日々草(ニチニチソウ)

科名 | キョウチクトウ科 |
属名 | カタランツス属 |
学名 | Catharanthus roseus |
別名 | ニチニチソウ |
水やり | 水を好む |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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日々草とは?

日の当たる場所に植えて、水をやれば、これといったことをしなくても毎日咲いてくれます。春から夏の定番の初心者向けガーデニング材で、10月あたりにパンジービオラに植え替えるのが一般的。
日々草の水やり

庭植えの場合は、土を見て、乾いていたら水やりをします。
葉っぱに水を掛けることでハダニ予防になります。花に水が掛かると花の寿命が縮みますので、掛けないようにするとよいですが、日々草の名の通り、毎日咲くので、全然気にしないでも構いません。
日々草の肥料

植え付け・植えかえ
直根性なので植え付けの時に注意

連作障害
庭植えにする場合、連作障害が起きますので過去3年以内に日々草(ニチニチソウ)やキョウチクトウ科の植物を育てた場所では植え付けをしないでください。プランターや鉢植えの場合も毎年、古い土を全て入れ替えて新しい土で植えて下さい。夏のガーデニング材はペチュニア・サフィニア・朝顔などいろいろあるので、交代させて植えるといいです。他の春から夏の植物は以下のページを参考にしてください。
ブランド苗を植えるべき

植え付けの時期
4月〜6月に苗が流通するのでこれを植え付けます。用土

鉢の植え付けの方法
6号鉢〜10号鉢に苗1個を植えます。無印の日々草(ニチニチソウ)はそうでもないので、6号鉢に1苗、品種改良された日々草(ニチニチソウ)の園芸品種はかなり大きく育つので、10号鉢に苗1つ植えます。横長のプランターなら苗を二つか三つ植えますが、改良された園芸品種だと2つでもすぐに根詰まりしますので、10号鉢に1苗を植えましょう。と土の量
用意した鉢の鉢底の水が抜ける穴を鉢底網で塞いで、その上に2センチか3センチほど鉢底石(軽石)を敷き、用土を入れて、苗を置いて、隙間に用土を入れて、最後に水をやって完成です。
苗の根・土はほぐさないで植えてください。ほぐすと生育不良を起こします。
管理場所・日当たり

室内で管理して何年も管理すれば低木になります。ですが、苗も安いですし10度以上というのは管理が大変ですので、一年草として扱うのが一般的です。
摘芯

花ガラ

花は二日か三日でしぼんで花びらが落ちます。種を作ろうと栄養をメシベに回して次のツボミが少なくなりますので、花びらが落ちて剥き身になったメシベは摘んでしまった方がいいです。
花が終わると花びらが落ち、それが葉っぱなどにこびりつきます。病気の元になりますし見た目もアレなので取り除きます。
日々草(ニチニチソウ)の花を摘まないでいると、種が出来、その種が翌年芽を出して、日々草(ニチニチソウ)の花を咲かせることもあります。種子は親株の性質を受け継いでいかないので、毎年、新しく苗を植えた方が生育の良い綺麗な花が咲きます。
病気・害虫
アブラムシ・ハダニ・ウドンコ病にかかりますが、基本的に頑健です。オルトラン粒剤をまいておくといいです。立ち枯れ病(青枯れ病)になることがあります。発症すると葉っぱが巻いて、水切れがおきやすくなり枯れていきます。立ち枯れ病(青枯れ病)は菌が原因の病気で日々草(ニチニチソウ)に拘わらず感染しますので、この病気が発生したら株を抜いて、土はすぐに廃棄、その土をリサイクルもしない方が無難。
特徴・由来・伝承

原産地では冬を越して低木になりますが、寒さに弱く、日本では冬越えが出来ないために一年草として扱います。
ところで日々草(ニチニチソウ)には細胞分裂阻害作用のあるアルカロイドの一種が含まれていて、抗がん剤として使われることがあります。ただし、副作用が強いために単に口にしただけでは大変なことになりますのでご注意を。