アキメネスの育て方

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アキメネスの基礎データ
アキメネス
科名イワタバコ科
属名アキメネス属
学名Achimenes
別名ハナギリソウ・花桐草
耐寒5度
水やり水控え目
場所外の半日蔭
難易度上級者向け
画像投稿
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開花
植え
肥料
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アキメネスとは?

アキメネスはイワタバコ科の熱帯性の球根植物でヨーロッパで品種改良されて多くの品種が生まれました。花はロウト状に咲き、距があります。距とは蜜が溜まる長い管です。雰囲気がニューギニアインパチェンスに似ています。

開花時期が夏で、庭を飾る植物が他にたくさんあり、最近ではペチュニアインパチェンスロベリアなどなどに優秀な品種が多く出ている為に、わざわざアキメネスを育てようとする人は少ないです。

寒さにも暑さにも弱いので、春と秋は風通しのいい半日蔭へ。真夏は日蔭。冬は室内。庭植え不可、鉢植えで楽しむ植物です。

冬は休眠期で葉が落ちるのですが、そのまま放置してください。最適なのは取り出して、暖かい場所で保存しておくことですが、面倒なので、植えたまま室内に置いておいて十分です。その場合は日が当たる必要はありません。
草丈15cm〜1m

水やり

春から夏にかけての成長期には水をたっぷりあたえてください。土が乾く前にたっぷりとやって大丈夫です。

水やりは花や葉にかからないようにしてください。傷みます。

秋になり最高気温が20度あたりから水やりを減らます。

冬は休眠しています。寒さに弱いので室内で管理します。水はやらないでください。全くやらないでください。冬は地上部が枯れて球根だけになります。

肥料

春以降の生育時期と花が咲いている間は二週に一回のペースで液肥を与えてください。真夏に調子を崩しているなら肥料はストップします。

植え付け・植えかえ

時期

春に球根か苗が出回るので、これを植え付けます。気温が20度以上になったら、器にバーミキュライトか以下の栽培用土を入れて球根を埋め、水やりをして発根・芽出しさせます。苗なら、そのまま土をいじらず、根を傷つけないようにして植えればいいです。

花が終わり、地上部が枯れたら、掘り起こしてみます。すると球根が増えていますので、これを別々の鉢に植えて増やすことが出来ます。春の植え直しは毎年しましょう。

用土

赤玉土4ピートモス4川砂2、もしくは赤玉土5腐葉土3軽石小粒2を混ぜたもので植え付けをします。もしくは一般的な花と野菜の培養土パーライトや川砂や軽石小粒を2割ほど追加して水はけをよくして植えます。アキネメスが水を好む植物なので、水やり多めで管理していると、市販されている花と野菜の培養土では、腐葉土がカビてニオイがします。

鉢植え

5号鉢に3株、7号〜8号なら6株〜8株を植えます。

鉢底の穴を鉢底ネットで塞ぎ、その上に鉢底石を3cmほど入れ、その上に用土を入れて、鉢のフチの2cm〜3cm下に苗の土面が来るように調節します。苗を入れ、隙間に用土を入れ、しっかりと水をやって完成です。球根を植える場合は、球根の頭が深さ2cm〜3cmになるようにします。株間は4cmほど取ります。
栽培が難しいので庭植えにはしません。

管理場所・日当たり

春と秋は半日蔭へ。半日蔭とは半日ほど日が差す場所です。たとえば午前中だけ日が差すとか、午後だけ、とか。

夏越し

夏は直射日光が苦手なので日蔭か室内で、風通しの良い場所で管理してください。暑さに弱くて、強い直射日光にも弱い。育てるのは大変です。

室内で管理するときは冷暖房の風が当たらないようにしてください。冷暖房の風は非常に乾燥していて、直に当たると枯れます。直に当たっていなければいいです。

越冬

耐寒温度は5度。耐寒温度の数値以上に寒さには弱い印象です。冬は地上部が枯れますので、室内で管理しても戸外で管理してもどっちでも構いません。ただし土が凍ると球根が枯れますから、土が凍らないようにしてください。

摘芯

球根を植えてそのままにしておくと、上へ上へと伸びてひょろ長くなりますので、葉っぱが8枚以上になったら、摘芯をします。摘芯は芽を摘むことで、脇芽を増やし、結果株を大きくすることです。

病気・害虫

ハダニ、オンシツコナジラミアブラムシ

どれも乾燥して、風通しが悪いと発生しやすいです。水を好む植物なのでしっかりと水をやって、風通しの良い場所に移動させれば発生は抑えられます。もしくは前もってオルトランを使っておきます。
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