ハナツルボラン(アレチヒナユリ)の特徴と育て方

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ハナツルボランの基礎データ

ハナツルボラン
科名
キジカクシ科
属名
ツルボラン属
学名
Asphodelus fistulosus
別名
荒地雛百合、花蔓穂蘭
耐寒
マイナス10度〜マイナス5度
水やり
水控え目
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
ハナツルボランの開花時期…種まき時期…植え付け・植え替え時期…月別スケジュールです。

ハナツルボランの特徴は?

ハナツルボラン:ハナツルボランの特徴は?
ハンツルボランのキジカクシ科(もしくはユリ科)ツルボラン属の宿根草多年草。地中海が原産地だが、現在はアメリカ・メキシコ・オーストラリア・ニュージーランドなどで帰化している。園芸用として日本に渡来したのですが、日本でも帰化している地域もあります。

多年草だが、1年〜2年くらいで枯れる短命な多年草です。地下茎を持ち、横に広がっていく。4月〜5月に白〜淡いピンクの花びらが6枚の花が開花します。朝に開花して夕方までにしぼんでしまう一日花
ハナツルボラン:補足情報
その後、黒い種子をつけます。
草丈40cm〜60cm

水やり

少し乾燥気味の管理を好みます。

日本に帰化しているくらいですから、庭植えの場合は自然に降る雨だけで十分です。鉢植えの場合は、土が乾いたら鉢底から水が出るくらいにしっかりとやってください。

肥料

肥料はなくていいので、追肥は不要です。

植え替え・植え付け

時期

植え付けは春の開花後か秋の涼しい時期に行います。

頑健な植物で、地下茎を切って植えれば生えてきます。また、種まきからも増やすことが可能です。地下茎は売ってないので、知人にもらうかしかないので、栽培は一般的じゃないです。

用土

水はけのよい土を好みますので、一般的な花と野菜の培養土に川砂やパーライトを入れて水はけをよくして植えます。自作する場合は赤玉土7腐葉土3に化成肥料を混ぜたものを使います。

鉢植えの手順は?

鉢の底に鉢底ネット(鉢底網)を敷き、それを覆うように鉢底石(軽石)を2cmから3cm程度入れます。次に、その上に用土を入れて株を植え付けます。株を植えた後は、根元の周囲に用土を追加し、隙間を埋めます。最後に、十分な量の水を与えて根が十分に潤うようにします。

庭植えの手順は?

深さ20cmの穴を掘り、大きな石があったら取り除いておきます。掘り出した土に腐葉土か堆肥を、庭土に対して3割か4割混ぜて土壌をフカフカにします。さらに化成肥料を説明書きの規定量入れて、よく混ぜて用土とします。1週間寝かせて、土を馴染ませると根が広がりやすくなります。

穴に半分ほど土を戻して、株を入れます。地下茎なら深さ3cm〜5cmくらいになるように植えます。隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。

種まき

種まきの場合は種を気温が15度以上の秋にまいて乾燥しないように管理すれば発芽して増えますが、発芽まで数ヶ月かかりますので、一般的には地下茎を切って植えます。

管理場所

日当たりを好みますので、日当たりの良いところで管理します。

病害虫

アブラムシ
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