芋虫・青虫の対策…カラシ・ワサビ・唐辛子のスブレーのまとめ

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カラシ・ワサビ・唐辛子のスブレーのまとめ

このページは小松菜の芋虫・青虫対策であるカラシ・ワサビ・唐辛子のスプレーのまとめです。他の植物でも使えます。一応「自然素材」から作ったもので口にしても問題はないもので害虫を駆除できて、しかも効果は強いです。即死するというよりは、芋虫にかけると悶絶して落下し、そのままアリに連れていかれたり、そのまま死ぬ。また、吹きかけた野菜には虫が付きづらくなります。ただし使用上の注意があります。

絶対読むこと!…使用上の注意

結構危険です

昔、暴動の鎮圧などに唐辛子スプレーが使われていたんですが、「唐辛子スプレーで死者が出てる?」とも言われて、アメリカでは法律で規制されている州があります。スプレーを浴びると痛みが数時間続き、目や粘膜、皮膚の弱い部分に触れると炎症を起こすという劇物です。日本では今のところは規制はないんですが、結構危険はものだってのは間違いない。
●カラシ・ワサビ・唐辛子のスプレーに青虫・芋虫駆除に効果があるんならば、農薬として流通しているはず。それがされていないってことは、それだけ「危険」なものだってことです。

大量には作らない、散布しない

スプレーを大量に撒けば、周囲に通りがかった人やペットが大変な目にあいますし、そもそも散布しているあなたも危険。材料は簡単に手に入るんですが、作っても霧吹き一杯分…ベランダ栽培の範囲内にしておきましょう。大きな畑で育てるなら、それ相応の農薬を使用しましょう。

効果はあるが、効果のない虫も

芋虫・青虫には効くが、アブラムシ・ナメクジにはあまり効果がない。

カラシ・ワサビの駆除スプレーの作り方

材料
ねりカラシのチューブ・ワサビ・ニンニクのチューブ…のどれか…タバスコも可能。
水500ml
霧吹き(100円ショップので十分)

手順
ねりカラシ・ワサビの場合はチューブを半分(一本は40g)と水500mlを混ぜて、10分ほど放置し、上澄み液をスプレーに詰めて噴霧する。上澄み液を噴霧するのは溶けきらなかったカラシやワサビの塊がスプレーに詰まってしまうため。スプレーが詰まるともう使えない。
●ワサビは気化して長期間効かない(二、三日かもうちょいくらい)。カラシは効果が持続する。それでも一週間か二週間。どちらも雨に当たれば流れて効果が無くなる(もしくは著しく軽減する)。
●ワサビには植物の成長阻害物質があるが、あんまり関係ない(そんな効果があると思ったことはない)。
●液が濃すぎると植物が傷むので、その場合は水で薄めて使う。
●上澄み液じゃなくて、コーヒーのフィルターで濾してつかってもいい(と思う)。

唐辛子の駆除スプレーの作り方

材料
米酢500ml
唐辛子10本
にんにく1片から3片(必要に応じて)
霧吹き(100円ショップので十分)

手順1
唐辛子のヘタと種子を取り除いて、米酢500mlの中に入れて一ヶ月から二ヶ月ほど寝かせる。寝かせることで唐辛子の成分が酢に染み出す。唐辛子と共ににんにくを入れると更に効果がアップ。ニンニクを入れる場合はニンニクを包丁で潰す。切るより潰した方が成分が出やすい。
手順2
漬け込んだもの1mlに対して水300mlから350mlを混ぜて霧吹きで噴霧すると害虫予防になる。液が強すぎると植物が傷んでしまうので、最初は薄めで。
●効果は二週間くらい? 雨が降ると効果が減る。
●液は常温で保存が効いて、一度作ると何度も使える。カラシ・ワサビより使い勝手もいい。
●唐辛子の粉末を煮出す方法もあるが、トウガラシの成分(カプサイシン)は水より酢や油に出やすいので酢で作った方が効率がいい。
●唐辛子の粉末を煮出して使う場合は、煮出して、冷ましてから上澄み液をすくって使う。

散布の際は…

刺激物ですから、散布するときは必ず、軍手、長袖、長ズボンを履いて、ゴーグルをしましょう。
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