リナリア・プルプレアの育て方
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ゴマノハグサ科
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最終更新
2024-02-23
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リナリア・プルプレアの基礎データ
科名
ゴマノハグサ科
属名
リナリア属
学名
Linaria purpurea
別名
紫海蘭
水やり
水控え目
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
リナリア・プルプレアとは?
リナリア・プルプレアは
ゴマノハグサ科
(
オオバコ科
のこともある)
リナリア
属(ウンラン属)の地中海原産の
宿根草
。晩春から初夏にかけて開花し、開花が終わって冬になると枯れ込みますが、株元に新芽が出て、これで越冬し、春になるとまた
花茎
を伸ばして開花します。
草丈が70cm〜100cmと高く伸び、花も縦のラインで咲くため、庭の後景かその手前に植えると立体感が出て綺麗になります。
宿根草で来年も芽吹くのですが、株の寿命が短く、2年〜3年で株が弱って消えてしまう上に、
一年草
リナリアの方が派手なので、一年草の方がよく流通しています。一年草タイプと同じで
こぼれダネ
で増え、株は寿命で消えますが更新はされて毎年開花します。なので、一年草リナリアと宿根リナリアの違いは、「一年草か?宿根か?」ではなくて「草丈や花の咲き方や色合い」です。
草丈
70cm〜100cm
管理場所
日当たりを好み、春・秋・冬は戸外の日当たりで管理します。夏の暑さには若干弱いが、
半日陰
の風通しの良い場所であれば
暖地
でも
夏越し
は可能なので、庭植えの場合は戸外の風通しの半日陰で管理します。
耐寒性がありマイナス15度〜マイナス25度とかなり寒さに強い。
水やり
鉢植えであれば土が乾いたら水をやります。水をやりすぎると
根腐れ
したり、葉っぱが蒸れて腐ってしまうので乾燥気味に管理します。
庭植えにした場合は、自然に降る雨だけでほぼ大丈夫です。
肥料
鉢植えの場合は、気温が上昇して活動を始める直前の3月に緩効性化成
肥料
をやります。これは今後の花のための肥料です。開花が終わり、
種子
ができ、冬の準備をする10月〜11月にも緩効性化成肥料をやります。
庭植えの場合は、3月にだけ緩効性化成肥料をやります。
植え替え・植え付け
種まきは9月〜10月。もしくは同時期に苗を購入して植え付けると、2年目に開花します。
種まき手順
ポットに種まき
用土
を入れ、タネを数粒まいて、土を5mmほどかぶせます。土を分厚くかぶせると発芽しないので気をつけてください。あとは乾燥しないように水をやり、明るい日陰で管理していると発芽します。
発芽して、葉っぱが4枚以上になったら植え付けます。
用土
一般的な花と野菜の
培養土
で植え付けます。自作する場合は
赤玉土
6
腐葉土
3川砂1を混ぜたものを使います。
酸性
の土を嫌うので庭植えにする場合は
苦土石灰
で中和します。培養土は中和しているので苦土石灰を混ぜる必要はないです。
鉢植え
7号〜8号に1苗を植えます。鉢植えの底の穴を網で塞いで、その上に
軽石
を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
庭への植え付け
植え付けの1週間前に深さ30cmを掘り返して、苦土石灰を混ぜて中和させます。 1週間寝かせて中和反応が終わったら、庭土に腐葉土か
堆肥
を2割〜3割ほどまぜて用土とします。さらに1週間経って土が馴染んだら、株を入れて、水をシッカリとやります。株間は30cmあけるようにします。
冬の刈り込み
冬になると伸びていた花茎や葉っぱが枯れ込み、その根元に小さな新芽が出てきます。冬はこの新芽で越すので、地上部の枯れた部分はバッサリと取り除きます。放置していても、生育には問題ないのですが、春になってまた芽吹いたときに、刈りにくく、混在するとみっともないので、冬の間に刈り込んでおきましょう。
病害虫
ほとんどない。
最後に
宿根草リナリア・プルプレアは色合い・姿が他の植物と喧嘩せずに調和してくれ、風に揺らぐ様子は涼しげで綺麗です。メインではないですが、だからこそ手間がかからないのはありがたいです。
より派手で草丈の低い一年草リナリアと使い分けるといいでしょうね。一年草リナリアはこちらからでどうぞ。
リナリア(一年草)の育て方
ゴマノハグサ科リナリア属Linaria
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リナリア・プルプレアのカテゴリ・タグ
花
、
宿根草
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