神仙玉(シンセンギョク)の特徴と育て方

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フェロカクタス・神仙玉の基礎データ

フェロカクタス・神仙玉
科名
サボテン科
属名
フェロカクタス属
学名
Ferocactus gracilis v. coloratus
水やり
たまにやる程度
場所
日の当たる室内
難易度
中級者向け
フェロカクタス・神仙玉の開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。

神仙玉(シンセンギョク)の特徴は?

フェロカクタス・神仙玉:神仙玉(シンセンギョク)の特徴は?
神仙玉(シンセンギョク)はメキシコ〜カリフォルニアに自生するサボテン科フェロカクタス属の多肉植物。玉サボテンという球形に育つタイプですが、縦長になります。トゲが曲がって伸びて、健康的に育つと…管理が良いとこのトゲが赤くなる。

画像は広島市植物園で撮影したのですが、サボテンは昼に高温で夜になると涼しい地域の植物で、夜中に二酸化炭素を吸い、昼に光合成するという活動をしているのですね。それが日本の真夏は夜中も蒸し暑いために、活動がうまくいかないのですが、特に植物園のサボテン園というか温室なため、夜中でも室温が下がりづらく、トゲがあまり赤くなっていません。茶色ですよね。

ネットで販売されている神仙玉は種から大量に栽培して、中でも色のよいものを選抜しているため、特に赤い。あれを見て、実生栽培すると、思い通りにならず、なかなか難しい。

育て方は他のサボテン類と同じで、春秋に生育し、夏は暑さでと冬は寒さでは休眠する。日光を好み、しっかりと日光を当てることでトゲは赤くなります。水やりは控え、寝腐れしないようにしましょう。
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水やり

春と秋には、土が乾いた状態になって数日経ってから、しっかりと水を与えてください。サボテンは水がなくてもいい!と思いがちですが生育する時期は水を欲しがり、不足するとカラカラになって枯れることもあります。水は、鉢底から流れ出るくらい与え、受け皿に溜まった水は根腐れの元になるので捨ててください。

夏には、夜に二酸化炭素を吸収します。しかし、日本の真夏は夜間でも高温の環境になるため、サボテンは弱ってしまいます。気温が30度になった頃には、水やりを控え、休眠させた方が夏越ししやすくなります。ただし、全く水を与えないとサボテンがカリカリになって枯れてしまうため、土が乾いたら数日経って涼しい夜に、表面が濡れる程度に水を与えます。

冬には、気温が15度以下になったら、水やりを控え、10度で水やりを止めましょう。家の断熱材の影響で、真冬でも室内が10度以上、15度以上の場合があります。その場合は、サボテンが活動しているため、適切な水やりを行います。

肥料

追肥は必要ありませんが、春と秋に薄い液体肥料を何回かやると調子がよくなります。
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植え替え・植え付け

時期・頻度

植え替えは、4月から、遅くても梅雨の前までに行います。植え替えは、根詰まりや土壌の劣化を防ぐために、2年から3年に1回行います。根詰まりするとトゲの生育や色艶が悪化します。

用土

多肉植物・サボテンの土で植え替えます。
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植え替えの手順は?

まず、植え替えの1週間〜10日ほど断水してカラカラにしておきます。 植え替えのストレスで生育が止まっているときに土が濡れていると根腐れすることがあります。

鉢から引っ張り出してから、同じ大きさの鉢か1号か2号大きな新しい鉢に新しい土に植え替えます。刺があるので刺が通らない革手袋をして、新聞紙で包んで作業するといいです。取り出したら、古い土を適当に落とし、腐って色が変わっている根を切ってしまいます。
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鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、水をやらずに1週間〜10日ほど日陰で管理して養生させます。その後に日当たりに移動させ、水やりを再開して通常の管理に戻します。

管理場所

春と秋は戸外の日当たりか半日陰、室内の日当たりで管理します。 できるだけ日当たりでしっかりと日光に当てましょう。薄い液体肥料をやるとよく生育し、トゲの色艶もよくなります。

夏は高温で調子を崩して葉焼けを起こすことがあるので、風通しの良い半日陰(木陰)か、寒冷紗などで遮光して管理します。

5度以下になると枯れるので、冬は室内の日当たりで管理します。冷暖房の風は乾燥しているので、暖房の風が直接当たらないようにします。また、窓の近くは寒波が来ると氷点下になるので、寒波が来る夜は窓から離しましょう。

病気害虫

ハダニ・ネジラミ・カイガラムシ・コナムシなどが発生します。
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