鉢植えや庭植えの植え付けと挿し芽の手順(ポーチュラカ)
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ポーチュラカの鉢植え・庭植えの植え付けと挿し芽
このページではポーチュラカの鉢植え・庭植え・挿し芽について詳細にまとめています。植え付け
時期
ポーチュラカは寒さに弱く、霜に当たると枯れるので、植え付けは霜が降りなくなる5月以降が無難。ポーチュラカの生育は梅雨明けからが本番なので、植え付けは梅雨明け後でも問題ないが、その頃は熱中症になりかねないので、やっぱり5月6月あたりに植えておくのが一般的。ポーチュラカの苗は4月からもホームセンター等に出ていることがありますが、4月はまだ霜が降りることがあるので注意しましょう。。
8月9月に植えても霜が降りるまでは開花する。もちろん秋以降は生育も開花も鈍くなりますよ。冬には枯れる一年草ですが、室内で管理すれば越冬することもあります。ただ、苗は高いものじゃないですし、普通は越冬させない。
用土
土は市販されている土(培養土)で十分です。出来れば水はけの良い土が好ましいので、多肉植物の土で植えてもいいです。もしくは、市販されている花と野菜の培養土に川砂か赤玉土小粒を2割か3割ほど混ぜて水はけをよくしてから、植えるとよいです。苗同士は15センチほど離して植えます。鉢・プランターへの植え付け
無印(改良品種じゃないって意味です)のポーチュラカプランターなら苗を3つか4つ。鉢植えなら5号鉢に苗1つ。鉢底の穴を網で塞いでその上に軽石を2センチか3センチほど入れて、その上に用土を入れ、苗を入れて、隙間に用土を詰めます。鉢を揺らしても隙間ができなくなるまで土を入れます。最後に鉢底から水が出るくらいまで水をやって完成。鉢植えの場合、ウォータースペースを深く取るように、少し深めに植えることで、立体的にコンモリと育ちやすい。ポーチュラカが日光を求めて立ち上がるため。
庭植えの植え付け
庭土を掘り返して土に腐葉土を2割ほど混ぜて用土とします。土が粘土質で水はけが悪いなら、川砂・軽石・パーライトなどを入れて水捌けをよくしてから植えるといいです。これらを混ぜた土はできれば1週間ほど寝かせておくと土が馴染んでよいですが、そこまでしないでも問題はないです。用土を半分戻して、苗を植えます。株同士は15cm〜20cmほど間隔を空けて植えてください。隙間に用土を入れて、最後に水をやって完成。根付くまでは水やりを多めにします。よく、庭植えにしたポーチュラカの葉っぱがしなびているのは、植え付けてしばらく水やりが足りていないからです。一旦、根付きさえすれば、乾燥には非常に強い。
草丈が低い植物なので、近くに草丈の高い植物を植えないでください。日光を取られて負けて、生育開花が鈍くなります。
庭植えにすると地面を這って広がる。品種改良されたブランド苗だと多少は立ち上がるが、基本的に這います。
ポーチュラカの挿し芽
剪定したポーチュラカの茎をそこいらへんに投げているだけで発根して増えます。そのくらいに頑健。5cm前後に切ったポーチュラカの茎を挿し芽とします。挿し芽にツボミや花がついていたら発根しにくいので取り除いておきます。用土(花と野菜の培養土か、赤玉土小粒単用)に挿していると、簡単に発根します。土は軽く濡れている方が発根しやすい。気温が高いと発根しやすく、一週間ほどで発根します。真夏の直射日光下でも発根するくらいのツワモノ。
ホームセンターなどで売っている高いブランド苗を買って、挿し木して株を増やせば、一株で庭中にポーチュラカを植えることも可能。挿し木で増やした株は元の株と全く同じ性質になる。ブランド苗は開花しやすく、開花する時間も長いのでこれを増やすと非常によい。
挿し木したものが黒ポットに植えられて店で売られる大きさになるまで一ヶ月くらいか。増やす場合は早めに取り掛かるのが吉。
種まき
ポーチュラカは種子は非常に小さいです。こぼれダネで翌年の春に芽を出すことがあるが、苗床から発芽させるのは何故か難しい。種まきは3月から5月。赤玉土単用か、種まき用の土にパラパラと撒く。土は被せない。挿し木であまりに簡単に増えるので、種子から育てる人は少ない。ポーチュラカの種子はネットでも、ダイソーでも売ってます。
最後に…
その他の管理についてはを参考にしてください。
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