アマクリナムの基礎データ
科名 | ヒガンバナ科 |
属名 | アマクリナム属 |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
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アマクリナムとは?
アマクリナムはヒガンバナ科の球根植物で、ベラドンナリリー(Amaryllis belladonna)とクリナムの雑種。ベラドンナリリーが夏に休眠して夏に植え付けするのに対して、アマクリナムはクリナムと同じ春植え・夏開花します。アマクリナムはクリナムより小さめで、クリナムより寒さに弱くて、クリナムより開花しやすいです。
大きさ・草丈50cmから1m…品種による。
大きさ・草丈50cmから1m…品種による。
水やり
庭植えの場合は一旦根付いてしまえば自然に降る雨だけでほぼ十分。日照りの時に水をやる程度です。
鉢植えの場合は土が乾いたら水をやります。水をやるときは鉢底から水がしみ出すくらいにしっかりとやります。乾燥に強く、過湿に弱いので土が濡れている間は水やりをしないでください。根腐れを起こします。水をやったら、次には土が乾くまで水をやらない…メリハリのある水やりをしましょう。受け皿の水は捨ててください。
鉢植えの場合は土が乾いたら水をやります。水をやるときは鉢底から水がしみ出すくらいにしっかりとやります。乾燥に強く、過湿に弱いので土が濡れている間は水やりをしないでください。根腐れを起こします。水をやったら、次には土が乾くまで水をやらない…メリハリのある水やりをしましょう。受け皿の水は捨ててください。
冬の水やり
鉢植えの場合は冬は生育が鈍くなっているので土が乾いてから数日経って水をやります。朝に水をやります。アマクリナムは少し寒さに弱いので昼以降に水をやると水が明け方に凍って枯れてしまうかもしれません。
庭植えの場合は自然に降る雨だけで十分です。
庭植えの場合は自然に降る雨だけで十分です。
肥料
植え付け・植えかえ・種蒔き
時期
植え替え・植え付け時期は4月。アマクリナムは冬に休眠する。春に芽吹く前に植え替え・植え付けをする。植え付け・植え替えをするとダメージがあり、回復するまで多少時間がかかるので、鉢の植え替えは2年に一回にしましょう。
用土
水はけの良い土を好む。一般的な花と野菜の培養土に赤玉土か軽石を1割か2割ほど混ぜて使うか、0から自作する場合は赤玉土小粒7腐葉土3を混ぜたものを使う。
参考:必ず新しい土で植えましょう(初心者向け)、古い土の処分方法(初心者向け)、自宅で出来る古い土の再生方法(中級者向け)
参考:必ず新しい土で植えましょう(初心者向け)、古い土の処分方法(初心者向け)、自宅で出来る古い土の再生方法(中級者向け)
鉢植えの植え付けの手順は?
鉢植えの場合…鉢は球根一個あたり10号鉢(直径30cm)か8号鉢(直径24cm)を用意する。
傷んだ根っこは切ってしまいます。鉢底の穴をアミで塞いで土が出ないようにしてから軽石を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、球根を上部分が三分の一ほど土の上に出るように植えてください。あとは隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。
植え替えの場合は古い土を落としてから植え替えをします。植え替えの時に、球根にくっついてる小さな球根を割って分球して株を増やすことができます。
傷んだ根っこは切ってしまいます。鉢底の穴をアミで塞いで土が出ないようにしてから軽石を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、球根を上部分が三分の一ほど土の上に出るように植えてください。あとは隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。
植え替えの場合は古い土を落としてから植え替えをします。植え替えの時に、球根にくっついてる小さな球根を割って分球して株を増やすことができます。
庭植えの手順は?
深さ30cmの穴を掘って、掘り出した土に苦土石灰を1平方mあたり100g〜150gほどまいて中和させておく。中和には1週間ほどかかるので待って、その土に腐葉土か堆肥を3割ほど入れ、化成肥料を説明書きの容量だけ混ぜて用土とします。できればここから1週間寝かせて土を馴染ませるといいですがそこまでしなくてもいいです。
半分ほど土を戻して、球根を入れます。球根の上部分が三分の一ほど土の上に出るように植えてください。隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。
半分ほど土を戻して、球根を入れます。球根の上部分が三分の一ほど土の上に出るように植えてください。隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。
種まき
アマクリナムは9月10月に種まきをします。発芽温度は15度から20度。用土を入れた育苗箱や鉢に種まきをして土を5mmほど被せます。発芽までは二週間。乾燥しないように水をやってください。霧吹きでやるといいです。日陰で管理します。たくさん生えたら間引いて減らしてください。本葉が4枚以上になったら庭や鉢に植え替える。
管理場所・日当たり
春から秋は日当たりで管理。夏の暑さには強いし乾燥にも強い。ただ、どうにも水切れするようならば半日陰に移動させてください。
冬の管理
最低気温が10度以下になる前に室内に取り込みます。霜に当たると枯れます。クリナムよりも寒さに弱いです。関東以西であれば霜除けすれば戸外でいいとされるが、地域によっては枯れるかも(暖地なら戸外で問題なし)。室内に取り入れる方が無難。
とはいえ、ユーザーさんの中には霜が降りる地域でも、軒下ならば庭植えで植えっぱなしで越冬している人もいるので、そこまで寒さには弱くない。
とはいえ、ユーザーさんの中には霜が降りる地域でも、軒下ならば庭植えで植えっぱなしで越冬している人もいるので、そこまで寒さには弱くない。
剪定
花がしぼんだら花茎を根元から切って取り除いてください。
掘り上げる?
アマクリナムは乾燥が苦手で、基本的に植えっぱなしで栽培し、春に植え替え時期に掘り上げてすぐに植え直すようにする。
病害虫
ハマオモトヨトウが発生します。ハマオモトヨトウは蛾の幼虫で夜になると活動して葉っぱを食べる。アマリリス・ヒガンバナなども食べる。ヨトウムシの殺虫剤が効く。夜に懐中電灯を持って見張って捕まえて踏み潰すでもいい。
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