アマリリス・パピリオの育て方

TOP > ヒガンバナ科 > アマリリス最終更新【
アマリリス・パピリオ
nophoto
科名ヒガンバナ科
属名ヒッペアストラム属
学名Hippeastrum papilio
別名ヒッペアストラム・パピリオ
水やり乾かし気味に
場所季節による
難易度上級者向け
画像の投稿
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花
植え
肥料
スポンサーリンク

アマリリス・パピリオとは?

育て方の概要
アマリリス・パピリオは正確には「ヒッペアストラム・パピリオ」。アマリリスの原種の一つ。意外と育てやすい。というか咲きやすい。開花時期は冬から春で不定期。かなり開花時期には幅がある。割と頑健。暖かい地域で自生するのですが、割と寒さに強い。葉っぱ4枚で一本、花が咲く。
大きさ・草丈50cmから60cm
まとめ
●アマリリス・パピリオはヒガンバナ科の球根植物。
●乾燥気味管理。冬はさらに水を控える。
●生育期間の春から夏は肥料を。
●春と秋は日当たり。夏は半日陰。冬も日当たりのいい室内で管理。

育て方はアマリリスも参考に。ただし開花時期はちょっと違うので注意。

水やりと肥料

水やり
鉢植えの場合は土が乾いたら水をやります。水をやるときは鉢底から水がしみ出すくらいにしっかりとやります。乾燥に強く、過湿に弱いので土が濡れている間は水やりをしないでください。根腐れを起こします。水をやったら、次には土が乾くまで水をやらない…メリハリのある水やりをしましょう。受け皿の水は捨ててください。
冬の水やり
冬は生育が鈍くなっているので土が乾いてから数日経って水をやります。土がしっかりと乾いていないのに水をやっていると球根が腐る。受け皿の水は捨てる。
肥料
春から夏に液体肥料を二週に一回か、一ヶ月に一回、緩効性化成肥料をやる。肥料がないと開花しずらいし、球根が太りづらい。

植え付け・植えかえ

用土
一般的な花と野菜の培養土に1割か2割ほど赤玉土か軽石を混ぜて植えるか、自作する場合は赤玉土小粒7腐葉土3を混ぜたものを使う。
植え付け・植え替え
鉢植えの場合は、一株あたり8号鉢から10号鉢を用意します。鉢底の穴をアミで塞いで土が出ないようにしてから軽石を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、球根を入れます。球根の上半分が地上部に出るように植え付けてください。隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。
●植え付け時に緩効性肥料を混ぜる。一般的な培養土には最初から肥料が入っているので培養土を使う場合は不要。

管理場所・日当たり

春から秋は戸外の半日陰
暑さには強いが乾燥には弱い。春と秋は戸外の日当たりでもいいですが、夏は直射日光がガンガン当たると乾燥で傷んでしまいます。
冬の管理
最低気温が10度以下になる前に室内に取り込みます。寒さに弱いとされるが霜に当たっただけでは枯れない。冬は室内の日当たりで管理し、暖房の風に当たらないようにします。暖房の風は乾燥してい直撃するとすぐにカリカリになります。直撃さえしなければいいです。室内の窓の近くは夜中に氷点下になるので寒い時は夜だけは室内の中央へ移動させます。
●パピリオは寒さには強い方で、戸外に忘れていても多少は大丈夫。
●暖地なら戸外で越冬する。庭植えもいけるんじゃないかという話もある(が、実例は知らない)。庭植えでも多分大丈夫だけど、暖地でも多少寒波が来た時はどうなるか怪しい。

病害虫

剪定
花がしぼんだら花茎の根元からハサミで切って取り除く。

特徴・由来・伝承

1960年代にブラジルで採取されたアマリリスの原種の一つ。原種の割に(?)頑健で、育てやすく日本でもよく流通している。「ブラジル南部の熱帯雨林で育つ球根」ってネットでは書いてあるんだけど、多分、亜熱帯くらいの環境の植物だと思われる。意外と寒さに強く、よく分球して増えるし、見た目も派手で割と人気。
スポンサーリンク
画像投稿BBS
スポンサーリンク