アリゾナイトスギの育て方
TOP > ヒノキ科 > アリゾナイトスギ最終更新【】アリゾナイトスギ
科名 | ヒノキ科 |
属名 | イトスギ属 |
学名 | Cupressus arizonica |
耐寒 | マイナス10度 |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
植え | ||||||||||||
肥料 | ||||||||||||
剪定 |
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アリゾナイトスギの特徴は?
アリゾナイトスギは北アメリカ〜メキシコに自生するヒノキ科の耐寒性常緑針葉樹。円錐形に育つ。日本ではアリゾナイトスギの園芸品種のブルーアイス・ブルーマウンテン・サルフレア・ピラミダリスなどが流通している。一番有名なのがブルーアイス。園芸品種はそれぞれ多少性質が違うのでここでは簡単な記述にとどめておく。アリゾナイトスギは基本的には寒さに弱いですが、日本で流通している品種は寒さに強いものが多くて、関東以西では問題なく夏越し・冬越しができます。根が浅くて横風に弱いのが問題で、大きくならないように剪定して抑え、必要であれば支柱をたてなくてはいけません。これは園芸品種でも同様です。
別名のクプレッサスは学名。
樹高15mから30m(品種によるが原種はこのくらい)
品種
ブルーアイス
葉っぱが白銀色で、新芽ほど白いです。よく流通しています。年間で50cmと成長は早い方で、クリスマスリースの材料にもよく利用されるので、クラフトが好きで庭が空いているなら、植え付けるといいです。サルフレア
針葉樹なんですが、葉っぱがチクチクしない。成長が遅いので、手間がかからず、庭植えにすると管理が非常に楽。水やり
庭植えにした場合、自然に降る雨だけでほぼ大丈夫。日照りの時には雨をやる程度。根の張りが遅くて、植え付けて一年〜二年は庭植えにしても、水切れを起こしやすいので、二年は様子を見て、水やりをしてください。特に植え付けて一年目の夏は注意します。肥料
春(3月〜4月)と秋(10月)に緩効性肥料をやります。化成肥料なら株元にまきます。有機肥料(油粕など)であれば、根に当たらないように周囲に穴を掘って埋めてください。植え付け
時期
春(3月〜5月)に植え付けをする。用土
庭土に腐葉土か堆肥を3割ほど混ぜて、緩効性肥料を元肥として入れてから植える。庭植え
根鉢の二倍ほどの穴を掘って掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割ほどと、化成肥料を説明書きの規定量を入れて、よく混ぜて、半分戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水を入れる。根の張りが遅く、そもそも根が浅くて、横風に弱いので支柱を立ててヒモでくくりつけて倒れないようにしてください。
日当たり・管理場所
日当たりで育てる。半日陰でも育たないわけじゃないが、葉っぱが少なくなる。耐寒温度はマイナス10度で東北南部が限界です。アリゾナイトスギの仲間(園芸品種)は根が浅く、横風に弱い。グラグラするようならば支柱を立てて倒れないようにする。強い風が通るようなら、枝をさばいて風を通して、横風が通り抜けるようにし、芯止めをして高さを抑えましょう。
病害虫
ハダニ・アブラムシ・カイガラムシ・スギドクガなど。剪定
基本的に自然な樹形にまとまりますので、大きくなりすぎる場合と、乱れた場合に剪定するようにします。生育し始める直前の3月に剪定して樹形を整えるようにする。葉っぱをむしるような簡単な剪定であれば、他の季節にしてもいいです。放置していると手に余る大きさになるので、2m〜3mになったら、テッペンの枝を切って芯止めして、脇枝を出させて、小さく抑えるようにします。詳細は以下のページを参考にしてください。
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