バーベナ・リギダの育て方…増えすぎるかも
TOP
>
クマツヅラ科
>
バーベナ
…
最終更新
2024-03-22
画像投稿
バーベナ・リギダの基礎データ
科名
クマツヅラ科
属名
バーベナ属
学名
Verbena rigida
水やり
水控え目
場所
外の半日蔭
難易度
中級者向け
バーベナ・リギダの特徴は?
バーベナ・リギダは、南アメリカ原産の
多年草
で、日当たりの良い場所に自生しています。6月から10月にかけて美しい花を咲かせ、観賞用として世界中で栽培されています。日本にも明治時代に導入され、野生化している場所もあります。
この植物は耐暑性に優れ、寒さや病
害虫
にも強いため、育てやすいとされています。地下茎で増える他、
こぼれ種
でも生えてきます。また、放任していてもよく花を咲かせるため、手間いらずで楽しめます。
ただ、管理しきれず増えすぎるかもしれない。
バーベナ・リギダは、
一年草
タイプの
バーベナ
ほどの派手さはありませんが、花期が長く丈夫で育てやすいため、宿根性のバーベナとして人気があります。分布域はブラジル中部からアルゼンチン北部にかけてで、草原や森林、荒れ地、畑などに自生しています。世界中の熱帯や温帯地域で帰化植物としても定着しています。
バーベナリギダの購入はこちら
Amazon
楽天市場
宿根バーベナとは?
バーベナ・リギダは、宿根性のバーベナであり、一般的には「宿根バーベナ」と呼ばれています。ただし、この呼び方は明確ではなく、具体的にどの種を指すのか確認する必要があります。
一般的には、クマヅツラ科ビジョザクラ属のグランダラリア・テネラ種が宿根バーベナとして流通していますが、バーベナ・リギダやその他の原種系のバーベナも宿根性のため宿根バーベナとして流通していることがあります。
バーベナ・リギダは、丈夫で耐暑性があり、宿根性があるため、よく栽培されています。苗だけでなく、タネも販売されているため、タネから育てることもできます。宿根性のバーベナの中では、
三尺バーベナ
がよく栽培されていますが、バーベナ・リギダも栽培しやすく、長い花期を持つので人気があります。
水やり
バーベナ・リギダはやや乾燥気味の環境を好みます。庭植えの場合は、ほぼ雨水だけで育てることができます。一方、鉢植えの場合は、
用土
が乾いたらたっぷりと水を与えてください。冬季は乾燥した環境を好みますが、完全に乾燥させないよう、時々
水やり
をしてください。
肥料
バーベナ・リギダは、
肥料
をあまり必要としないため、やせ地でも育ちます。
庭植えの場合は、元肥を施しておくだけで、追肥は必要ありません。
鉢植えの場合は、土の量が庭植えに比べると少なく、水やりで成分が流れていくため、追肥はあった方がいいです。生育期間中(春〜秋)に少量の緩効性化成肥料を与えると良いでしょう。
化成肥料の購入はこちら
Amazon
楽天市場
植え替え・植え付け
時期・頻度
この植物の適期は、4月から5月の春です。
鉢植えの場合、
根詰まり
を起こしている場合は、植え替えが必要です。株分けを行うか、一回り大きな鉢に植え替えることができます。鉢や
プランター
に植えた場合は、2年に1回のペースで植え替えを行ってください。
庭植えの場合でも、増えすぎた場合は、同様に株分けを行って植え替えをすることができます。この植物は地下茎で増えるため、切り分けて植え付けることができます。
種まき・育苗
適期は春の3月下旬~4月です。
ビニールポットに栽培用土か種まき用土を入れ、種まきをし、種は薄く覆土します。分厚く被せると発芽しないので気をつけてください。
発芽まで数週間かかることもありますが、乾かさないように管理し、発芽後、本葉が2~3枚程度になったらポットに移植します。
本葉が5~6枚になって、ポットに根が回ったら、花壇やプランターなどに定植してください。
用土
水はけ
の良い、店舗で販売されている
培養土
で植え付けます。あんまり安い培養土ではなくて、ブランドのはっきりしたものを使った方がいいですよ。
自作する場合は
赤玉土
7
腐葉土
3に化成肥料を混ぜたものを使います。
鉢の植え付け手順
植木鉢の底の排水穴を鉢底ネットで覆い、その上に2〜3センチの厚さで鉢底石を敷きます。次に、用土を鉢に入れ、株を植えます。株を植えた後は、周囲の隙間に用土を追加します。最後に、水をしっかりと…鉢の排水穴から水が出るまで与えます。
庭植え・地植えの手順は?
庭植えの場合は、深さ30cmの穴を掘り、大きな石があったら取り除いておきます。掘り出した土に腐葉土か
堆肥
を、庭土に対して3割か4割混ぜて、化成肥料を説明書きの規定量入れて、よく混ぜて用土とします。できれば1週間寝かせて、土を馴染ませると根が広がりやすくなります。
穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。株間は25㎝程度です。
管理場所
バーベナ・リギダは、水はけの良い場所で日当たりが良いところを好みます。日光が必要で、日陰では成長や花つきが悪くなるため、よく日が当たる場所で育てるようにしましょう。
耐寒性があり、マイナス10度からマイナス15度程度まで耐えられます。霜よけは必要ありませんが、根が凍ると枯れる可能性があるので注意が必要です。
寒冷地で根まで凍るような場合は、室内で越冬させることもできますが、一年草として扱うと簡単です。花後にできる種を採取し、翌年春に蒔くことができます。
剪定・切り戻し
花が終わったら、その花序を切り取りましょう。摘むことで次の花が咲きやすくなります。
株が乱れたり伸び過ぎたりした場合には、必要に応じて
剪定
を行いましょう。花が終わった後に剪定(
摘芯
)や
切り戻し
をすると、形を整えることができ、脇芽が出て、ボリュームも出て花付きが良くなります。
病害虫
なし。バーベナでよく見る、
ウドンコ病
も発生しにくいです。
スポンサーリンク
記事が気に入ったら拡散をお願いします。
Facebook
Twitter
はてブ
LINE
関連記事
バーベナ(美女桜)の育て方…春から秋まで開花!冬越しは?
クマツヅラ科
タピアンの育て方…植え付けの時期は?冬越しもできるんですが…
クマツヅラ科
スーパーベナの育て方…越冬も可能!地植えで広げて楽しもう
クマツヅラ科
バーベナ・花手毬の育て方…バーベナとの違いは?
クマツヅラ科
バーベナ・ハスタータ(ブルーバーベイン)の育て方
クマツヅラ科
バーベナ・ロングラン
クマツヅラ科
バーベナ・キャンディーケーン
クマツヅラ科
バーベナ・リギダのカテゴリ・タグ
庭植え
、
鉢植え
、
花
、
多年草
、
育てやすい
、
こぼれダネ
、
地下茎
クマツヅラ科
クラリンドウの育て方…花が終わったら剪定をしましょう
クマツヅラ科
デュランタの育て方…大きくしたくないなら剪定をしましょう
クマツヅラ科
関連する花BBSの投稿
スポンサーリンク