ルドベキア・タカオ(ブラックアイドスーザン・オオミツバハンゴンソウ)

科名 | キク科 |
属名 | ルドベキア属 |
学名 | Rudbeckia triloba ‘Takao’ |
別名 | ブラックアイドスーザン・オオミツバハンゴンソウ |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え |
目次
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ルドベキア・タカオとは?


種を撒くのは3月前後ですが、苗で出回るのは5月以降くらい。その頃に苗を植えて、開花して秋に種子ができて、その種子がこぼれて翌年も開花します。軒下に植えたり、霜よけをすれば植えた株が越冬することもありますが、こぼれダネと親株が混在しつつ、継続して開花していきます。
水やり

冬は地上部が枯死してしまいますが、地下では根が生きています。鉢植えの場合、地上部がないから水をやり忘れがちですが、水をやらないと枯れてしまいますので、土が乾いてから数日経って水をやる程度に抑えますが、水は必ずやってください。
肥料
肥料はほとんど不要ですが、鉢植えの場合は何年か経つと最初の土に配合されていた肥料が切れてくるので、緩効性固形肥料をやってください。庭植えの場合は追肥は不要です。植え付け・植えかえ・種蒔き
時期
3月か9月〜10月に種まきをするか、4月〜5月に苗を植えます。種まき
発芽温度が20度〜25度で、自然環境で発芽するのは5月になり、5月に発芽すると開花に間に合わないことがある。3月に加温して発芽させるか、5月に苗を植える。一般的には5月に苗を植えます。もしくは9月〜10月に種まきをします。ポットに培養土を入れて、種子をまいて土をかぶせずに水をやって乾燥しないように管理していると、発芽します。鉢や庭に植えるのは春(4月〜5月)に行うか、秋に植える場合は暖地であれば秋に植え付けていいですが、中間地では霜除けをしましょう。
用土
用土は市販されている花と野菜の土か、赤玉土6腐葉土4を混ぜたものを使います。庭植えの手順
庭植えに植えると、こぼれダネでも増える上に、宿根草で旺盛に繁茂するので、他の植物を邪魔するかもしれませんので植える前によく考えてください。深さ20cmを掘り返して、元の土に対して2割ほど腐葉土か堆肥を混ぜ、化成肥料を少量を入れて、よく耕して用土とします。水はけが悪いなら、川砂・軽石などを入れて水はけをよくします。株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。株同士は30cmほど空けます。
鉢植えの植え付け・植え替え手順
6号〜7号に1苗を植えます。鉢の底の穴をネットで塞いで、ネットの上に鉢底石(軽石)を2cmほど入れて、その上に用土を入れ、株を入れ、隙間に用土を入れて、鉢の底から水が出るくらいに水をやります。植え替えの場合は、古い土を3分の1落として、植え替えをします。株分けも可能です。株分けはスコップで適当にザクザクと切って、別々の鉢に植えましょう。
管理場所・日当たり
日当たりを好みます。日当たりのよい場所で管理して下さい。夏の猛暑・直射日光にも負けませんので、気にせず日当たりに。真夏にあまりに暑いとさすがに水が不足してカリカリになりますので、水やりに気をつけてください。耐暑性もありますし、耐寒温度はマイナス10度と寒さにも強い。連続で霜にあたると地上部が枯れ込みますが、地上部が枯れていても根が枯れていなければ春には芽吹きます。土が凍結しない方がいいですので、土が凍結する地域では腐葉土などで凍結防止のマルチングをします。その株が枯れていてもこぼれダネでまた開花しますので、現状の株は枯れてもいいと諦めて、マルチングなど防寒しなくてもいいです。暖地では地上部が枯れずに越冬可能です。
●一年草のルドベキアよりは夏の暑さに弱いです。
花を切る
花の丈が高くなります。そのままにしていると風で倒れてしまいますので、夏前に切り戻して切り花として家の中に飾るといいです。切り戻しをすることで、秋にもう一度、旺盛に開花してくれるかもしれません。病気・害虫
エカキムシハモグリバエというハエが葉に卵をうみつけ、孵化した幼虫が葉っぱの中を食べ進み、その跡が絵を描いているように見えるので「エカキムシ」と呼ばれる。枯死するほど発生することはあまりないが、悪化するようなら薬剤を散布して駆除しましょう。
特徴・由来・伝承
ルドベキア・タカオは英名はブラックアイドスーザン(黒目のスーザン)という名前で愛される花。ルドベキア・トリロバの一種。ルドベキア・タカオは他のルドベキアに比べると花が小さくて、咲き乱れるので、花の一個ずつは小さいですが、株全体では非常に目立つ華やかな植物。しかもこの日本の猛暑でも水さえやれば枯れることがないのも嬉しいです。切花としても使われますので、沢山咲いたら、切り花としても楽しむのもいいですね。
ルドベキアの育て方も参考にしてください。