ツルビランジの育て方
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科名 | ナデシコ科 |
属名 | シレネ属 |
学名 | Silene keiskei f. procumbens |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
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ツルビランジの特徴は?
ツルビランジは日本の関東〜長野県の高山の岩場に自生するナデシコ科シレネ属の多年草。近い種にオオビランジがあります。ツルが這って伸びて垂れ下がって伸びて行く。花びらは5枚で、先が二股に分かれている。夏〜秋に花が開花します。寒さに強いので、防寒は不要です。草丈10cm〜30cm
花言葉
忠実、戦い、悲哀を慰める水やり
ツルビランジは見た目より乾燥に強く、過湿に少し弱いですので、乾燥気味を心がけましょう。土が乾いたら鉢底から出てくるくらいまでしっかりとたっぷりと水をやります。受け皿に水がたまっていたら水は捨てましょう。冬は活動が鈍いですが、様子を見て、ときどき水をやってください。水やりは朝やります。夕方にやると明け方に水が凍って調子を崩すことがあります。水やりを忘れて、断水すると枯れてしまいます。
肥料
春(4月〜5月)に化成肥料を一回やり、6月〜7月、10月に様子を見つつ液体肥料を2週間に一回、液体肥料をやるといいです。真夏の暑さに少し弱いので、8月には肥料が残らないように早めに肥料をストップしましょう。植え替え・植え付け
時期・頻度
ツルビランジの鉢植えの場合は根詰まりしやすいので、ほぼ毎年植え替えをします。植え替えの際の株分でも増えますし、挿木でも増えます。種まきからも増えます。
用土
水はけの良い土じゃないと根腐れしやすいので、山野草の土で植えましょう。鉢の植え付け・植え替えの手順は?
水捌けをよくするために素焼きの鉢がいいです。最初は6号鉢に1苗を植えましょう。垂れ下がるとかっこいいので、高さのある…深い鉢に植えるといいです。鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
植え替えの場合は、古い土を三分の一ほど落として、新しい土を足して、同じ大きさの鉢か、現在より1号か2号だけ大きな鉢に植え替えます。このときに株分もできます。適当に分けて別々に植えればいいです。
庭植えの手順は?
深さ20cmの穴を掘り、掘り出した土に腐葉土か堆肥を2割ほど混ぜます。水はけが悪いなら川砂を別途入れて水はけをよくします。さらに、化成肥料を少量入れて、よく混ぜて用土とします。穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。複数株を植える場合は株同士は30cmほど空けて植えてください。這って広がるのでもっと空けてもいいです。
管理場所
日当たりのよいところか、半日陰で管理します。ただし、真夏は高温多湿で弱るので、夏は風通しの良い半日陰に移動するか、寒冷紗やヨシズで遮光しましょう。もしくは一年中木陰で管理します。寒さには強いので冬は防寒しなくてもいいです。
病害虫
アブラムシやコガネムシの幼虫などが発生します。前もってオルトランを土に混ぜておくといいです。スポンサーリンク