ホルトソウの育て方
TOP > トウダイグサ科 最終更新【】ホルトソウ
科名 | トウダイグサ科 |
属名 | トウダイグサ属 |
学名 | Euphorbia lathyris |
別名 | 続随子 |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 上級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
種蒔 |
スポンサーリンク
ホルトソウの特徴は?
ホルトソウはヨーロッパ・アフリカ・アジアに自生するトウダイグサ科の一年草(二年草)。草丈が60cm前後、長いものは1m近くになる。緑色の花が咲き、種子をつける。日本には室町時代に渡来した薬草。ホルトとはポルトガルが転訛したと言われる。全体に毒があり、種子は下剤、利尿などの効果があります。葉や茎を傷つけると、白い乳液が出てきて、これが皮膚に触れるとカブれる人もいるので作業をする場合は、手袋をした方がいいです。開花後に丸い実ができ、種子からオリーブ油のような油が取れるので、栽培されていましたが、現在は事実上のただの雑草。モグラ避けに効果があるという話もありますが、多分ない。「ヒガンバナはモグラ避け」と同じ都市伝説かなと思う。こぼれダネでよく広がって、意図しないところから生えてきます。育てる人はいないと思いますが、簡単に栽培方法はまとめておきます。
水やり
鉢植えなら土が乾いたら水をやる。庭に生えた場合は自然に降る雨だけで十分。肥料
植え付け時に元肥を入れておけば、追肥は不要。植え替え・植え付け
時期
10月〜11月に種まきをして、春に開花を目指します。ただ、種子を販売するネットショップはあるんですが、ずっと「売り切れ」で、事実上、流通していないです。どうしても栽培するなら、どこかで生えているものから、種子を取ってくる必要があります。そこまでして栽培する価値があるかどうかはよくわからないです。用土
一般的な花と野菜の培養土で植え付けます。自作する場合は赤玉土7腐葉土3に化成肥料を混ぜたものを使います。種まき育苗
ビニールポットに栽培用土か種まき用土を入れ、種をまき、土を軽くかぶせます。分厚く被せると日光が遮られて発芽しなくなるので、うっすら(具体的には2mm〜5mm)です。土を掌で軽く圧をかけて、土と種を密着させると発芽しやすくなります。あとは乾燥しないように水をやり、明るい日陰で管理していると発芽します。発芽して本葉が3枚〜4枚になったら、庭や鉢に植え付けてください。鉢の植え付け手順
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。一年草なので植え替えることはないです。
管理場所
日当たりでもいいですが、半日陰でもいいです。耐寒温度はマイナス5度とそこそこ寒さに強い。寒冷地では戸外での越冬はできないが、中間地〜暖地では問題なく越冬する。病害虫
ほとんどない。スポンサーリンク