コツクバネウツギ(小衝羽根空木)の特徴と育て方
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科名 | スイカズラ科 |
属名 | ツクバネウツギ属 |
学名 | Abelia serrata |
別名 | 小衝羽根空木 |
水やり | 乾かし気味に |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 | ||||||||||||
剪定 |
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コツクバネウツギの特徴は?
コツクバネウツギはスイカズラ科アベリア属の落葉低木。日本の中部以西・四国・九州に自生する。ツクバネウツギ(Abelia spathulata)より、小さいことが名前の由来。ウツギというのは生育すると幹の中心が空いてしまう「空木(ウツギ)」から。ツクバネは実に羽がついていることから。春(5月〜6月)に開花し、秋(9月〜11月)に実をつけるとされるが、実際には春〜秋口までダラダラと開花している。冬には落葉する。
日本に自生している植物で栽培は容易ですが、生育がよくて乱れやすく、ちょいちょい刈り込まないといけないのと、庭植えには同属で斑入りで造園業者が「欠点がない」と絶賛するアベリア・ホープレイズがよく植えられていて、コツクバネウツギは栽培はされない。
樹高2m
水やり
庭植えにすれば、自然に降る雨だけで十分です。あまりに真夏などに乾燥するのであれば水をやってください。鉢植えの場合は、土が乾いていたら、鉢底から水が出るくらいにしっかりとやります。コツクバネウツギは乾燥に強く、過湿に弱いので土が濡れている間は水やりをしないでください。根腐れを起こします。
肥料
肥料はなくてもいいですが、2月に寒肥として化成肥料を周囲にまくといいです。鉢植えであれば3月に化成肥料を説明書きの規定量だけ置き肥しましょう。植え替え・植え付け
時期・頻度
植え付けは春(3月〜6月)か秋(10月〜11月)にします。鉢植えも同様の時期に植え替えをします。鉢は2年に一回植え替えをしましょう。用土
土質は選びません。あんまり水もちが良いと根腐れすることがありますが、一般的な花と野菜の培養土で問題ないです。自作する場合は赤玉土7腐葉土3に化成肥料を混ぜたものを使います。鉢の植え付け・植え替え手順
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。植え替えの場合は、古い鉢から株を取り出して、土を少し落として新しい土を足して植え替えます。新しい鉢は同じ大きさでもいいですし、1号か2号だけ大きな鉢でもいいです。
庭植えの手順は?
深さ40cm〜50cmの穴を掘り、大きな石があったら取り除いておきます。掘り出した土に腐葉土か堆肥を、庭土に対して2割ほど入れてよく混ぜて用土とします。穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。
管理場所
日当たりで栽培します。コツクバネウツギは岩場などに育つもので、日当たりの良い場所を好み、日当たりが悪いと花つきが悪くなります。
自生地が中部以西なので他の地域では庭植えは避けたほうがいいと思います。ただ、耐寒性ゾーンマップでは6〜10とされ、寒さにはかなり強いようです。
剪定・切り戻し
新しく出た枝の先に開花しますので、剪定するのは開花後〜落葉時期の間ならいつでも問題ありません。コツクバネウツギは樹高は1m〜2mとあまり大きくはならないのですが、あちこちに枝が乱れるので適宜、剪定して大きさを抑えておくといいです。病害虫
ほとんど見られない。スポンサーリンク