アオキ(アオキバ・アオギ)

科名 | アオキ科 |
学名 | Aucuba japonica |
別名 | アオキバ・アオギ |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 | ||||||||||||
剪定 |
アオキの特徴とは?

本来は緑葉ですが、流通しているアオキはほとんど斑入りです。真夏の直射日光に当たると葉が焼けて変色します。最適な場所は落葉樹の下です。落葉樹の下は夏は木漏れ日が差し、冬は落葉して日が差し込むので、アオキが育つのに適していますが、そこまで気にしないでもいいです。
アオキは雌雄異株で雄株と雌株があり、当然、オスの木では赤い実は出来ません。赤い実をつけるために、近くに雌雄の木が必要です。
樹高1mから3m
水やり

鉢植えの場合は土が乾いたら水はたっぷり与えてください。少し湿っている土壌を好むので、特に生育期はしっかりと水をやってください。よほど長期間、土が濡れていると根腐れしますけど、よほどじゃなければ根腐れなどはしません。鉢植えのときは水切れにに注意してください。
冬はアオキの活動が鈍くなっているので水やりは控えます。
肥料
肥料は寒肥として2月〜3月と秋(9月〜10月)に油粕や鶏糞か化成肥料を根元に2、3握りほど与えてください。アオキは肥料はなくても問題なく育ちます。ですが、実をつけるには肥料はやってください。アオキの実に興味がないなら、あげなくても問題はありません。植え付け・植えかえ
時期・頻度
植え付け・植え替え時期は3月~9月にします。鉢植えは2年〜3年に一回植え替えをします。用土
アオキの用土はこれといって選びません。市販の花と野菜の土で植えつけるか、赤玉土6腐葉土4の割合で配合したものを使います。庭植えの場合は、庭土に腐葉土か堆肥を混ぜて用土とします。鉢植えの植え替えの手順

庭植えの手順

その掘り出した土に堆肥か腐葉土を元の土に対して2割ほど入れて化成肥料を説明が気の規定量入れて、用土とします。1週間寝かせると土が馴染んでよいですが、そこまでしないでもいいです。用土を半分穴に戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、水をたっぷりとやって完成です。
種まき
4月になったら、果実と取り、果肉を取り除いて水で洗ってから、取りまきします。果肉には発芽抑制物質が入っていて、ついていると発芽します。地面に適当にまいてもいいですし、赤玉土単用か、植え付けの用土(培養土)をポットに入れて、土にまいて、乾燥しないように水をやり、日陰で管理していると発芽します。発芽して葉っぱが何枚か出たら、1号か2号づつ大きな鉢に植え替えていって、5号鉢になったら庭植えにします。
管理場所・日当たり


日本に自生する植物ですから、寒さに強いです。北海道でも育つので寒さは問題ありません。
剪定


病気・害虫
カイガラムシが発生しやすいです。カイガラムシは成虫になると農薬が効きづらいので、見つけ次第歯ブラシでこそぎ落しましょう。特徴・由来・伝承
明治、イギリスから来たプランツハンターは、真冬も常緑でしかもコントラストの激しい真っ赤な実をつけるアオキに感動し、本国に持ち帰りました。ところが、アオキは雌雄異株で、対になる株が無かったために、イギリスに渡ってから80年以上の間、赤い実をつけることが無かった・・・そんな話があります。ちなみに学名のAucuba japonicaの「アウクバ」は「アオキ(アオキバ)」が転訛したものだと言われています。
最後に…
アオキは日陰に強く、斑入り品種もあるので、庭の日陰によく植えられ、シェードガーデンによく見られる低木です。他のシェードガーデン向きの植物はを参考にしてください。
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