セントーレア・ギムノカルパ(ピンクダスティミラー)の育て方

TOP > キク科 > セントーレア最終更新画像投稿

セントーレア・ギムノカルパの基礎データ

セントーレア・ギムノカルパ
科名
キク科
属名
セントレア属
学名
Centaurea gymnocarpa
別名
ピンクダスティミラー、シルバーフェザー
耐寒
マイナス10度
水やり
乾かし気味に
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
セントーレア・ギムノカルパの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…剪定時期…月別スケジュールです。

セントーレア・ギムノカルパ(ピンクダスティミラー)の特徴は?

セントーレア・ギムノカルパはイタリアなどに自生するキク科セントレア属の常緑の耐寒性多年草宿根草)。シルバーフェザーやピンクダスティミラーやベルベットセントーレアの名前でよく流通しています。ダスティミラーとは別種で、花色がこちらがピンクで、草丈も大きめですが、雰囲気はよく似ています。

寒さには強く、夏の暑さにも強い方なので、ダスティミラーより栽培しやすいです。草丈が大きくなりますが、剪定すれば小さくまとめることも可能です。
草丈60cm〜1m
50cm
ピンクダスティミラーの商品画像
ピンクダスティミラーの購入はこちら
Amazon
楽天市場

植え替え・植え付け

時期・頻度

春か秋に植え付け・植え替えをします。鉢植えの場合は根詰まりを防ぐためにも2年に一回、植え替えをします。

用土

水はけのよい、弱酸性〜中性の土を好みます。

鉢植えの場合は市販の「花と野菜の土」に川砂かパーライトを混ぜて水はけをよくしたもので植えます。普通の培養土でも十分育ちますが、夏の多湿対策に川砂かパーライトを混ぜた方が夏越しの確率が上がります。

庭植えの場合は庭土に腐葉土堆肥を入れ、川砂かパーライトを混ぜて水はけをよくするといいです。

鉢植えの植え付け手順は?

鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。

植え付けるときに苗の土を崩さず植え付けてください。

植え替えのときはひと回り大きな鉢を用意して、古い鉢から株を取り出して、土を崩さずに新しい土を足して植え替えましょう。

庭植えの手順は?

庭土を深さ20cmほど掘り返し、苦土石灰を1平方mあたり100gほどまいて中和させます。中和には1週間〜10日かかるので、中和反応があらかた終わったら、その土に腐葉土か堆肥を元の土に対して2割ほど追加して、よく混ぜて用土とします。

また庭土が粘土質で水はけが悪いのであれば川砂・軽石・パーライトなどを混ぜて水はけをよくしておきます。

穴に半分用土を戻して、苗を株間20cm以上空けて配置し、隙間に用土を入れて、最後にしっかりと水をやってください。

管理場所

日当たりを好み、日当たりが悪いと徒長しやすいので、春・秋・冬はできるだけ日当たりで管理します。

夏越し・夏の管理は?

夏の高温多湿が少し苦手なので、夏前か梅雨前に株を半分の高さに刈り込んで、傷んだ葉っぱを取り除き、風通しをよくしておいてから、夏は風通しの良い半日陰に移動させます。

冬の管理は?

耐寒温度マイナス10度と冬の寒さには強いので、防寒はほぼ不要です。土が凍結しても霜にあたっても枯れません。

水やり

庭植えにした場合は、自然に降る雨だけでOK。乾燥に強い植物で、過湿が若干苦手なので、夏などの乾燥時期に、あまりに日照りが続いて乾燥していたら水やりをする程度です。冬も自然に降る雨だけでいいです。

鉢植えの場合は鉢の土が乾いたら、鉢底から水が出るくらいにしっかりとやりましょう。受け皿に溜まった水は捨て、土が乾くまで水をやらないようにします。

肥料

痩せ地でも育つ植物で、基本的には鉢植えでも庭植えも追肥は不要です。

肥料があるとよく生育しますが、肥料が多いと徒長してしまうので、葉色が悪かったり、生育が悪いときに春か秋の生育時期に、薄い液体肥料…通常の2倍に薄めた液体肥料をやる程度にします。
液体肥料の商品画像
液体肥料の購入はこちら
Amazon
楽天市場

病害虫

害虫
アブラムシスリップスなどが発生することがありますが、前もってオルトランを散布しておけば大丈夫です。

立ち枯れ病
土中の雑菌が繁殖して、その菌が入り込んで植物の管を塞いで、枯れてしまう病気。原因は、水のやりすぎ、水はけの悪い土に植えている、風通しが悪いなどで、これらの原因を見直すをことで予防できます。
スポンサーリンク
記事が気に入ったら拡散をお願いします。
はてブ LINE

セントーレア・ギムノカルパのカテゴリ・タグ

庭植え鉢植え多年草宿根草乾燥に強い

キク科

スポンサーリンク