コヒガンバナ…2倍体で種子ができるヒガンバナ
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科名 | ヒガンバナ科 |
属名 | ヒガンバナ属 |
学名 | Lycoris radiata var. pumila |
別名 | 小彼岸花、リコリス・ラジアータ・プミラ |
水やり | たまにやる程度 |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 初心者向け |
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開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
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コヒガンバナ(小彼岸花)の特徴は?
コヒガンバナはヒガンバナ科の球根多年草。学名がリコリス・ラジアータ・プミラなので単に「プミラ」と呼ばれることもあります。中国などに自生している。日本に自生しているヒガンバナは、このコヒガンバナの3倍体の変種で、種子ができないため、球根を分けて増えたクローン体。ちなみにコヒガンバナは2倍体で種子ができます。学名ではコヒガンバナの方が変種になっているんですけどね。8月〜9月あたりに画像のように葉っぱもなく、花茎だけを伸ばして、開花し、花が終わる頃から葉っぱを出して、春まで球根を太らせ、夏までにまた地上部が枯れる…通常のヒガンバナと同じサイクルを繰り返す。
クローン体のヒガンバナは、ソメイヨシノと同じように、全ての個体が同じ遺伝子を持っているため、個体差はなく、同じ時期に一斉に開花し、一斉にしぼむが、コヒガンバナは種子ができて、個体差があることもあり、ヒガンバナより早くから開花し始める…というか個体差があるために早くから開花するものがあるってだけじゃないかなとも思う。
コヒガンバナの学名のプミラは「小さい・低い」という意味で、和名もヒガンバナより小さいというのが語源ですが、個体差があるため、必ずしも小さいわけじゃないです。ほとんど同じってことはよくあり、開花後に種子ができるかどうかが、ヒガンバナとの確実な見分け方です。
ところで白花曼珠沙華(シロバナマンジュシャゲ)という白いヒガンバナがあるんですが、これはこのコヒガンバナとショウキズイセンの交配種だろうと思われます。
詳細は栽培については通常のヒガンバナと同じなので
を参考にしてください。
庭植えにすれば、植えっぱなしで問題ないんですが、種子ができて増えるので、意図しないところから生えてくるなどデメリットがあるので、植えるなら通常のヒガンバナがよい。
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