セファランサス・ムーンライトファンタジーの育て方

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セファランサス・ムーンライトファンタジーの基礎データ

セファランサス・ムーンライトファンタジー
科名
アカネ科
属名
タマガサノキ属
学名
Cephalanthus occidentalis
別名
アメリカタニワタリノキ
水やり
水を好む
場所
外の日なた
難易度
中級者向け
セファランサス・ムーンライトファンタジーの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。

セファランサス・ムーンライトファンタジーとは?

セファランサス・ムーンライトファンタジーとは、アカネ科タマガサノキ属の北アメリカ原産の1m〜3mになる落葉低木のアメリカヤマタマガサの園芸品種。アメリカタニワタリノキ、人工衛星の木、セファランサスという名前で流通しています。葉・根には毒があります。

植え付けして一年目から開花します。

タニワタリの木と見た目は同じなんですが、タニワタリの木は小型で寒さに弱いのに対して、アメリカヤマタマガサは寒さに強く、北海道でも庭植えにできます。ですが、ムーンライトファンタジーも市場には「タニワタリノキ」として流通していることがあり、混同しがちです。

冬は落葉し、春に芽吹いて初夏から開花します。秋には紅葉します。
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管理場所

寒さに強く、耐寒温度はマイナス10度。北海道でも南部であれば越冬します。
暑さにも強く、非常に頑健。

基本的に日当たりを好み、日当たりが悪いと花付きが悪くなります。半日陰くらいなら問題なく育ちますし、夏の水切れを考えると半日陰の方が適しています。

水やり

乾燥に若干弱いので、鉢植えであれば水切れに気をつけます。春と秋は晴れた日は水をやり、夏は朝と夕方の2回、水をやります。水やりをするときは、鉢底から水が出てくるくらいにしっかりとやります。

冬は寒さで落葉し、活動が止まるので、鉢植えの場合は水やりを控えます。土が乾いてから、数日たって水をやる程度にしますが、断水はしないでください。断水すると枯れてしまいます。

庭植えであれば、自然に降る雨だけでほぼ大丈夫ですが、庭植えでも夏は水切れを起こすので、様子を見て水をやりましょう。

肥料

2月の春以降の新芽のための寒肥をやります。
開花時期の6月あたりにも同様に肥料をやります。
開花が終わった10月あたりにも肥料をやります。
肥料は化成肥料で、規定量を株元にやり、土に混ぜ込んであげます。
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植え替え・植え付け

時期

春(3月〜5月)、秋(10月〜11月)に植え付け・植え替えをします。鉢植えの場合は毎年植え替えをします。

用土

一般的な培養土で植え付けるか、自作する場合は赤玉土6腐葉土4に化成肥料を混ぜて利用します。

植え付け手順

株についた土は落とさないで植えてください。土を落として根をいじると、生育不良を起こして最悪枯れることもあります。なので、現在より1号か2号大きな鉢に植え替えることになり、植え替えるたびに大きくなります。鉢の大きさが限界に達したら、枯れることを覚悟して、土を落として同じ大きさに植え替えるか、庭植えを考えましょう。

鉢植えの底の穴を鉢底網(鉢底ネット)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。

庭植え

庭土を40cm〜50cmを掘りかえし、腐葉土か堆肥を2割か3割混ぜて、化成肥料を少量入れて、よく混ぜて用土とします。水はけが良すぎる場合は、赤玉土を足して調節しましょう。穴に用土を半分戻して、株を入れ、隙間に用土を入れていきます。

余った土で土手をつくり、土手の中に水を入れ、水を張って、水が吸収されるまで放置しておきます。水が引いたら、土手を崩してならして、完成です。

開花後の剪定

セファランサス・ムーンライトファンタジーは新しく伸びた枝に花が咲きますので、開花後の6月〜7月に枝を10cmほど切り戻しておくと、秋以降に涼しくなって、脇枝が出て、その先に花が咲きます。ただし、ある程度株が大きくないと、開花までに至りません。

冬の剪定

冬に落葉したら、株全体を切り詰めます。半分に切り戻してもいいし、もっと地際から2節か3節でバッサリと切ってもいいです。セファランサス・ムーンライトファンタジーは非常に枝が伸びて、しまうため、剪定しないとどんどん大きくなります。バッサリと切り戻すくらいの方が高さを抑えられて、ちょうど良いです。
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