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ブラックペパーミント
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最終更新
2022-02-16
画像投稿
ブラックペパーミントの基礎データ
科名
シソ科
属名
ハッカ属
学名
Mentha × piperita cv.black peppermint
水やり
水控え目
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
ブラックペパーミントとは?
ブラックペパーミントは
シソ科
ハッカ属の
多年草
(
宿根草
)。ヨーロッパ〜西アジア原産の
スペアミント
とウォーター
ミント
の交配種。葉っぱ・茎が通常の
ペパーミント
より黒く、繁殖力が強く、頑健で香りが豊かで、
ハーブ
ティーや料理に使われ、モヒートの材料としても利用できます。
地下茎で増え、
種子
でも増え、しかも頑健なため、庭植えにすると他の植物を駆逐することもありますので、鉢植えで必要量だけ栽培するのが一般的です。
管理場所
日当たりで管理します。
半日陰
でも育ちますが、香りが弱くなってしまいます。
水やり
土が乾いたら水をやります。
肥料
肥料
は不要。肥料が多いと香りが鈍くなり、徒長して不恰好になりますし、肥料をやって生育するとすぐに
根詰まり
を起こしてしまうので、肥料はやらない方がいいです。
早く生育させたくて肥料をやる場合や、何年か育てていて土中に肥料成分が全くない場合は、春と秋に薄い液体肥料を2週に一回程度やります。
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植え替え・植え付け
時期・頻度
春(4月〜5月)か秋(9月〜10月)に苗を植えます。苗は
ホームセンター
ではあまり見かけないのでネットショップで買うといいです。
鉢植えの場合は、同時期(春か秋)に毎年植え替えをした方がよいです。最低でも2年に1回は植え替えをします。根詰まりをして生育不良を起こして、下葉から枯れたり、葉先が茶色くなるなど症状が出ます。症状が出てから植え替えても、春〜秋であればすぐに回復します。
用土
一般的な花と野菜の
培養土
かハーブ
用土
で植え付けます。自作する場合は
赤玉土
7
腐葉土
3を混ぜたものを使います。
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植え付け手順
8号鉢
に1苗くらい。鉢植えの底の穴を網で塞いで、その上に土が流出しないようにする鉢底石(
軽石
)を2cm〜3cm入れます。その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
根詰まりしやすいので、毎年植え替えをします。植え替えの時は古い鉢から株を取り出して、古い土を3分の1落としてから新しい土で植え替えます。
花を摘む
花が咲くと、種子ができます。この種子が発芽してできた新株のブラックペパーミントは親株より香りが鈍いことが多く、交雑を繰り返すと香りが消えていきます。また、他のミント類とも交雑しやすく、近所のミントを受粉すると尚のこと香りの鈍い個体が生まれます。
そこで花は開花前に発見次第、摘むようにします。
収穫と摘芯
摘芯
すると脇芽が出て葉っぱが増えます。摘芯とは成長点…ツルの先を切ることで、切るとその下の葉っぱの根元から新芽が出て、葉っぱが増えるので収穫が増えます。高さが15cm〜20cmになった定期的に摘芯を繰り返していきます。
摘芯すれば脇芽が出て花が増える…そのメカニズムは?
園芸用語ガーデニングテクニック
収穫は摘芯と兼ねているので、生育時期は定期的に茎ごと収穫し、葉っぱだけをむしって、流水で洗い流して消費していきます。生の葉っぱに熱湯を注いでフレッシュハーブティーにしてもいいですし、電子レンジで水分を飛ばしてドライにして保存して調理にしたり、お茶にしてもいいです。
秋になり気温が下がってくると葉っぱが分厚くなり、硬くなるので食用に適さないので春〜夏が適した時期になります。
病害虫
ヨトウムシ
・
ハダニ
・
ナメクジ
・
アブラムシ
・イモムシ・毛虫などが見られる。食用にするので、発見次第、
テデトール
します。
最後に
ブラックペパーミントは従来のミントよりもさらに頑健なので栽培には気を付ける必要があります。庭植えはやめておきましょう。栽培のさらに細かいことは
ミント
シソ科ハッカ属Mentha
を参考にしてください。
その他の
ミントの仲間
は
ミントの仲間
雑記
にまとめています。
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