マリーゴールド・リトルヒーローの育て方

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マリーゴールド・リトルヒーロー
マリーゴールド・リトルヒーロー
科名キク科
学名Tagetes
耐寒5度
水やり水控え目
場所外の日なた
難易度初心者向け
画像の投稿
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開花
植え
肥料
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リトルヒーローの特徴は?

リトルヒーローはキク科の一年草のマリーゴールドの園芸品種。枝分かれしてよく咲きます。イエロー、オレンジ、ファイヤーがあります。冬には枯れてしまうと考えてください。また、若干、夏の高温に弱いですが、水やりをしていれば枯れることはないです。

ホームセンターやお花屋さんによく苗が流通していますので、これを庭植え・プランター植えします。種子の販売もしていますが、一家庭では普通はしません。マリーゴールドのリトルヒーローはぽんぽんと大きな花がかわいいだけでなく、センチュウ避けに植えることもあります(コンパニオンプランツとして)。ただしコンパニオンプランツとして効くセンチュウの種類は根こぶセンチュウだけです。

花がしぼんできたらマメに摘んで下さい。花が終わると株はそこに栄養をまわして種を作ろうとして次の花が咲きづらくなります。リトルヒーローの場合、花が大きいので、それだけじゃなく、傷んだ花が腐って病気の元になります。

水やり

庭植えの場合は、自然に降る雨だけでほぼ大丈夫ですが、夏の乾燥時期は流石に水が切れてしまうので、様子を見て水やりをしてください。

プランターや鉢植えの場合は土が乾いていたら水をあげてください。底から水が出てくるくらいにやってください。どちらかというと乾燥に強く、多湿に弱いです。土が濡れている間は水はやらないようにしましょう。

受け皿に水が溜まっているようならば水を捨ててください。水が腐って病気の元になることもあります。
寒さに当たって枯れる一年草なので、冬の水やりはありません。

肥料

花がよく咲きますので、花が咲く期間に肥料をしっかりと与えていないと、エネルギー切れで花が咲かなくなります。

真夏以外は一週間に1回液肥を与えてください。真夏は高温多湿のあまりに生育が衰えて花も休みますので肥料をやらないでください。弱っているときに肥料をやると枯れることがあります。
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植え付け

時期

春になり霜が降りなくなったら、苗を植えるか、種まきして苗を作って植え付けます。

種まき・育苗

発芽温度は20度、4月に種まきして育苗をします。種まきする前に一晩、水につけておくと発芽しやすくなり、発芽が揃います。

ビニールポットに栽培用土か種まき用土を入れ、種をまき、土をかぶせないか、軽くかぶせます。土を分厚くかぶせると発芽しません。土を掌で軽く圧をかけて、土と種を密着させると発芽しやすくなります。あとは乾燥しないように水をやり、明るい日陰で管理していると1週間ほどで発芽します。発芽して本葉が3枚〜4枚になったら、庭や鉢に植え付けてください。

用土

鉢植えであれば、市販されている花と野菜の土(培養土)で植え付けをします。植えるときは必ず新しい土で植えるか、土のリサイクル剤で使える状態にしてから植えましょう。

古い土には前の植物の際についた病害虫がいたり、有機物(=腐葉土や堆肥)が不足していたり、肥料成分が偏っているため、生育不良を起こしやすいです。

庭植えの場合は庭土に腐葉土か堆肥を追加して、用土とします。

庭植え(地植え)の手順は?

植え付けの2週間ほど前に深さ20cmほど掘り返し、土に苦度石灰を混ぜ込みます。植え付け1週間前に腐葉土や堆肥なのど有機物を元の土に3割〜4割ほど混ぜ込んで、化成肥料を1平方mあたり150gほど入れて耕します。そこに株間は20cmで苗を植え付けます。隙間に土を入れて、最後にしっかりと水をやります。

鉢植えの手順は?

5号〜6号に1苗を植えます。もしくは65センチのプランターなら3苗ほど植えます。

プランターや鉢の底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cmか3cmほど入れます。その上に用土を入れ、苗を入れ、隙間に用土を入れます。鉢を揺らすと隙間が新たにできるので、その隙間も用土を入れて、隙間ができなくなったら、水をやります。水が鉢底から出てきたら完成です。

管理場所・日当たり

日当たりを好みます。半日陰では開花が鈍くなるので日当たりが悪いと花つきが悪くなります。

花ガラ摘み

花が終わるとここに栄養を回して種子を作ろうとします。確認したわけでは無いのですが、リトルヒーローのような園芸品種は大抵種子が出来ないように処理してあるので、そのままにしておいても種子は出来づらいですが、たとえ種子が出来たとしても日本の夏の高温多湿にやられて花がそのまま腐り、病気が発生してしまうことがありますので、花が終わったらただちに摘んでしまいます。

病気・害虫

ナメクジ
梅雨前後にナメクジが発生し、葉っぱを食べる。発生したら誘引剤で駆除します。葉っぱが虹色にヌラヌラしていたら、歩いた後です。
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アブラムシ
汁を吸う虫で、新芽にたかって生育不良を起こさせます。発見次第、駆除する。数が多いならば薬剤で駆除します。発生しにくいですが、環境がリトルヒーローに合っていないと発生しがち。

ウドンコ病
乾燥した環境を好む病なので、乾燥気味に管理するリトルヒーローには発生しやすい。ウドンコ病は土中に眠るカビ菌が原因で、泥はねを防ぐことである程度は防げるし、株が健康なら多少、発症しても病気の箇所を取り除いてやれば、薬剤を使わなくても徐々に復活する。
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ハスモンヨトウ
ヨトウムシが葉っぱを食べることがあります。葉っぱを食べられているのに、虫が見られないなら、夜中に食害するヨトウムシです。
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