パープルセージの育て方
TOP > シソ科 > サルビア > コモンセージ最終更新【】パープルセージ
科名 | シソ科 |
属名 | アサギリ属 |
学名 | Salvia officinalis Purpurascens |
別名 | サルビアオフィシナリスプルプラッセンス・レッドセージ |
耐寒 | マイナス20度〜マイナス10度 |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
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パープルセージとは?
パープルセージはシソ科コモンセージ(Salvia officinalis)の品種。常緑の宿根草。赤紫がかった葉っぱがカラーリーフとしても、まぁまぁ人気。草丈が低く、料理に使えるコモンセージの品種で香りも強い。ただし生育がコモンセージより遅いので、純粋に料理目的ならコモンセージの方がいいかも。寒さに強いが高温多湿には若干弱い。寒さに強い。冬から春は生育が鈍くなり葉っぱは少なくなるが、葉色が濃くなる。花はラベンダーピンク。学名はサルビア・オフィシナリス・プルプラッセンス。
ちなみにサルビアとセージは同じもの。花を楽しむのがサルビアで、ハーブとしてはセージと呼ばれることが多いです。
大きさ・草丈50cm…コモンセージより草丈が低い。
まとめ
●パープルセージはシソ科コモンセージの品種。常緑の宿根草。
●パープルセージはコモンセージより生育が遅いので、調理用に欲しいならばコモンセージを植える方がいいです。
●乾燥に強く多湿に弱い。水のやりすぎに注意。
●春と秋に肥料を。
●一年中半日陰か、夏以外は日向・夏は半日陰で管理する。
●高温多湿に弱く、寒さには強い。
●挿し木で増える。
●パープルセージはコモンセージより生育が遅いので、調理用に欲しいならばコモンセージを植える方がいいです。
●乾燥に強く多湿に弱い。水のやりすぎに注意。
●春と秋に肥料を。
●一年中半日陰か、夏以外は日向・夏は半日陰で管理する。
●高温多湿に弱く、寒さには強い。
●挿し木で増える。
水やり
庭植えの水やり
庭植えの場合は自然に降る雨だけでなく、葉っぱの様子を見て水をやるようにする。パープルセージは基本的に乾燥に強く多湿に弱いのですが、庭植えしても根が張り切っていない時は水切れしやすいので注意する。鉢植えの水やり
鉢植えの場合は土が乾いたら水をやります。水をやるときは鉢底から水がしみ出すくらいにしっかりとやります。乾燥に強く、過湿に弱いので土が濡れている間は水やりをしないでください。根腐れを起こします。水をやったら、次には土が乾くまで水をやらない…メリハリのある水やりをしましょう。受け皿の水は捨ててください。鉢植えの夏の水やり
夏は早朝か夕方に水やりをします。昼間に水をやると水が沸騰して根を傷めます。高温多湿を嫌うので、水やりを控えたり、梅雨前に地上部を刈り込んで風通しを良くして蒸れを防ぐようにする。
鉢植えの冬の水やり
冬は生育が鈍くなっているので土が乾いてから数日経って水をやります。朝に水をやります
肥料
春と秋に緩効性固形肥料を一ヶ月に一回やるか、二週間に一回液体肥料をやる。真夏はパープルセージが弱るので肥料をやらないようにする。植え付け・植えかえ・挿し木
用土
肥沃な土で水はけの良い土を好む。酸性土壌を嫌うので庭植えする場合は苦土石灰で中和してから植える。ハーブ用の土で植えるか自作する場合は赤玉土小粒7腐葉土3を混ぜたものを使う。●ハーブ用の土は中性に中和してある。
鉢植えの植え付け・植え替え
最初に植える場合は8号鉢(直径24cmの鉢)から10号鉢(直径30cmの鉢)に1株。プランターには苗二株を植えることもありますが、1鉢に一苗がいいです。鉢植えの場合は、根鉢(ポット)より一回り大きな鉢を用意します。植え替えの場合は古い土を三分の一ほど落としておきます。根の負担を減らすため、地上部の枝も半分ほどに切り詰めます。
鉢底の穴を鉢底ネットで塞いで、鉢底石(軽石)を2センチから3センチほど入れて、鉢底石(軽石)の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。
庭植えの植え付けの手順
パープルセージは酸性土壌を嫌うので、庭植えの場合は、深さ20cmの穴を掘って、植え付ける二週間前に苦土石灰をまいて混ぜて中和させておく。中和には1週間〜10日ほどかかるので待ってから、掘り出した土に腐葉土か堆肥を2割か3割入れて化成肥料を説明書の量だけ入れて混ぜて用土とします。穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。株同士は40cmほど離して植える。●庭植えの植え付け時に緩効性肥料を混ぜる。
●水はけが悪い庭土には軽石や川砂を混ぜて水はけを良くする。
●水はけが悪い庭土には軽石や川砂を混ぜて水はけを良くする。
種まきでなく挿し木で
春に開花して種子が取れても、その性質が遺伝するとは限らないので、種子から株を増やすのではなく「挿し木」で増やす。生育時期の春から秋の真夏以外の時期に、枝を10cmくらい切って、赤玉土小粒に挿して、乾燥しないように管理していると幾らでも増やせる。パープルセージはこぼれダネからも増える(らしい)。けども親の性質を受け継がないので挿木で。
管理場所・日当たり
日当たり日当たりの良いところか、半日陰でも育つ。開花や生育・香りを期待するなら日当たりで。夏の高温多湿には弱いので、鉢植えなら夏は半日陰に移動させる。庭植えにして移動できないならば夏はヨシズなどで遮光する。
冬
マイナス20度とかマイナス10度まで耐える。寒さに強い。
剪定
花は不要で収穫目的ならいつでも
花は昨年伸びた枝に咲くので、秋以降に剪定すると開花しなくなる。ただ、パープルセージは葉っぱがメインになることが多く、花はどうでもいいことが多いので、開花を期待しないならば好きな時に剪定する。調理目的の場合、パープルセージを収穫することになる。開花を期待せずに必要に応じて収穫することが剪定になりますので、好きな時に収穫してください。
花を期待した剪定時期は?
開花を期待するならば、剪定は開花後の6月から7月の間にする。これ以降に剪定すると開花が少なくなる。パープルセージは多湿が苦手でこの時期に剪定しないと蒸れて枯れるので、強めに剪定しておきます。梅雨前の剪定
パープルセージは夏の高温多湿に弱い。梅雨前(6月上旬中旬)に全体を半分から三分の一ほど剪定して、傷んだ葉っぱを取り除いて風通しをよくすることで蒸れを予防して夏越ししやすくする。これは花を目的にしていない人もやっておきましょう。
●刈り込んで風通しを良くすれば夏越しは問題なくできる。
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