リュウキンカの育て方…開花時期は?

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リュウキンカの基礎データ

リュウキンカ
科名
キンポウゲ科
属名
リュウキンカ属
学名
Caltha palustris
別名
立金花・ヤチブキ・馬蹄草
水やり
水を好む
場所
外の半日蔭
難易度
上級者向け
リュウキンカの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。

リュウキンカの特徴は?

リュウキンカは本州から九州に自生しているキンポウゲ科多年草。葉っぱがフキに似ていることからヤチブキと呼ばれることもある。3月〜5月に植え付け、5月〜7月に開花します。

山菜として食べられることがあるが、有毒で食べると下痢になることがあるので食べない方がいい。沼地・湿地などに自生していて、ミズバショウと一緒に群生していることが多い。雪解けとともに葉っぱが伸びて初夏に花が咲く。茎が立つのが特徴。
草丈15cm〜60cm
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仲間

エゾノリュウキンカ

エゾノリュウキンカ(Caltha palustris var. barthei)は北海道〜樺太〜千鳥などに自生するリュウキンカで、少し大型です。アイヌの料理に利用されます。

ヒメリュウキンカ

ヒメリュウキンカ(Ranunculus ficaria)は名前には「リュウキンカ」とありますし、見た目も似ているんですが、ヒメリュウキンカはラナンキュラスの仲間でリュウキンカとは全くの別属の別種。園芸品種が多くあり、繁殖力が強い植物です。

水やり

リュウキンカは沼地や水辺に育つものですから、水切れ・乾燥が苦手です。水切れしないようにします。庭植えの場合は湿地に植えること。鉢植えの場合は腰水にして水切れしないようにします。

腰水とは

腰水は鉢をバケツなどに入れて、鉢を三分の一ほど水につけておくこと。これで水切れを防ぎます。長期間、水が溜まっていることになるので、定期的に水を遣り替えるようにしてください。特に夏の高温時期は蒸発も早いですし、水も腐りやすいので水換えは毎日か2日か3日に一回やりましょう。

肥料

生育する時期である3月から9月に1ヶ月に1回、緩効性固形肥料をやるか、2週に1回液体肥料をやります。肥料がないからといって枯れることはないですが、肥料があった方がよく開花し、よく生育します。

植え付け・植えかえ

時期

3月から5月に植え付け・植え替えをします。リュウキンカは根詰まりすると枯れ始めるので、鉢底から根が出ているようなら早めに植え替えます。

用土

水持ちがよく、ある程度の水はけがいいもので植え付けます。田土(=田んぼの土)で植えるのがいいです。田土はホームセンターで売ってます。もしくは近所の田んぼから貰いましょう(もちろん許可をいただいてからね)。
●小粒赤玉土鹿沼土を1:1で混ぜたものでもいい。腰水にすればいい。
●一般的な培養土でもいいが、水やりの頻度を多くする。粘土質ぎみの庭土にならそのまま植えてもいい。

鉢植えの植え付けと植え替え

鉢植えの場合は、植え替えの場合は古い土を三分の一ほど落としておきます。鉢底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで土が出ないようにしてから鉢底石(軽石)を2センチから3センチほど入れて、鉢底石(軽石)の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。
株分けで増やせます。適当に分けて別の鉢に植えればいいです。株分けの時に1株あたりをあまり小さくしないようにします。株が小さいと花が咲かなくなります。

管理場所・日当たり

春・秋は戸外の日当たりで管理するのが理想。夏の直射日光には弱いので、半日陰で管理するようにします。庭植えにする場合は一年中半日陰の場所でもいいです。
天気のいい日ほど花びらがテカテカになる。

冬は凍結しないように

冬は凍結しないようにします。寒冷地では凍結しないような場所に移動させてください。凍結しなければ根は枯れていないので春には芽を出して開花してくれます。霜に当たらないでいると冬も葉っぱが残ります。寒さで地上部が枯れても、根が枯れていなければ、春に芽吹きます。

病害虫

害虫はほとんどない。
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