這性ビンカ・メディトレニアンの育て方
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科名 | キョウチクトウ科 |
属名 | ニチニチソウ属 |
学名 | Catharanthus periwinkle |
別名 | 這性ニチニチソウ |
耐寒 | 5度 |
水やり | 水を好む |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
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這性ビンカ・メディトレニアンの特徴は?
這性ビンカ・メディトレニアン(メディテレーニアン・メディタレニアン)はキョウチクトウ科カタランツス属の多年草のニチニチソウの園芸品種。這性(クリーピングタイプ)で、垂れ下がりやすく、ハンギングにしたり、庭植えにして横に広げることもできます。花が大きいのも特徴。寄せ植えにして鉢のフチから垂れ下がらせて、にぎやかにできます。這うタイプなので、ニチニチソウよりも蒸れにくいという特性があります。
水やり
庭植え
植え付けて、根付いてしまえば、後は自然に降る雨だけでほぼ大丈夫です。夏にあまりに乾燥する時期には水やりをしてください。鉢植え
土が乾いたら鉢底から水が出るくらいに、水をしっかりと水をやってください。5月〜9月の生育時期には、水をよく吸い上げて水切れしやすいので、注意します。肥料
開花する4月〜9月の間は液体肥料を週に一回やるか、化成肥料を1ヶ月に一回やります。開花が多く、よく繁茂するので肥料が切れると生育が悪くなって、開花が止まるので、必ず追肥してください。真夏にあまりに暑くて生育が止まるのあら、肥料はストップしてください。
植え付け・植えかえ・種蒔き
連作障害と直根性
ニチニチソウですから、連作障害があり、過去に2年ニチニチソウを植えていた場所に植えると生育不良を起こしますし、昨年と同じ土に植えると生育不良を起こします。また、直根性で根が傷つくと生育が悪くなり、枯れることもあります。植え付けをするときに、根を傷つけないようにして植えます。土は崩さず、植えた後に土をギュっと押さえたりしないようにします。
時期
植え付けは4月〜6月あたりにします。早く植えたほうがいいですが、霜に当たると枯れるので、霜が降りなくなってから植え付けましょう。連作障害を起こすので、鉢植えで越冬させても、翌年も栽培は厳しいので、一年草として管理します。用土
一般底な花と野菜の培養土で植え付けるといいです。自作する場合は赤玉土6腐葉土4に化成肥料を混ぜたものを使います。種まき・育苗
発芽温度は20度〜25度とかなり高温なので、5月以降に種まきします。ビニールポットに栽培用土を入れて、種をまいて、うっすらと土をかぶせて、乾燥しないように水やりをして明るい日陰で管理していると発芽します。発芽したら一本立ちにして、栽培して葉っぱが3枚くらいで植え付けます。直根性でポット内部に根が回り切ると植え付けても根付かないので、早めに植えましょう。
庭植え
ニチニチソウは連作障害を起こします。昨年ニチニチソウを植えた場所には植えないようにしましょう。深さ20cm〜30cmの穴を掘り、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割か4割混ぜて、化成肥料を規定量入れて、よく混ぜて用土とします。 穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。複数株を植える場合は株同士は40cm〜50cm空けて植えてください。
鉢植え
最初は7号〜8号鉢に1苗を植えます。鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。 苗の土は崩さず、土を圧迫しないように植えてください。
管理場所・日当たり
日当たりで管理して下さい。半日陰でも枯れませんが、開花が鈍くなるのでできるだけ日当たりで管理しましょう。病気・害虫
アブラムシ、ハダニ、うどん粉病が発生しますが、基本的に頑健で枯れることはないです。ただ、立ち枯れ病が発生することがあり、発生すると菌が管を塞いで水を吸わなくなり、枯れてしまいます。回復はできないので、発生したら株を廃棄しましょう。特徴・由来・伝承
ニチニチソウ=ビンカの這うタイプ。通常のニチニチソウをハンギングバスケットに植えると、コンモリとした容姿になりますが、這性ビンカの場合だと若干垂れ下がります。グリーンネックレスやヘンリーヅタなどのツタタイプのように垂れ下がるほどではありません。
背が低くまとまるので、花壇の手前に植えるとキレイになります。
ビンカという名前はニチニチソウの旧名から。
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