ミントの仲間
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スペアミント
スペアミントは一番オーソドックスなミント。スッとした清涼感のある香りの中に甘い香りが混じり、青臭い苦味があります。カルボンという香りの成分が含まれていて、ハーブティー・料理で使いやすい。ちなみにスペアミントはカルボン、ペパーミントはメントールと香り成分がちょっと違います。ペパーミント
ペパーミントはスペアミントとウォーターミントの交雑種とされ、スっとしたメントールの香りが多く含まれています。斑入り品種もあります。個体によっては甘い香りが全くなくて、ただただスっとするだけかもしれない。メントールに虫除けの効果があるとされます。アップルミント
アップルミントは地中海から西アジア原産の青リンゴの香りがするミントの一種。葉っぱが丸いので「丸葉薄荷」とも呼ばれます。ミントの中でも地下茎で広がる速度が早い。パイナップルミント、グレープフルーツミントはアップルミントの交配種。繁殖力が強いとされるミントの中で広がる速度はアップルミントが抜きん出ている、と思う。どうも、こいつが全ての元凶なんじゃないかと。
日本薄荷(ニホンハッカ)
日本薄荷(ニホンハッカ)は日本に自生するミントで、和薄荷とも呼ばれ、非常にメントールが強い。ハッカ油は日本薄荷から抽出したものです。メントールの香りでは和薄荷(日本薄荷)が一番強い。ただしメントールが強く、成分を抽出するのに適しているが、食べるのには向いていない。ブラックペパーミント
ブラックペパーミントはスペアミントとウォーターミントの交雑種。ペパーミントには葉や茎が黒い種と、白い種があり、その黒いものがブラックペパーミントで、ブラックペパーミントは清涼感が強い。その他のミント
パイナップルミント
パイナップルミントは斑入りのアップルミント。香りは多少は違うのかもしれないけど、管理人には違いはよくわからない。斑入りというだけでかなり印象が違って、華やかです。繁殖力はアップルミントほどではないが、かなり強い。グレープフルーツミント
グレープフルーツミントはペパーミントとアップルミントの交配種とされるグループフルーツに似た香りがするミント。ストロベリーミント
ストロベリーミントはスペアミントの園芸品種で、イチゴの甘い香りがする。ケンタッキーカーネルミント
ケンタッキーカーネルミントはアップルミントとスペアミントの交配種で、スペアミントのメントールのスカっとした香りとアップルミントの青リンゴの甘い香りが混じったよい香りがする。ハーブティーに適しています。キャンディミント
キャンディミントはブラックペパーミントの園芸品種。ハーブティーにもモヒートにも人気のミント。カーリーミント
カーリーミントはスペアミントの変種で葉っぱが縮れていて、「縮緬薄荷(チリメンハッカ)」という別名もある。香りはスペアミントと同じ。オレンジミント
オレンジミントはブラックペパーミントの園芸品種で、オレンジの香りがします。オーデコロンミント
オーデコロンミントは甘い香りがするペパーミントの変種。ペニーロイヤルミント
ペニーロイヤルミントは毒性があり、食用には適さない。昔、マスターキートンという漫画でペニーロイヤルミントでサマープディングを作るという話があったんですよね。コルシカミント
コルシカミントは葉が小さく、草丈2cmのミント。夏の蒸れと冬の寒さに弱く、他のミントに比べて弱いので、他の植物を駆逐するほどではないです。あまり流通していません。ほんの小さな花が咲き、地を這うように広がっていきます。密生するため、加湿に弱いので、梅雨に枯れやすく、風通しの良いところに移動させましょう。イエルバブエナ
モヒート用のミント。モヒートを飲むならこちらを栽培するといいですが、通常のスペアミントでも問題ないという意見もあります。その他
クールミント洋種薄荷とも呼ばれる歯磨きの香りがするミント。
ミントブッシュ
オーストラリア原産のミントの香りのするシソ科の低木で、ミントの仲間ではありません、食用にもできない。日本の気候にあっていないため、枯れやすいです。
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