シマオオタニワタリの育て方
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科名 | チャセンシダ科 |
属名 | アスプレニウム属 |
学名 | Asplenium nidus |
耐寒 | 5度 |
水やり | 水を好む |
場所 | 室内 |
難易度 | 上級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
植え | ||||||||||||
肥料 |
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シマオオタニワタリの特徴は?
シマオオタニワタリはチャセンシダ科アスプレニウム属の多年草・シダ植物。アスプレニウムの中でも大きくなる品種。沖縄に自生していて、寒さに弱く、高温多湿の環境を好みます。沖縄以外で栽培する場合は、霧吹きで葉っぱに水をかけて湿度をいじするといいです。
ちょっと大きくなるので、室内での観葉植物としては適していないので、シマオオタニワタリそのものではなく、小さくまとまるタニワタリ・エメラルドウェーブなどの園芸品種がよいです。
草丈1m〜2m
水やり
土が乾いていたら水をやります。水をやるときは鉢底から水が染み出すくらいにしっかりとやります。土への水やりより、葉っぱに霧吹きでしっかりとかけてあげるといいです。これを葉水を言います。シマオオタニワタリだけでなく植物は葉っぱに水をかけると、葉っぱからも水を吸収します。なので年間を通して、葉水をしてください。
冬の水やりは?
冬は土への水やりを少し控えて、土が乾いて何日かまって水やりをします。ですが葉水は冬も継続してください。冬の方が室内で乾燥しているので、葉水はより大事になります。できれば加湿器をかけて湿度50%にし、その上で葉水をするといいです。肥料
生育時期の5月〜10月に通常の2倍に薄めた液体肥料を2週に一回程度、水の代わりにやるといいです。肥料があった方が肌艶もいいし、生育もいいですが、ないからって枯れるわけではないです。様子を見て判断しましょう。ただ、やるとしても控えめにしておきましょう。大きくなっても困るので、考えて判断しましょう。
植え替え・植え付け
時期・頻度
シマオオタニワタリが生育時期の5月〜9月辺りに植え替えをします。できれば春5月ごろに植え替えをするといいです。植え替えは2年か3年に一回やります。用土
室内で管理することになるので、匂いの少ない観葉植物の土で植え付けるといいです。鉢の植え替えの手順は?
植え替えをするときはシマオオタニワタリの古い鉢から株を抜き出し、古い土を半分ほど落として、同じ大きさの鉢かひと回り大きな鉢に植え替えます。鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
植え替えの時に株分も可能で、中心部分の丸い黒いところを半分なり、三等分なりにしてそれぞれを植え付けると増やせます。
管理場所
シマオオタニワタリは森の中の木の下で育つ植物で、直射日光では葉焼けします。葉焼けは強い日光で葉っぱの葉緑素が焼けて、黒く変色します。これは回復しませんし、ツヤツヤなのがシマオオタニワタリの魅力なので避けたい。年間を通して、戸外で管理するとしても、木陰。室内ならレースのカーテン越しの日光に当てる程度にします。春〜秋は戸外の木陰か、室内のレースのカーテン越しの日光に当てます。冬は必ず室内に取り込んで、レースのカーテン越しの日光に当てます。
剪定・切り戻し
葉っぱは外側から枯れていきます。これは病気ではなく生理現象です。そのまま傷んだ葉っぱを放置していると見た目もよくないし、病気になることもあるので、取り除きましょう。病害虫
カイガラムシ、ハダニ、ナメクジ、アブラムシ、炭そ病、軟腐病などが発生します。スポンサーリンク