モントレーイトスギの育て方

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モントレーイトスギの基礎データ
モントレーイトスギ
科名ヒノキ科
属名イトスギ属
学名Cupressus macrocarpa
別名モントレー糸杉
耐寒0度
水やり水控え目
場所外の日なた
難易度上級者向け
画像投稿
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植え
肥料
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モントレーイトスギとは?

モントレーイトスギ:モントレーイトスギとは?
モントレーイトスギはヒノキ科イトスギ属の常緑高木。学名クプレッサス・マクロカルパ(Cupressus macrocarpa)。針葉樹コニファー)。

ゴールドクレストの母種で、日本でモントレーイトスギというと事実上、ゴールドクレストのこと。モントレーイトスギは北アメリカのカルフォルニア州のモントレーに自生していて、この土地は夏は涼しく冬は温暖で、夏は霧が多いところによく自生している。日本の蒸し暑い夏と、亜寒帯に近い寒さには、完全に合っていないのでよく枯れる。なのに姿がよいのでよく流通しています。…いや、枯れるから何度も流通するのかな(頑健でよく増える植物は一回買われるともう売れないので儲からないため)。
樹高20m以上…日本ではそこまで大きくならないし、庭・鉢ではそこまでにはならない。

水やり

庭植えの場合は一旦根付いてしまえば自然に降る雨だけでほぼ十分。根付くまでは一年か二年かかるので、それまでは庭植えでも水やりをしてください。日照りの時に水をやる程度です。夏に水切れしやすい。水切れしやすいのに蒸れて枯れ込みやすい。

鉢植えにした場合は土が乾いたら水をやるようにする。常時濡れているようだと根腐れを起こしてしまいます。受け皿の水は捨ててください。冬は生育が鈍くなりますので、水やりは控えましょう。
●泥が跳ねて、泥がかかったところから枯れ込みますので、株元にバーグ・化粧砂などを地表に敷いて泥はねを防ぎましょう。

肥料

2月に寒肥をやるか、3月に緩効性肥料(化成肥料)か油粕をやる。また、6月に緩効性肥料(化成肥料)か油粕をやる。
化成肥料
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油粕
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植え付け・植えかえ

時期

春か秋に植え付け、植え替えをします。

用土

家の中で管理するのであれば観葉植物培養土を使います。戸外で管理するのであれば一般的な培養土か、培養土にパーライトを1割追加したものを使います。

鉢植えの植え付け・植え替え

苗の土を崩さないように、根を傷つけないように一回り大きな鉢に植え替えます。根詰まりする前に植え替えます。どこかで限界が来るので、いつかは庭植えにします。でも、日本の気候が合ってないんですよ。

庭植えの手順は?

苗の2倍か3倍の深さと直径の穴を掘り、堀かえした土に対して2割か3割の腐葉土堆肥を混ぜて、用土とします。半分の土を戻して、苗を入れて、用土を入れて最後に水をやって完成です。苗の土は崩さず、根を傷つけないようにします。
●モントレーイトスギは移植はできません。

詳細はゴールドクレストを参考に

管理場所・日当たり

日当たりで管理する。半日陰でも育ち、枯れないが日当たりじゃないと葉っぱが少なくなり、葉色も悪い。あと、風通しの良いところで管理する。風通しが悪いと蒸れやすいです。

寒さには強いとされますが、それは「観葉植物としては」であって、耐寒温度は0度くらいで、戸外では寒さで枯れ込むことが多いです。モントレーイトスギ(ゴールドクレスト)がクリスマスシーズンによく流通しているから寒さに強い印象がありますが気のせいです。

病害虫

害虫は少ないが発生はする。
ハダニアブラムシカイガラムシスギドクガなど。

乾燥するとハダニが発生します。ハダニは葉っぱに水をやると防げるんですが、蒸れると枯れ込むのでやらない方がいいです。発生したら薬剤で駆除します。風通しが悪いとカイガラムシが発生しやすいので、風を通すために枝をさばいてください。

剪定・切り戻し

樹形は放置していても円錐形(紡錘形)になる。乱れたら樹形を整えるようにハサミで切る。この剪定は3月から6月の間であればいつでもいい。

あとは小さくする剪定(芯止め)をする。また、蒸れやすいので、風が通るように葉っぱ・枝を間引いてやってください。風通しが悪いと蒸れやすいし、カイガラムシも発生しやすいです。
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