サルビア・ブルーノートの育て方
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科名 | シソ科 |
属名 | サルビア属 |
学名 | Salvia splendens 'Blue Note' |
耐寒 | マイナス5度 |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 | ||||||||||||
剪定 |
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サルビア・ブルーノートの特徴は?
サルビア・ブルーノートはシソ科の宿根サルビアの園芸品種。学名を調べると一年草扱いのサルビア・スプレンデンスの園芸品種ということになっているのですが、夏の高温多湿に耐性があることと、霜にあたっても枯れないことと、花の咲き方がチェリーセージに似ていることから、実質チェリーセージと同じ扱いでいいです。おそらくいろんな種と交配させていて、どのサルビアが親なのか分からないんだと思う。もしくは学名が間違っているんでしょう。青い花のチェリーセージ!というと魅力的に思いますが、青が濃い上に、チラホラとしか咲かないので目立たない。それなら同系のサルビア・サーモンダンスか、従来のチェリーセージや、サルビア・ホットリップスなどでもいいかなと思う。
他の青いサルビアは?
ところで青いサルビアというとなど色々とあるので、サルビア・ブルーノートを育てるのはある程度、ガーデニング上級者かなと思います。また、青い花って目立たない上に、サルビア・ブルーノートは花が決して多くもないので、植えるなら赤い花のチェリーセージか、上記の青いサルビアの方がいいかなと思う。
栽培の概要
夏の暑さに比較的強く、戸外の日当たりで夏を越します。ただ、あまりに高温だと弱りますので、様子を見て半日陰に移動したり、日除をするなど対応しましょう。霜に当たると地上部は痛みますが、それで枯れるということはないです。ただ、土が凍結すると根から枯れてしまい、春になっても芽を出さなくなるので、凍結するなら腐葉土や敷きワラでマルチングして凍結を防ぎましょう。水やり
鉢植えの場合は、土が乾いていたら、鉢の底の穴から水が出るまでしっかりとやります。どちらかというと乾燥に強く、ジメジメした環境が苦手な植物なので乾燥気味がコツです。庭植えの場合は、自然雨だけでほぼ大丈夫。ただし真夏は乾燥で水切れするので様子を見て水やりをしましょう。
冬は活動が鈍くなるので水やりを控えます。
肥料
肥料はさほど必要がないです。肥料をたくさんやったからって花が増えるわけじゃないですし、多いと調子を崩すので、生育時期にやっても少量にしておきます。植え替え・植え付け
時期
根詰まりしているようなら、春か秋に植え付け・植え替えをします。春の新芽が動き始める前か、動き始めた直後が最も適していて、ここを逃したなら秋に植え付け・植え替えをします。鉢は根詰まりと土の劣化を防ぐたねいも2年か3年に一回植え替えをします。
用土
一般的な培養土でも、ハーブ用の土でもいいです。鉢植えの植え付け・植え替えのの手順は?
現在の鉢より1号か2号だけ大きな鉢を用意して植え付け・植え替えをします。植え替えの場合は古い土を3分の1ほど落とします。古い土は劣化して水もちがよくなっていて根腐れなどの問題を起こしやすいです。鉢の底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm入れて、その上に用土を入れて株の高さを調整します。株の土が鉢のフチから2cm下になるようにします。この2cmはウォータースペースと呼ばれる、水をやるときに水が溜まる部分です。 最後にしっかりと水をやって、地上部を半分くらいの高さ・葉量になるように剪定して根の負担を減らしてやって完成です。
庭植えの植え付けの手順は?
庭土を深さ25cmを掘り返し、土に対して2割ほど腐葉土か堆肥を混ぜて、用土とします。少量の化成肥料を混ぜてもいいです。穴に半分だけ作った用土を戻し、苗を配置して、隙間に用土を入れていって、最後にしっかりと水をやって完成です。管理場所・日当たり
日当たりか半日陰で育てます。日当たりの方が花が多く、半日陰だと花が少なくなるのですが、劇的な差はないです。ですが、高温でも枯れないので…そういう意味で…日当たりの良いところに植えるといいです。冬の寒さには強いですが、霜に何度も当たっていると枯れることがあり、土が凍結すると枯れるので、マルチングをして凍結を防ぎましょう。
その他の育て方については…
剪定・病害虫などのその他の栽培の詳細はチェリーセージを参考にしてください。スポンサーリンク