフィリピン〜東南アジアに自生するラン科の多年草の植物。基本的にたくさんの花が垂れ下がって咲き、原種で白、黄、茶、黄緑、赤など多色あり、秋から冬、もしくは春のどこかで開花します。株はほとんど流通していませんので、欲しい場合はネットショップで購入しましょう。
暑さには強く、寒さには弱い…ですがランの割には寒さには強い方で室内で管理すれば越冬は可能です。
水やり
年間を通して、ミズゴケが乾いてきたら、しっかりと水をやります。霧吹きをミズゴケに押しつけて水をやると、滴らない程度に濡らせますから、霧吹きがいいです。また、葉っぱにも霧吹きで水をかけておくと葉っぱが健康的になります。冬は気温が下がって蒸発しにくくなり、乾きにくいですし、デンドロキルムも生育していないので水やりは控えますが、室内は乾燥しているので、様子を見て乾燥し切らない様に水やりを継続しましょう。冬も葉っぱに霧吹きをかけて乾燥を防ぎます。
肥料
デンドロキルムは花がたくさん咲くので、追肥は必要です。春から秋の生育時期に水の代わりに液体肥料を週に一回やります。できれば液体肥料とは別に化成肥料を気温が20度〜25度になる5月〜6月に一ヶ月に一回やるとよいです。植え替え・植え付け
時期・頻度
気温が上昇して20度くらいになる4月〜5月の霜が降りなくなった頃に植え替えをします。この頃に植え替えをするとその後の活動期にダメージを取り返して、生育もしてくれますが、遅れると調子を崩すのでこの頃にしておきましょう。ミズゴケが腐って変色していたら植え替えをします。大体2年に一回か、場合によっては1年で植え替えることもあります。
用土
ミズゴケで植え付けをします。ミズゴケは植え替えの前の日から水につけて一晩かけて吸水させておきます。余ったミズゴケは天日干しして乾燥させて、また袋に入れて保管しておきましょう。植え替えの手順は?
鉢からデンドロキルムの株を取り出し、ミズゴケを全て取り除きます。多少残ってもいいのですが、腐って変色したミズゴケはできるだけピンセットを使って取り除きます。剥き出しになった根を吸水したミズゴケで包み、これを鉢に突っ込みます。これで完成です。鉢は現在と同じ大きさでもいいですし、少し大きなものでもいいです。
デンドロキルムも株分が可能ですが、あんまり株分せずに大きく育てていくといいです。
管理場所
デンドロキルムは森の中の木に着生して育つものなので、強い日光では葉焼けします。春〜秋は戸外の木陰か、日当たりで管理するのであれば寒冷紗で30%〜50%ほど遮光します。室内で管理するのであれば窓辺でレースのカーテン越しの日光を当てましょう。夏は日光が強すぎるので、必ず遮光し、それでも弱るようなら明るい日陰に移動させましょう。冬の管理場所
冬は室内の日当たりで管理します。窓辺は寒波が来ると氷点下になることがあるので、寒波が来る夜は窓から離しましょう。あと、冷暖房の風は乾燥していて直撃すると枯れるので、避け、葉水をしっかりとして乾燥を防ぎます。剪定・切り戻し
デンドロキルムの花がしぼんだら根本から切って取り除きましょう。病害虫
ほとんど見られない。スポンサーリンク