「アグラオネマの育て方は?」の目次
アグラオネマ

科名 | サトイモ科 |
属名 | アグラオネマ属 |
学名 | Aglaonema |
水やり | 水控え目 |
場所 | 室内 |
難易度 | 中級者向け |
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植え | ||||||||||||
肥料 |
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アグラオネマとは?


花も咲きます。サトイモ科でよく見る地味なカラーのような花です。寒さに弱く、よく流通しているアグラオネマ・コンムタツム(Aglaonema modestum)は寒さには強い方です。それでも越冬は厳しいです。
樹高50cm
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水やり

冬の水やり
特に冬はアグラオネマの生育が鈍くなり、土からは蒸発しづらい環境になります。冬は土が乾いてから数日たって水をやる程度に抑えます。水やりが多いと根腐れしますし、水やりを控えることで多少、寒さに強くなります。冬は室内の暖房のせいで、葉っぱは乾燥しているのに、土は湿っているという困った状態になります。そこで霧吹きで葉っぱに水をやり、土への水やりは控えるようにします。
肥料

植え付け・植えかえ
時期・頻度
植え替えは春(5月)〜初夏(7月)に行います。2年に一回。根詰まりを起こすと間延び(徒長)します。植え替えのときに株分けも可能。用土

鉢植え

新しい鉢は同じ大きさでもいいですし、1号か2号大きなものでもいいです。この鉢の底の穴を鉢底網で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を入れ、その上に用土を入れ、株を入れて、隙間に用土を入れていって、最後に水をやって完成です。
植え替え後の1週間は日陰で管理して養生します。
挿木

管理場所・日当たり

熱帯の植物なので暑さには強いです(直射日光には弱くても)。
越冬
アグラオネマは耐寒温度10度と、寒さに弱いので冬は室内のリビングなど…人の生活する場所の日光が当たる場所で管理してください。冬の昼間に人が生活するリビングでも、真夜中には5度前後まで下がります。アグラオネマは10℃以上を保っていないと枯れてしまいます。高気密高断熱の家か、そういう設備がない家なら暖房をつけっぱなしにするくらいじゃないと冬は越せないです。10℃以下になる場合は新聞紙でくるんだり、段ボールで囲って寒さ対策をしてください。夜は衣装ケースなどに入れて防寒しつつ、霧吹きをして湿度を保ちましょう。温度も大事ですが、湿度も大事です。もしくは家庭用温室を設置して管理します。もしくは秋までの一年草だと割り切ってしまいましょう。
管理場所が夜中に何度になっているかわからない場合は、最高最低温度計で計測して対策を考えましょう。
冷暖房の風に注意

冷暖房の風は非常に乾燥していて、この風が直接植物にあたると乾燥で枯れ込んできます。風が直接当たらなければ大丈夫です。夏はクーラー・冬は暖房をつけた室内で管理することになると、この乾燥した風で植物の表面から水分が蒸発して乾燥気味になります。
レプタイルケージという手も
レプタイルケージは爬虫類や両生類を育てるのに使うガラスの器。この中で育てると、蒸発が抑えられ、湿度の高い…アグラオネマにとって適した環境を維持できます。この場合、乾燥しないため、土が乾いたら大量に水をやるのではなくて、葉水して、それでも湿気が足りないなら少し水を足すという程度の水やり・給水になります。葉っぱが枯れているなら、水やりの頻度を増やして対応するようにします。病気・害虫
葉っぱが変色したら切り取ってください。復活することはありません。霧吹きをするので、この変色部分を放置していると腐るかもしれませんから、切り取りましょう。ハダニ、カイガラムシが発生します。霧吹きをするときに葉っぱの裏までしっかりとかけておくと感想を嫌うハダニは発生を予防できます。発生後も霧吹きをすることで、徐々に消えていきます。
カイガラムシは白い蝋に覆われたムシで、歯ブラシで削ぎ落としてください。