ゴールドコーストの育て方

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ゴールドコースト
ゴールドコースト
科名ヒノキ科
属名ビャクシン属
学名Juniperus pfitzeriana ‘gold coast’
耐寒マイナス20度〜マイナス25度
水やり乾かし気味に
場所外の日なた
難易度初心者向け
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植え
肥料
剪定
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ゴールドコーストの特徴は?

ゴールドコーストはヒノキ科ビャクシン属のフィツェリアーナビャクシンの園芸品種で、株全体が黄色がかっていて明るい印象を受けます。常緑低木で針葉樹(コニファー )。樹高が低くてグランドカバーにも使われます。新芽が黄色になる。春から秋は黄色で、冬は黄緑になる。樹形は低い盃状。葉っぱが細く綺麗。枝が伸びて少し垂れ下がります。葉っぱを刈り込むと、密になります。

一年で30cmから40cmほど生育します。

ビャクシン属の樹木は赤星病の中間宿主になるために自治体によっては条例で栽培を禁止しているので、住んでいる自治体のHPなどをチェックする。
樹高1m横幅2m

水やり

庭植えにしたら自然に降る雨で十分。夏などの乾燥時期にあまりに乾燥していたら水やりをする程度です。冬も自然に降る雨だけでいいです。

ただし、植え付けて2年は根が張っておらず、水切れしやすいので庭植えでも水やりをする。特に植え付けて最初の夏は注意して水やりをしましょう。

鉢植えの場合は鉢の土が乾いたら、鉢底から水が出るくらいにしっかりとやりましょう。受け皿に溜まった水は捨て、土が乾くまで水をやらないようにします。

肥料

ゴールドコーストは土が肥沃であれば、追肥はなくてもいいですが、土が痩せているなら堆肥か腐葉土を追加しましょう。堆肥・腐葉土は周囲の土に混ぜ込めばいいです。

葉っぱがまばらになったり、生育が鈍いなら2月に緩効性化成肥料をやります。化成肥料であれば、周囲にまきます。油粕の場合は、株の周囲に根が当たらないように離れたところに深さ20cmの穴を数カ所に掘って埋める。不足するようならば10月にも肥料をやります。
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植え付け

時期

秋から春に植え付けを行う。一番いいのは活動を始める前の3月。

用土

庭土に腐葉土を3割ほど足してよく混ぜて用土とする。鉢植えの場合は一般的な花と野菜の培養土で植え付けます。自作する場合は赤玉土6腐葉土4に化成肥料を混ぜたものを使います。

庭土の水はけが悪いなら、川砂・軽石小粒・パーライトなどを入れて水はけをよくして植えましょう。

庭植え

深さ40cm直径40cmの穴を掘って、掘り出した土に腐葉土3割ほど足して、化成肥料を説明書きの規定量入れて、よく混ぜて用土とします。 穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。

鉢植え

鉢植えにする際は、まず鉢底に鉢底ネットを敷き、その上に鉢底石(軽石)を2cmから3cm程度敷きます。その上に用土を入れ、株を植えます。株と鉢の隙間に用土を追加し、最後に水を与えます。水をやりすぎると根腐れの原因になるので、鉢底から水が出るまでという程度の水やりを心がけましょう。

鉢底ネットと鉢底石は鉢底の排水性を確保する目的と、土の流出を防ぐためです。

管理場所

日当たりか半日陰で管理する。どちらでもいいですが、日当たりの方が生育はいいです。

夏の暑さには強いですが、蒸れに少し弱く、幹内部の葉っぱが枯れてくることがあります。剪定して風を通せば、蒸れ予防にもなりますし、病害虫の予防にもなります。

冬の寒さには強く防寒の必要はないです。

病害虫

赤星病・ハダニ・アブラムシ・カイガラムシ・スギドクガなど。

剪定

樹高が低いので剪定はほぼ不要。間延びした枝は落とし、枯れた枝を落として、枯れ葉を取り除くようにする。幹の近くは枯れ込みやすいので、丁寧に取り除くといいです。

また、枝先・葉を刈り込んでやると、葉っぱが密になります。グランドカバーに利用して密にした場合は刈り込んでください。ただ、多湿が苦手で、蒸れて枯れ込むことがあるので、様子を見て判断してください。
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