フジ(藤)の年間作業スケジュール
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フジ(藤)の年間作業スケジュール
このページではフジ(藤)栽培の年間作業スケジュールについてまとめています。植え替え・植え付けや環境やその他の栽培についてはを参考にしてください。
元肥(2月)
2月に寒肥(元肥)をやります。一年の基本となる肥料で、春以降の生育に使われます。フジはよく開花し、よく茂るのでしっかりとやります。緩効性肥料を株元にまいてやります。フジは空気中の窒素を取り込むので、窒素が多い肥料だと逆に開花が鈍くなるので、リン+カリが多いものを使うといいです。●肥料の例…油かす+骨粉
●肥料の例…一般的な緩効性化成肥料。
●骨粉やバットグアノはリンが多い肥料で、適しています。
●肥料はやらないでいいって人もいる。これは土の質によると思われる。
●肥料の例…一般的な緩効性化成肥料。
●骨粉やバットグアノはリンが多い肥料で、適しています。
●肥料はやらないでいいって人もいる。これは土の質によると思われる。
冬剪定(11月〜3月)
落葉している11月〜3月に行います。11月にはもう花芽が目視できるので、花芽が見えない枝や、少ない枝は切ってしまいます。短い枝に花芽がつくため、その短い枝は残す。長い枝で短い枝がほとんどないものは、根元から切る。長い枝で花芽がついているものは花芽が残るように剪定する。また、株元から勢いよく伸びてくるシュート(ヤゴ)は根元から切ってしまいます。
●ノダフジ系は花芽と葉芽の区別がつかないので、無理に切り詰めないようにする。
●太い枝の切り口には癒合材を。
●葉があると花が目立たないので、葉芽をある程度間引くように剪定することもある。
●花を咲かせすぎると弱って隔年開花(一年おきに開花)するので、花芽の数を調整するといいかも。
●太い枝の切り口には癒合材を。
●葉があると花が目立たないので、葉芽をある程度間引くように剪定することもある。
●花を咲かせすぎると弱って隔年開花(一年おきに開花)するので、花芽の数を調整するといいかも。
花ガラ摘み(4月〜5月)
花が終わったら種子を作ろうとして株が弱るので、花が完全に終わった4月から5月に萎んだ花…花ガラは摘んでしまう。花ガラの根元に新芽が出ているので、それは残すようにする。種子を作る場合は花ガラを残しておき、11月に取り播きするといいです。
剪定(5月〜6月)
6月前半までに剪定を行う。鉛筆以上の太さで1m以上伸びた枝を50cmまで切り戻します。大体、葉っぱ3枚から5枚程度の長さに剪定(摘芯)します。短い枝を出すためにはそれなりの勢いが必要なため、1m以下の枝は切らないで放置。ツルを切っていいのは6月まで、これ以降は花芽を落とすことになる。また、幹にしっかりと日光があたるように、全体の葉っぱを3割残す適度に大幅に枝葉を間引きます。葉っぱがワサワサと茂ると花芽に日光が当たらず、花芽が育たない。
お礼肥(5月)
開花で消費した栄養を補給する肥料です。元肥と同じで、緩効性化成肥料かリンが多い肥料をやります。7月以降の剪定
7月以降に翌年の花芽ができるため、これ以降の不要な剪定は花が減ります。1m以上伸びている枝は先を摘むのも手だが、せっかくできた花芽が葉芽になることがある。これ以降は剪定はしないのが無難。夏の管理
水切れにすると花芽が落ちる。庭植えでも水が切れるので注意する。鉢植えの場合、水切れしやすいので腰水にするといい。バケツに水を張って、鉢の高さの半分から三分の二が水につかるようにする。腰水には給水のためもありますが、株が元気すぎて開花しない場合や、ツルが四方八方に伸びすぎる場合に、根を窒息させて弱らせ、開花させる効果もある。
●夏の高温・直射日光に葉焼けすることはない。ただ水切れはする。
●変な剪定をしていると夏に開花することはよくある(狂い咲き)。
●栄養状態がよく、株に勢いがあっても夏に開花することがある(狂い咲き)。
●変な剪定をしていると夏に開花することはよくある(狂い咲き)。
●栄養状態がよく、株に勢いがあっても夏に開花することがある(狂い咲き)。
秋
夏に水切れせずに過ごせたら、あとはやることはない。寒くなると落葉する。落葉したら冬剪定をしてもいいです。9月10月であれば、春に購入した藤の苗を鉢植えに植え替えしてもいい。
冬
冬は落葉し、枝だけになり、春になったらまた芽吹きます。年間作業はまた上に戻って元肥の施肥から再開します。基本的に花芽を落とすことになるので剪定しませんが、あまりに邪魔なら切ってしまってもいいです。その他の栽培については
を参考にしてください。
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