デンドロビウムの仲間(品種グループ)のまとめ
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最終更新
2022-02-08
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デンドロビウムの基礎データ
科名
ラン科
属名
セッコク属
学名
Dendrobium
水やり
水控え目
場所
外の半日蔭
難易度
中級者向け
デンドロビウムとは?
デンドロビウム(Dendrobium)は
ラン科
セッコク
属(デンドロビウム属)の植物群のこと。略してデンドロと呼ばれることもある。このページではデンドロビウムの品種グループを簡単にまとめています。
デンドロビウム・ノビル
ノビル系
は
デンドロビウム・ノビル
(Dendrobium nobile)を原種として交配された品種群で、単に「デンドロビウム」と記述した場合はこのノビル系を指すほどだった。中国南部から、ネパール・ラオス・タイの高冷地を生育地域とし、
寒さにはやや強い方で、耐寒温度は5度。最低温度13度を2週間ほど経過する低温処理で
花芽
が形成される。
年中、開花株が流通しているが、本来の開花は春。
デンドロビウムの育て方
ラン科セッコク属Dendrobium nobile
デンドロビウム・ファレノプシス(デンファレ)
デンファレ
系は
デンドロビウム・ファレノプシス
(Dendrobium phalaenopsis)やデンドロビウム・ビギバム(Dendrobium bigibbum)を原種として交配した品種群のこと。二つの原種はかなり近い種で、ビギバムの変種がデンドロビウム・ファレノプシスではないかとも。
胡蝶蘭
(
ファレノプシス
)とは無関係です。
熱帯出身の品種群で、基本的に
耐寒性がなく冬の室温は10度以上ないと越冬は厳しい。生育させるなら15度以上。できれば冬でも18度以上を維持したい。
花の質感が柔らかく、切り花として長持ちなため、切り花としての流通が多い。
古いバルブからでも開花します。
他のデンファレのような低温処理がなくても開花する。
●昔、よく料理の皿の横に乗っかっていた。
デンファレ系の育て方
ラン科デンドロビウム属Dendrobium phalaenopsis
キンギアナム
キンギアナム
系はデンドロビウム・キンギアナム(Dendrobium kingianum)を原種とした品種群。
オーストラリア原産
。
耐寒性は他のデンドロビウムより強く0度くらい。多少氷点下を切っても枯れない。
デンドロビウムの中では、栽培は容易なグループ。
5度〜10度の低温に当てないと開花しない
が、それ以外にはさほど手間がかからないので、自宅栽培に適しているラングループです。冬から春に開花する。
キンギアナムの育て方…植え替えの時期は?用土は何?手順を解説
ラン科デンドロビューム属Dendrobium kingianum
フォーミデブル(フォルモーサム)
デンドロビウム・フォーミデブル(Dendrobium Formidible)と中心とした品種群。フォーミデブルがデンドロビウム・フォルモーサム(Dendrobium formosum)の交配種であることから「フォルモーサム系」と呼ばれることもあります。花屋さんは「フォーミ」と呼びます。
遠目に見ると目玉焼きみたいです。
低温にはある程度は強いが、キンギアナムほどではない。
耐寒温度は5度、できれば10度以上欲しい。低温処理はなくても花芽がつき、夏に開花します。
カリスタ系
カリスタ系は、花が垂れて咲くタイプのデンドロビウムの品種群で、単に「下垂タイプ」「垂れ下がりタイプ」と呼ばれることもあります。特定の品種から派生したものではなく、花の咲き方だけで血縁関係がない。ただ、タイ・ミャンマー・インドといった熱帯地域出身が多い。
セッコク
東
洋ラン
の仲間で、江戸時代に流行した園芸植物の一つ。
セッコク
ラン科セッコク属Orchidaceae Dendrobium
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