胡蝶の舞の育て方は?

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胡蝶の舞

胡蝶の舞
科名ベンケイソウ科
属名カランコエ属
学名Kalanchoe marnieriana
水やり乾かし気味に
場所冬は室内 夏は外
難易度中級者向け
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開花
植え
肥料

目次

  • 胡蝶の舞とは?
  • 管理場所
  • 水やり
  • 肥料
  • 植え替え
  • 挿木
  • 病害虫
  • 最後に
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    胡蝶の舞とは?

    胡蝶の舞とは?
    文章の修正胡蝶の舞はベンケイソウ科カランコエ属の多肉植物。マダガスカル原産。学名はカランコエ・マルニエリアナ(Kalanchoe marnieriana)、カランコエ・ラクシフロラ(Kalanchoe laxiflora)、カランコエ・クレナタ(Kalanchoe crenata)と複数の学名が混在しています。斑入り品種の「胡蝶の舞錦」もあります。

    夏は緑、寒さに当たると赤くなるので、一年を通して飽きの来ない人気の多肉植物。9月〜11月の日が短くなったときに花芽ができて1月〜3月あたりに釣鐘型の花が咲きます。花も咲きますが観葉植物としても素敵です。

    管理場所

    管理場所
    文章の修正胡蝶の舞は日当たりのいい場所を好みます。高温・乾燥に強いので、春〜秋は戸外の日当たりで管理します。多湿は苦手なので6月〜7月の梅雨、9月〜10月の秋の長雨時期には風通しのいい、雨の当たらない場所で管理します。

    短日処理

    文章の修正胡蝶の舞も他のカランコエ同様に日が短くなると花芽ができます。短日処理をするか、戸外で管理して自然な「短日」を経験させて花芽をつけます。胡蝶の舞は蛍光灯や街灯のあかりでも「昼」と思って花芽をつけませんので、そういった灯りが当たらない場所で管理します。室内から漏れる明かりでも花芽がつかないので注意します。

    短日処理のために9月以降に戸外で管理する場合は、気温が5度以下になる前に取り込みましょう。

    短日処理の詳細は以下のリンクを参考に。

    越冬

    文章の修正冬は寒さに弱いので、室内で管理します。5度以下になると枯れることもありますので、5度以上かできれば10度以上の環境で管理します。0度以下になるようなら、水やりをストップして管理します。

    水やり

    文章の修正胡蝶の舞は乾燥に強く、多湿が苦手です。土がしっかりと乾いてから水をやります。水やりの頻度が多いと腐って枯れてしまいますので、水やりは乾燥気味にするように心がけます。水をやるときは鉢底から水が出てくるくらいにしっかりとやります。一旦水をやったら、土が乾いてから水をやるようにします。多少水切れしてから水をやるくらいでも水やりすれば回復します。何度か繰り返しているうちに感覚を掴むようにします。

    梅雨〜夏の水やり

    文章の修正胡蝶の舞は高温になると生育が鈍くなり、夏は水やりを控えめにします。梅雨から水やりを控え、夏の間は、土がカラカラに乾いて葉っぱにシワがよるようになってから水をやる程度に控えます。

    水をやるときは、朝に水をやると、水が土に残り、その水が昼間の日光で沸騰して根を傷めますので、水やりは夕方にやるようにします。

    冬の水やり

    文章の修正胡蝶の舞は寒さで生育止まっているので、水やりは控えます。土が乾いて数日経って水をやる程度に水やりを控えます。土の表面が乾いていても、土中に水が残っていることがありますので、鉢を持ち上げて重さで判断するか、水分計で計って判断したり、竹串を刺して濡れているか確認してから水やりをします。
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    胡蝶の舞に限らず、多くの植物は冬に水やりが多いと寒さに弱くなります。水やりを減らすことでかなり寒さに強くなります。これは細胞内の水が凍って膨張して細胞壁を壊すのを水分を減らして防ぐためです。水やりを減らすことで5度まで耐え、断水(=水やりを完全にやめること)することで0度前後まで耐えられます。

    冬の水やりの頻度は管理場所の日当たりや湿度によって全く違うので「何日に一回」とは言えませんが、目安としては一ヶ月に一回程度です。

    肥料

    文章の修正生育する5月〜6月、9月〜10月に液体肥料を二週に一回程度やります。もしくは緩効性固形肥料をその期間に一ヶ月か二ヶ月に一回やります。肥料がなくても枯れるわけではないので、大きくなりすぎて困るなら肥料はやらないでもいいです。

    冬は寒さで生育が止まるので、肥料はやりません。冬に肥料が残っていると根を傷めます。緩効性固形肥料を施肥すると、消費しきれずに冬に残ることがあるので、9月以降は固形肥料はやらないで液体肥料だけにしておきます。もしくは、ずっと液体肥料だけにしておきましょう。
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    植え替え

    時期

    文章の修正根詰まりをするようならば植え替えをします。毎年植え替えをするか、最低でも2年に1回は植え替えをします。開花していない時期で、春か秋に植え替えをします。他の時期であっても、古い土を落とさず、根をいじらないなら植え替えは可能です。

    用土

    文章の修正多肉植物の土・サボテンの土を使って植え付けをします。
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    サボテンの土
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    植え付け手順

    文章の修正植え替えの10日前から水やりをストップします。

    古い鉢から株を取り出し、三分の一ほど古い土を落とします。傷んで変色した根は切って落とします。鉢植えの底の穴を網で塞いで、その上に軽石を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れ、最後に水をしっかりとやって完成です。

    同じ大きさの鉢に植え替えてもいいですし、ひとまわり大きな鉢に植え替えてもいいです。

    その後、1週間〜2週間は日陰で養生します。それから通常の管理(日当たり&水やり再開)をします。

    植え替えの詳細は
    を参考に。

    挿木

    文章の修正胡蝶の舞は簡単に挿木で増やせます。4月〜9月の暖かい時期に10cmほど刺し穂を取って、赤玉土単用や上記の用土に挿していると一ヶ月ほどで発根する。株として鉢植えにできるようになるまで半年くらいかかるので、冬越しを考えると4月〜5月に発根させておきたいです。

    病害虫

    文章の修正アブラムシ
    小さな虫で植物の汁を吸う。特に新芽を好むため、アブラムシが発生すると新芽が歪んで育つ。見つけ次第捕殺し、薬剤で駆除する。もしくは前もって浸透するタイプの薬剤(オルトラン・ベストガードなど)を使っておきます。

    カイガラムシ
    白い塊で動かない虫。中で植物に口を差し込んで汁を吸っている。少量ならば、歯ブラシなどで削ぎ落としてしまいます。

    スス病
    アブラムシ・カイガラムシの糞に生える「カビ」で、それそのものでは植物に害はほとんどないです。ただ、黒いカビで見た目が非常に悪いし、ひどいと光合成を阻害する。アブラムシ・カイガラムシなどを駆除することが最大の予防。

    最後に

    文章の修正水のやりすぎと低温にさえ気をつければ栽培は容易ですし、環境が合えば短日処理をしなくても開花します。葉っぱはそれだけでも綺麗なのに、紅葉までする! 胡蝶の舞が属するカランコエ属は初心者が手を付けてハマりこむ園芸植物の一つです。
    となると、新しい種が欲しくなりますよね。

    他の種については
    を参考にしてください。

    カランコエの詳細な栽培方法は
    を参考に。
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