大花犀角(オオバナサイカク・スタペリア)の育て方

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大花犀角の基礎データ

大花犀角
科名
キョウチクトウ科
属名
スタペリア属
学名
Stapelia grandiflora Masson
別名
オオバナサイカク
耐寒
5度〜10度
水やり
乾かし気味に
場所
外の日なた
難易度
チャレンジャー
大花犀角の植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。

大花犀角(オオバナサイカク)の特徴は?

大花犀角:大花犀角(オオバナサイカク)の特徴は?
大花犀角(オオバナサイカク)は南アフリカに自生するキョウチクトウ科ガガイモ科)の多肉植物。柱サボテンっぽい茎を伸ばして、そこに肉肉しい色合いと細かい毛の生えた花を咲かせます。この花が臭い。受粉させるハエを呼び寄せるために腐敗臭が漂わせます。この見た目と匂いで「悪魔の花」と呼ばれています。ちなみに、和名の大花犀角の犀角も花の一片がサイの角のように尖っていることが由来です。

ところで花は臭いですが葉茎は匂いません。

大花犀角は家庭で栽培されないのですが、近縁種は栽培されるので、このページでは近縁種全般の栽培についてまとめています。

水やり

多肉植物で乾燥に強く多湿に弱いです。春〜夏は土がカラカラに乾いてから、鉢底から水が出るくらいにしっかりと水をやり、土がカラカラになるまで我慢しましょう。

冬の水やり

冬は寒さで活動が止まります。気温が10度を切ったら水やりをストップして断水します。もちろん、それまでも気温が下がるにつれ、生育が鈍くなりますし、気温が下がって蒸発も鈍くなりますので水やりの頻度は下がっています。大体10度になる頃には自然と断水することになります。

そして3月下旬あたりから様子を見て水やりをします。本格的に水やりを再開するのは4月になって最高気温が15度〜20度になる頃です。

肥料

春と秋に化成肥料を一回づつやるか、その時期に2週に一回液体肥料をやります。真夏はあまりの高温で調子を崩すので施肥はやめておきます。
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植え替え・植え付け

時期・頻度

4月〜梅雨前までに植え替えをします。植え替えは土の劣化を防ぐのと、根詰まりを防ぐために行います。大体、二年か三年に一回ですが、根詰まりしているようなら、二年以下でも植え替えをしましょう。

植え替えのときに株分もできます。

用土

水捌けの良い土を好むので、多肉植物の土で植えます。ホームセンターにも売ってますし、ネットショップでも売ってます。100円ショップじゃなくて少し高いのを使いましょう。
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鉢の植え替えの手順は?

植え替えの10日前から水やりをストップします。鉢から株を取り出し、土を半分〜三分の一ほど落として、新しい鉢に植え替えます。鉢は現在のと同じ大きさでもいいですし、1号か2号だけ大きな鉢に植え替えます。株分するなら、適当に分けて別々に植えればいいです。

鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れます。水はやりません。
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そのまま1週間〜2週間、水をやらずに日影で管理してから、通常に日当たりに戻して、やっと水やりを再開します。

管理場所

春〜秋は戸外の日当たりで管理します。もしくは室内の日当たりで管理します。

寒さには弱く、冬は室内の5度〜10度以上の場所で管理します。

病害虫

ほとんど見られない。
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大花犀角のカテゴリ・タグ

鉢植え多肉植物南アフリカ多湿に弱い臭い

キョウチクトウ科

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