種まき・育苗の手順のまとめ(メロン)

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メロンの種まき・育苗のまとめ

このページではメロンの種から、苗を作る手順についてまとめています。メロンの種はホームセンターなどでも販売していて、保存すれば発芽能力は失わないでそのまま数年、種まきに使えます。
ただ、3株〜4株で1家庭では十分な収穫量になりますし、接木苗が病害虫に強いので、種まき・育苗よりはホームセンターなどで苗を買うことが多いです。

種を一晩水につける

種を水に一晩つけておきます。水を吸収して発芽しやすくなります。
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種まき

種まき
ビニールポットに一般的な花と野菜の培養土を入れ、指で深さ1cmの穴を2つか3つ空けます。この穴に種を一粒づつ入れていき、土をかぶせます。土を少し手で圧迫すると、種と土が密着して発芽しやすくなります。

あとは乾燥しないように水をやって管理している2週間で発芽します。
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間引き

発芽して、本葉が生えてきたら、元気な株を残して、あとは間引いてしまいます。このとき指でつまんで引っこ抜くのでなくて、清潔なハサミで切って取り除きましょう。抜くと、隣のタネの根と絡んで、一緒に引っこ抜けるかもしれないからです。
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ハサミはガスバーナーで炙って消毒するか、園芸用消毒薬で消毒してから使いましょう。
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育苗

発芽したら、木漏れ日の当たる場所で管理し、乾燥しないように水をやります。本葉が3枚〜4枚になったら鉢や畑に植え付けます。1家庭で3株〜4株あれば十分な収穫になるので、葉色の良い元気の良い株を選んで、植え付け、残りは廃棄しましょう。植え付けについては
を参考にしてください。

メロンの苗は葉っぱが5枚以上になると、老化苗になり、植え付けても生育不良を起こしやすくなります。なので早めに植え付けるようにしましょう。

余った種は冷蔵庫で保存

種子は採取して乾燥させて和封筒に入れて冷蔵庫で貯蔵。冷蔵庫で保存していると数年発芽能力を保つ。
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種子の取りまき・食べまきは?

種子の取りまきってのは、メロンを栽培して出来た種子をまいて苗をつくること。食べまきは、スーパーなどで買ったメロンの種子をまいて苗をつくること。

で、よくあるのが「取りまき・食べまき」はうまくいくのか?ってこと。結論から言うと「やらないほうが良い」。

よく流通しているメロンはAとBをかけ合わせて両者の性質を持った品種Cを作って苗を売っているんだけど、このCとCをかけ合わせるとAとBの性質をツギハギに持ったメロンが出来る。ツギハギだから運良くCと全く同じ性質のメロンが出来ることもある。その割合は四分の一くらい。
それならやったろーじゃん!って人も中にはいるんだけど、冷静になって考えてほしい。5月から8月までメロン栽培して四分の三の確率で「ハズレ」ってことです。その労力がもったいないと思いませんか??
取りまきを繰り返しているとマクワウリになる?らしい。

ただし固定種という掛け合わせても同じ性質のメロンが出来るものもある。そういうのは何回取りまきしても同じメロンが出来る。

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