キリラ・ラセミフロラの育て方
TOP > キリラ科 最終更新【】キリラ・ラセミフロラ
科名 | キリラ科 |
属名 | キリラ属 |
学名 | Cyrilla racemiflora |
別名 | ナイアガラツリー |
耐寒 | マイナス20度 |
水やり | 水を好む |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 | ||||||||||||
剪定 |
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キリラ・ラセミフロラの特徴は?
キリラ・ラセミフロラは北米〜南米に自生するキリラ科キリラ属の低木か高木。暖地・中間地では常緑、寒冷地では落葉します。自生地である熱帯では10mになるが日本では3mに収まりやすい。初夏に開花し、甘い香りがある。別名にナイアガラツリーとあるのは、花が枝垂れて開花する様子を指しています。秋には結実し、赤く紅葉もする。
暖かい地域に自生する植物ですが、なぜか寒さには結構強く、マイナス20度前後まで耐えます。水を欲しがるので、水やりは必要ですが、それを除けば、日当たり〜半日陰で育てられ、大きさもそこそこに抑えられ、暑さ・寒さに強く、枝垂れるほどに開花する…となかなか使い勝手の良い庭木になります。
水やり
自然に降る雨でほぼ十分ですが、乾燥する時期は水をやってください。水やりをした方が生育が早くなるので、樹高が低いうちは積極的に水やりをした方がいいです。肥料
肥料は不要。生育が悪いようなら様子を見て、春か秋に化成肥料を規定量施肥します。植え替え・植え付け
時期・頻度
12月〜3月くらいの休眠時期に植え付けをします。鉢植えでも育ちますが、一般的には庭植え。鉢植えは2年に一回、植え付けと同時期に植え替えをします。用土
一般的な花と野菜の培養土で植え付けます。自作する場合は赤玉土7腐葉土3に化成肥料を混ぜたものを使います。庭植えなら、庭土に腐葉土や堆肥を入れて用土とします。鉢植えの植え付け・植え替えの手順は?
水を欲しがる植物なので8号〜10号鉢に1苗を植えます。鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
植え替えの時は古い土を少し落として、一回り大きな鉢に植え替えます。
庭植えの手順は?
深さ50cmの穴を掘り、大きな石があったら取り除いておきます。掘り出した土に腐葉土か堆肥を、庭土に対して3割か4割を入れ、よく混ぜて用土とします。穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。株が麻布に巻かれている場合は、そのまま植えます。根鉢にビニールや針金が巻かれている場合は取り除いてから植えてください。
管理場所
日当たり〜半日陰で育ちます。冬の寒さにも強いです。
剪定・切り戻し
剪定はしなくてもいいですが、2m〜3m以上になって手に余る大きさになるようなら、剪定して大きさを抑えておきましょう。剪定時期は開花後。ノコギリで太い枝を切ったら、切り口に癒合剤を塗っておきましょう。
病害虫
ほとんど見られない。スポンサーリンク