摘芯とは?

出てきた新芽がそれなりに大きくなって、また摘芯すると更に倍に増えます。こうして摘芯を繰り返して倍x倍x倍と増やしていきます。枝が増えることで花葉が増え、花が増えると結実が増えますし、葉っぱを収穫するハーブや葉野菜の場合は収穫が劇的に増えます。
中には脇芽が出にくいものもあり、摘芯することで生育が阻害される植物もあります。必ず各解説ページを参考にしてください。
摘芯して脇芽が出る理由
では、どうして摘芯すろと、株が大きく育つのかといいますと…

となると、根の量に見合った地上部が不足します。

脇芽が出たことで葉が増えると、光合成して栄養が増えるため、さらに根が広がって、脇芽を伸ばしていると、さらに私たちが摘芯する…と、繰り返して大きくなっていきます。
摘芯しないとどうなる?

摘芯をしない場合、植物は草丈を伸ばして、一本長い樹形になります。分かりやすい例としては「ヒマワリ」があります。ヒマワリはイメージとして一つの花が一本につき咲き、それが大きな花であるというのを思い浮かべると思います。ですが、ヒマワリも摘芯をすると、脇芽が伸びて、小さなヒマワリがいくつも咲きます。
また、グリーンカーテンも摘芯しないと葉っぱが不足して、全然カーテンにならないです。
グリーンカーテンの植物は以下のページを参考に。
切り戻しも摘芯と同じ
よく梅雨前に蒸れ対策で切り戻しをすることがあります。その切り戻した株が、夏を越して、秋に涼しくなるとまた開花するものもあります。そのとき、梅雨前のよりも大きく茂って花が増えます。これは切り戻しが摘芯も兼ねているからです。最後に
あまりに若いときに摘芯をするのは危険ですが、花が咲き始めたら、最初の花は摘芯するということも考えて下さい。咲き始めの花を切るのは心が痛みますが、最後は株が立派になりますので、してしまいましょう。摘芯・剪定はほとんどの植物ですることなので、ハサミが一つあるといいです。百均でも売ってますが、長期間使うなら、それなりの金額のものを買っておいて損はないです。
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