フレンチマリーゴールドの育て方

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フレンチマリーゴールドの基礎データ
フレンチマリーゴールド
科名キク科
属名タゲテス属
学名Tagetes patula
別名紅黄草
水やり水控え目
場所外の日なた
難易度初心者向け
画像投稿
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花
種蒔
植え
肥料
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フレンチマリーゴールドとは?

フレンチマリーゴールド:フレンチマリーゴールドとは?
フレンチマリーゴールドはキク科のメキシコ原産の春蒔き一年草。初夏から秋まで長期間開花し、育てるのは簡単な初心者向きのガーデニング材。春に苗が出回るのでそれを植えるのが一般的だが、種まきでも難しくない。メキシコ原産だが最初にフランスのパリで栽培されたことから「フレンチ」と名前がついているだけです。

育て方はマリーゴールドと同じ。花が大量に開花し、落花し、それが非常にみっともなく、また病気の元になるのでこまめに花ガラ摘みをするべきです。
草丈20CM

フレンチとアフリカンの違いは?

フレンチは花が小さく草丈も小さい。アフリカンは花が大きく、草丈も大きい。ネット上の画像だけで見ると、花の形は似たようなものですが、栽培すると違いは一目瞭然。全然、大きさが違うんですよ。

現在はフレンチマリーゴールドとアフリカンマリーゴールドの交配種も出回っていて境目は曖昧になりつつありますけどね。

水やり

庭植えの水やり

土が乾いていたら水をやります。春と秋は自然に降る雨だけでも大丈夫ですが、夏は乾燥しきらないように様子を見て庭植えでも水やりをするようにしてください。

鉢植えの水やり

鉢植えの場合は土が乾いたら水をやります。水をやるときは鉢底から水がしみ出すくらいにしっかりとやります。受け皿の水は捨ててください。

夏は早朝か夕方に水やりをします。昼間に水をやると水が沸騰して根を傷めます。

冬までには枯れる一年草なので冬は水やりをしません。

肥料

生育時期である5月から10月前後までは二週間に一回液体肥料をやる。もしくは一ヶ月に一回緩効性化成肥料をやる。肥料が切れると花が咲かなくなるので肥料は追加するのが一般的。窒素ばかりの肥料をやると葉っぱが伸びるばかりで花が少なくなる。
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植え付け

時期

寒さに弱いので霜が降りなくなってから植える。4月から5月6月に植える。関東では5月の第一週に霜が降りることが「たまーに」あるので5月に入ってから植える方が良い。

用土

市販の培養土を使用するか、自作することができます。自作する場合には、赤玉土6腐葉土4に化成肥料を適量混ぜた土壌を使用します。

庭土を使用する場合は、庭土に腐葉土や堆肥を3割程度追加して混ぜます。庭土を用いる際には、不要な雑草や岩などを取り除き、綺麗な土にするとよいです。

鉢植えの植え付け

株同士は15cmから20cmほど開ける。7号鉢なら苗1個。横長プランターなら3個。ポットの土は落とさず、根を傷つけないようにして植え付けをします。

鉢底の穴をアミで塞いで土が出ないようにしてから軽石を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を入れて隙間に土を入れていく。鉢を揺らすとまた隙間ができるので、また用土を入れて隙間をうめていき、隙間ができなくなるまで繰り返す。最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。

庭植えの植え付け

庭植えの場合は、深さ30cmの穴を掘って、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割か4割追加して、緩効性化成肥料を規定量混ぜて用土とします。穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。

苗の根はいじらず、土は落とさないで植え付ける。

株の増やし方

種まき

3月から5月に種まきをします。発芽温度は20度。用土を入れた育苗箱や鉢に種まきをします。庭なら種は15cmおきに数粒を撒いていきます。土を5mmほど薄く、被せます。土を手のひらで軽く抑えます。抑えると土と種子が密着して、発芽しやすくなります。発芽までは気温があれば1週間ほど。
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乾燥しないように種が流れでないように水をやってください。霧吹きでやるといいです。日陰で管理します。数粒づつ蒔いているので、数本出てきます。元気がいいのだけを残してあとは間引いてやります。本葉が4枚以上になったら庭や鉢に植え替える。

管理場所・日当たり

日当たりを好み、日当たりが悪いと生育が悪くなるし、花も減ります。半日陰くらいなら枯れないが、花が少なくなり、フレンチマリーゴールドの魅力が減るので、やっぱり日当たりで栽培しましょう。

冬になり霜が降りる頃には枯れる一年草です。冬に植えて春に開花する花・植物に植え替えましょう。

病害虫

カイガラムシハダニアブラムシスリップスウドンコ病など。乾燥するとウドンコ病が発生するが、他の害虫はあまり見られない。

スリップス
スリップスがよく発生する。スリップスを捕食するタイリクヒメハナカメムシがスリップス目当てにやってきて、スリップスを食べます。スリップスは他の植物も食害するため、フレンチマリーゴールドを植えてタイリクヒメハナカメムシを呼び寄せて、別の植物の被害を減らす「コンパニオンプランツ」としても利用される。

コンパニオンフランツとして

フレンチマリーゴールドの根からセンチュウを忌避する成分が出ていてサツマイモネコブセンチュウ、アレナリアネコブセンチュウ、キタネコブセンチュウ、キタネグサレセンチュウ、ミナミネグサレセンチュウに効果がある。

植え付けるだけでも効果があるが、開花してから緑肥としてすき込んでやるとより良いとされます。

その他のコンパニオンプランツについては以下のページを参考にしてください。

花ガラ摘み

花がしぼんだら摘みます。放置していると種子を作り、種子をつくると次の花が咲きにくくなり株や弱りやすくなる。また花が腐って病気になることもある。なので花がしぼんだら速攻で摘む。摘むと長期間、よく開花する。

剪定・切り戻し

夏に蒸れて枯れこみやすいので、梅雨前か夏前に全体を半分ほど刈り込んで、黄色く傷んだ葉っぱをむしってやると、夏も元気に過ごせる。やらないと枯れる!ってことではないけど、やった方がいい。
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