ウラシマソウ(浦島草)の特徴と育て方…性転換する植物?
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サトイモ科
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最終更新
2023-05-01
画像投稿
ウラシマソウの基礎データ
科名
サトイモ科
属名
テンナンショウ属
学名
Arisaema thunbergii subsp. urashima
別名
浦島草
水やり
水控え目
場所
外の半日蔭
難易度
中級者向け
ウラシマソウの特徴は?
ウラシマソウは
サトイモ科
テンナンショウ属の
球根植物
。花の形状から浦島太郎が釣り糸を垂らしている様子をイメージした命名です。春に黒い仏炎苞が開花して、夏頃から地上部は枯れていき、冬の間は地上部がなく、春になるとまた芽吹きます。
強い日光が苦手で
半日陰
での栽培に適しているので
シェードガーデン
にもいいかも。ただ、茎と花が黒く、好みは分かれる植物です。
ウラシマソウは状況によって雌雄が変わる変な植物で、株が小さいうちは負担を減らすために雄株。生育して種をつけられるようになると雌花をつける。
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水やり
乾燥が苦手なので、年間を通して土が乾き切る前に水をやります。庭植えでも水をやり乾燥を防ぎましょう。
肥料
開花前後に一回、化成
肥料
を少量やるか、液体肥料を2週に一回やります。
植え替え・植え付け
時期・頻度
12月〜2月の休眠中に植え付けます。2年に一回植え替えをします。
用土
水はけ
のよい土で、頻繁に水をやって管理します。
赤玉土
5
鹿沼土
小粒5を混ぜたものを混ぜたものを使います。
鉢の植え付け
鉢はなんでもいいです。素焼きでもプラ鉢でもいいです。ただ少し深いものにしておきましょう。植え付ける前に球根を洗い、汚れを落としておきます。
水やり
が多いので、これが腐って
病気
の元になることがあります。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石
)を2cm〜3cm入れて、その上に
用土
を入れて、球根を入れます。球根の頭が2cmの深さになるように配置します。隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
増やし方
球根の周囲に子株ができます。この子株を外して、同様に植え付けて新株を増やすことができます。
種子
からも増やすことができます。秋になると赤い実をつけます。実を外し、果肉を取り除き、乾燥に弱いので、そのまま
培養土
にまきます。発芽まで2年、開花まで5年かかるため、一般的にはしません。
管理場所
乾燥と直射日光が苦手で、
葉焼け
を起こしやすいので年間を通して、木陰で管理します。もしくは寒冷紗などで遮光します。
冬の寒さには強いのですが、土が凍結すると枯れるので、庭植えであれば
マルチング
をして凍結を防ぎ、鉢植えであれば凍結しない場所に移動させます。
病害虫
センチュウ、
カイガラムシ
、
アブラムシ
、
ナメクジ
、イモムシ、軟腐病、
白絹病
など
最後に…
シェードガーデンに適したものを探している場合は
シェードガーデン
を参考にしてください。
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