アスプレニウム・コブラの育て方

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アスプレニウム・コブラの基礎データ
アスプレニウム・コブラ
科名チャセンシダ科
属名アスプレニウム属
学名Asplenium nidus "Cobra"
耐寒5度
水やり水を好む
場所室内
難易度中級者向け
画像投稿
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植え
肥料
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アスプレニウム・コブラの特徴は?

アスプレニウム・コブラはチャセンシダ科アスプレニウム属シマオオタニワタリ(Asplenium nidus)の園芸品種。葉っぱに強いウェーブがかかった小型のタニワタリ。直射日光には葉焼けするので、室内の明るいところが適した管理場所で、大きさが程よく、存在感があるのに目立ちすぎないので、室内インテリアに適した観葉植物です。切花としても綺麗でフラワーアレンジメントの材料としてもかっこいい。

シダ植物で、花は咲かず、葉裏に胞子をつけます。株元から新芽が伸びてきますが、湿度が低いと新芽が歪んでしまうので、霧吹きでしっかりと湿度を高めておきましょう。

昔は高価だったが安くなってきています。
草丈30cm〜45cm
アスプレニウム コブラ
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水やり

春〜秋は土が乾いたら、鉢底から水が滲み出るくらいにしっかりとやります。受け皿の水を捨ててください。

葉水をする

湿度の高い環境に自生する植物で、乾燥すると葉っぱが傷みます。年間を通して霧吹きで葉っぱに水をかけてあげましょう。また、葉っぱに水をかけることでハダニなどの害虫予防にもなります。ハダニは葉裏に潜んでいるので、葉っぱの裏にもかけるとよいです。

特に新芽は水を欲しがり、新芽に霧吹きで水をかけると、変形を防ぎ、健康的に生えて来ますので、株元の新芽に吹きかけてください。

冬の水やり

冬は成長が止まっていますし、寒さで水の蒸発も鈍いため、土中の水が残りやすいので水やりは控えめにします。土が乾いていたら、鉢底から水が出るくらいにしっかりと水やりをするようにします。

土への水やりは控えますが、葉水は冬も継続してください。

肥料

生育時期にあたる4月〜10月に、薄い液体肥料を2週に一回か、化成肥料を2ヶ月に一回少量やります。肥料はなくても枯れませんが、あると生育がよくなって、葉っぱがよくでて葉色もいいです。
液体肥料
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化成肥料
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植え替え・植え付け

時期

5月〜7月の湿度の高い時期に植え替えをします。2年に一回か3年に一回、植え替えをします。

用土

観葉植物の土で植え替えをします。室内管理をする植物は匂いがする腐葉土が入っていないか少ない、観葉植物の土で植えるといいです。自作する場合は、赤玉土6調整済みピートモス4を混ぜたものを使います。
観葉植物の土
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鉢植え

植え替えをするときは古い土を半分ほど落として、同じ大きさの鉢かひと回り大きな鉢に植え替えます。

鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。

植え替えの時に株分も可能で、中心部分の丸い黒いところを半分なり、三等分なりにしてそれぞれを植え付けます。

管理場所

アスプレニウム・コブラは本来、密生した森のジメジメした木の下に生育する植物で、耐陰性があり、直射日光には葉焼けするので、年間を通して、室内の明るいところで管理します。窓辺で管理して直射日光が当たる場合は、直射日光をレースのカーテンで遮光してください。春〜秋に戸外で管理するなら木漏れ日が当たる場所か明るい日陰で管理します。

越冬

冬は室内で管理し、できれば弱い日光に当てるか、明るい部屋で管理します。

寒さには弱い。霜に当たれば一発で枯れる。できれば最低温度10度以上の場所で管理したいですが、冬は水を控えることで寒さに多少強くなり5度まで耐えられる。5度というのは昼間に暖房をしている家ならば、暖房を切ったあと、明け方になっても下回らない温度なので十分可能。ただし、窓の近くは外気に近くて、明け方に氷点下になるので寒波が来る夜は室内の奥に移動させる。

冷暖房の風に注意

育てる際には、冷暖房の風が直接当たらないように気をつけてください。風が直接当たると乾燥して枯れますので、風が直撃しないように配置しましょう。冷暖房の風を避けてもその部屋は乾燥しているので、加湿器をかけた上でさらに霧吹きを使って葉っぱに水をかけて水分を補給しましょう。

病害虫

アブラムシ・ハダニ・カイガラムシなどを発生します。

剪定

特に剪定する必要はないですが、外側の葉っぱから枯れてくるので、枯れたら取り除いてください。放置していると腐って病気のもとになります。
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