イヌザンショウの育て方
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科名 | ミカン科 |
属名 | サンショウ属 |
学名 | Zanthoxylum schinifolium |
別名 | 犬山椒 |
水やり | 水を好む |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 上級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 | ||||||||||||
剪定 |
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イヌザンショウの特徴は?
イヌザンショウはミカン科の落葉低木。日本の自生していて北海道から本州・四国。九州まで見られる。夏(7月〜8月)に開花し、秋(9月〜11月)に結実する。サンショウと同じでトゲがあり、トゲは互い違いに出る(無印サンショウは反対側に出る)。雌雄別株。
サンショウに比べると香りが鈍い、というかほとんどないので食用にはできなくもないが一般的ではないし、トゲのない朝倉山椒があるので、食用とするならそちらを栽培するのが一般的。秋には紅葉というか黄色くなるんですが、綺麗な感じはしない。
日本に自生する植物で、どこでも育つし、土質を選ばない。4mになるが剪定すれば抑えられる。葉っぱは小さめで、重々しくないのも嬉しい。トゲがデメリットだけども、それもトゲのないトゲナシイヌザンショウってのもありますので、植えるならトゲナシを植えるようにしましょう。
ところでミカン科なのでアゲハチョウが飛んできて卵を産み付け、食害します。これが大変な食欲で一気に葉っぱがなくなることがあります。また、開花時期にはハチ・チョウが飛んでくる蜜源植物でもあります。
樹高2m〜4m
水やり
鉢植えであれば、乾いていたら水をやります。庭植えの場合は植え付け後にたっぷりと水をやったら、あとは自然に降る雨だけでほぼ大丈夫ですが、乾燥時期は様子を見て水やりをしましょう。肥料
寒肥として2月に化成肥料か油粕をやります。植え替え・植え付け
時期
落葉時期に植え付けをします。用土
土質は選びません。鉢植えであれば一般的な培養土か赤玉土6腐葉土4を混ぜたものを使います。庭土であれば、現在の土に腐葉土か堆肥を少し足して植え付けましょう。鉢植えの植え付け・植え替えの手順は?
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。根詰まりするようなら、古い土を落として、新しい土で植え替えます。大体2年に一回くらいの頻度になります。
庭植えの手順は?
深さ50cm〜60cmの穴を掘り、大きな石があったら取り除いておきます。掘り出した土に腐葉土か堆肥を、庭土に対して3割か4割をよく混ぜて用土とします。穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。グラグラするなら支柱を立てて、くくりつけて動かないようにしておきます。
管理場所
日当たりを好みますが、半日陰でも問題なく育ちます。日当たりでもいいのですが、本来は林の中や、森の端っこや、河原の近くに育つものなので、環境によっては日当たりだと乾燥で傷むこともあるので、そういう場合は株元にワラや腐葉土でマルチングをして乾燥を防ぎます。
剪定・切り戻し
落葉時期に剪定します。病害虫
アゲハ蝶の幼虫が発生し、一気に食害します。幼虫を発見したら、取り除くか、薬剤を使って駆除しましょう。スポンサーリンク