ウラシマソウ(浦島草)の特徴と育て方…性転換する植物?

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ウラシマソウの基礎データ

ウラシマソウ
科名
サトイモ科
属名
テンナンショウ属
学名
Arisaema thunbergii subsp. urashima
別名
浦島草
水やり
水控え目
場所
外の半日蔭
難易度
中級者向け
ウラシマソウの開花時期…種まき時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。

ウラシマソウの特徴は?

ウラシマソウはサトイモ科テンナンショウ属の球根植物。花の形状から浦島太郎が釣り糸を垂らしている様子をイメージした命名です。春に黒い仏炎苞が開花して、夏頃から地上部は枯れていき、冬の間は地上部がなく、春になるとまた芽吹きます。

強い日光が苦手で半日陰での栽培に適しているのでシェードガーデンにもいいかも。ただ、茎と花が黒く、好みは分かれる植物です。

ウラシマソウは状況によって雌雄が変わる変な植物で、株が小さいうちは負担を減らすために雄株。生育して種をつけられるようになると雌花をつける。
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水やり

乾燥が苦手なので、年間を通して土が乾き切る前に水をやります。庭植えでも水をやり乾燥を防ぎましょう。

肥料

開花前後に一回、化成肥料を少量やるか、液体肥料を2週に一回やります。

植え替え・植え付け

時期・頻度

12月〜2月の休眠中に植え付けます。2年に一回植え替えをします。

用土

水はけのよい土で、頻繁に水をやって管理します。赤玉土5鹿沼土小粒5を混ぜたものを混ぜたものを使います。

鉢の植え付け

鉢はなんでもいいです。素焼きでもプラ鉢でもいいです。ただ少し深いものにしておきましょう。植え付ける前に球根を洗い、汚れを落としておきます。水やりが多いので、これが腐って病気の元になることがあります。

鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、球根を入れます。球根の頭が2cmの深さになるように配置します。隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。

増やし方

球根の周囲に子株ができます。この子株を外して、同様に植え付けて新株を増やすことができます。

種子からも増やすことができます。秋になると赤い実をつけます。実を外し、果肉を取り除き、乾燥に弱いので、そのまま培養土にまきます。発芽まで2年、開花まで5年かかるため、一般的にはしません。

管理場所

乾燥と直射日光が苦手で、葉焼けを起こしやすいので年間を通して、木陰で管理します。もしくは寒冷紗などで遮光します。

冬の寒さには強いのですが、土が凍結すると枯れるので、庭植えであればマルチングをして凍結を防ぎ、鉢植えであれば凍結しない場所に移動させます。

病害虫

センチュウ、カイガラムシアブラムシナメクジ、イモムシ、軟腐病、白絹病など

最後に…

シェードガーデンに適したものを探している場合はシェードガーデンを参考にしてください。
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