セントーレア・ギムノカルパ(ピンクダスティミラー)の育て方
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最終更新
2024-03-03
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セントーレア・ギムノカルパの基礎データ
科名
キク科
属名
セントレア属
学名
Centaurea gymnocarpa
別名
ピンクダスティミラー、シルバーフェザー
耐寒
マイナス10度
水やり
乾かし気味に
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
セントーレア・ギムノカルパ(ピンクダスティミラー)の特徴は?
セントーレア・ギムノカルパはイタリアなどに自生する
キク科
セントレア
属の常緑の耐寒性
多年草
(
宿根草
)。シルバーフェザーやピンクダスティミラーやベルベット
セントーレア
の名前でよく流通しています。
ダスティミラー
とは別種で、花色がこちらがピンクで、草丈も大きめですが、雰囲気はよく似ています。
寒さには強く、夏の暑さにも強い方なので、ダスティミラーより栽培しやすいです。草丈が大きくなりますが、
剪定
すれば小さくまとめることも可能です。
草丈
60cm〜1m
幅
50cm
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植え替え・植え付け
時期・頻度
春か秋に植え付け・植え替えをします。鉢植えの場合は
根詰まり
を防ぐためにも2年に一回、植え替えをします。
用土
水はけ
のよい、
弱酸性
〜中性の土を好みます。
鉢植えの場合は市販の「花と野菜の土」に川砂か
パーライト
を混ぜて水はけをよくしたもので植えます。普通の
培養土
でも十分育ちますが、夏の多湿対策に川砂かパーライトを混ぜた方が
夏越し
の確率が上がります。
庭植えの場合は庭土に
腐葉土
か
堆肥
を入れ、川砂かパーライトを混ぜて水はけをよくするといいです。
鉢植えの植え付け手順は?
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石
)を2cm〜3cm入れて、その上に
用土
を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
植え付けるときに苗の土を崩さず植え付けてください。
植え替えのときはひと回り大きな鉢を用意して、古い鉢から株を取り出して、土を崩さずに新しい土を足して植え替えましょう。
庭植えの手順は?
庭土を深さ20cmほど掘り返し、
苦土石灰
を1平方mあたり100gほどまいて中和させます。中和には1週間〜10日かかるので、中和反応があらかた終わったら、その土に腐葉土か堆肥を元の土に対して2割ほど追加して、よく混ぜて用土とします。
また庭土が粘土質で水はけが悪いのであれば川砂・軽石・パーライトなどを混ぜて水はけをよくしておきます。
穴に半分用土を戻して、苗を株間20cm以上空けて配置し、隙間に用土を入れて、最後にしっかりと水をやってください。
管理場所
日当たりを好み、日当たりが悪いと徒長しやすいので、春・秋・冬はできるだけ日当たりで管理します。
夏越し・夏の管理は?
夏の高温多湿が少し苦手なので、夏前か梅雨前に株を半分の高さに刈り込んで、傷んだ葉っぱを取り除き、風通しをよくしておいてから、夏は風通しの良い
半日陰
に移動させます。
冬の管理は?
耐寒温度マイナス10度と冬の寒さには強いので、防寒はほぼ不要です。土が凍結しても霜にあたっても枯れません。
水やり
庭植えにした場合は、自然に降る雨だけでOK。乾燥に強い植物で、過湿が若干苦手なので、夏などの乾燥時期に、あまりに日照りが続いて乾燥していたら
水やり
をする程度です。冬も自然に降る雨だけでいいです。
鉢植えの場合は鉢の土が乾いたら、鉢底から水が出るくらいにしっかりとやりましょう。受け皿に溜まった水は捨て、土が乾くまで水をやらないようにします。
肥料
痩せ地でも育つ植物で、基本的には鉢植えでも庭植えも追肥は不要です。
肥料
があるとよく生育しますが、肥料が多いと徒長してしまうので、葉色が悪かったり、生育が悪いときに春か秋の生育時期に、薄い液体肥料…通常の2倍に薄めた液体肥料をやる程度にします。
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病害虫
害虫
アブラムシ
や
スリップス
などが発生することがありますが、前もって
オルトラン
を散布しておけば大丈夫です。
立ち枯れ病
土中の雑菌が繁殖して、その菌が入り込んで植物の管を塞いで、枯れてしまう
病気
。原因は、水のやりすぎ、水はけの悪い土に植えている、風通しが悪いなどで、これらの原因を見直すをことで予防できます。
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