レンゲツツジ(蓮華躑躅・ウマレンゲ・ベコレンゲ)

科名 | ツツジ科 |
属名 | ツツジ属 |
学名 | Rhododendron molle subsp. japonicum |
別名 | 蓮華躑躅・ウマレンゲ・ベコレンゲ |
水やり | 水を好む |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
スポンサーリンク
レンゲツツジとは?

落葉低木。ツツジの仲間。育て方は同じ。庭木として植えられるが「有毒」。グラヤノトキシンやロドジャポニンなどの毒物を含んでいて、摂取すると腰が抜ける。蜜にも毒があり、子供が食べるには危険。それで死んだ例はないが、植える前に考える。
根が浅く、乾燥に弱い。夏は半日陰になるような場所で管理すること。
土は酸性じゃないと枯れる。
大きさ・草丈・樹高
1mから2m
まとめ
●乾燥に注意。
●毒があるので注意。
●乾燥に弱いので夏は半日陰で育てる。
●乾燥に注意。
●毒があるので注意。
●乾燥に弱いので夏は半日陰で育てる。
水やりと肥料
水やり庭植えの場合は一旦根付いてしまえば自然に降る雨だけでほぼ十分。ただし、夏は乾燥で枯れてしまう。夏はこまめに水をやること。根が浅いので乾燥しやすい。
鉢植えの場合は土が乾いたら水をやります。水をやるときは鉢底から水がしみ出すくらいにしっかりとやります。受け皿の水は捨ててください。
●乾燥対策として、夏は株全体に水をかけてやります(葉水)。葉っぱからも水を吸収するので乾燥対策になります。
●とにかく水切れする。葉っぱの様子がおかしいなら水切れを疑う(他にも原因は考えられるが水切れが第一候補)。
●とにかく水切れする。葉っぱの様子がおかしいなら水切れを疑う(他にも原因は考えられるが水切れが第一候補)。
肥料
開花が終わった5月6月に開花して失った体力を戻すために緩効性肥料をやります。あとは9月に同様にやります。油かすでいいです。
植え付け・植えかえ・種蒔き
植え替え時期2月3月が理想。
用土
用土はかならず酸性の土。「ツツジ用の土」というのがありますので、これを利用するといいです。庭植えする場合は、腐葉土と鹿沼土か、ピートモス+鹿沼土を3割ほど混ぜ込んでから植えます。
●酸性の土じゃないと枯れるので石灰で中和しないこと。
●鉢植えで、自作する場合は赤玉土(細粒)、鹿沼土(細粒)、ピートモス、バーミキュライトを4:2:3:1を混ぜてください。
●鉢植えで、自作する場合は赤玉土(細粒)、鹿沼土(細粒)、ピートモス、バーミキュライトを4:2:3:1を混ぜてください。
植え付け・植え替え
鉢植えの場合は、植え替えの場合は古い土を半分ほど落としておきます。根の負担を減らすため、地上部の枝も半分ほどに切り詰めます。鉢底の穴をアミで塞いで土が出ないようにしてから軽石を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。
庭植えの場合は、根鉢の二倍か三倍の深さと大きさの穴を掘って、掘り出した土に腐葉土1鹿沼土1か、ピートモス1鹿沼土1を3割か4割混ぜて、半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。
●庭植えも鉢植えも植え付け時に緩効性肥料を混ぜる。一般的な培養土には最初から肥料が入っているので不要。
管理場所・日当たり
半日陰の場所で育つ。庭植えの場合は半日陰に植える。乾燥に弱いので、半日陰。日陰だと徒長して開花も鈍い。
鉢植えの場合は、夏は半日陰、春と秋は戸外の日当たりで育てるといいです。
病害虫・剪定
病害虫ハダニ。ツツジグンバイムシが乾燥時期に発生する。
ベニモンアオリンガ…蕾を食べてしまい、花が咲かなくなる。毎年、薬剤を散布する。
剪定
落葉時期(12月から3月)に剪定する。基本的に剪定しなくても自然な樹形できれいに整うし、枝数が少ないので、毎年剪定すると樹形が変になる。それに8月前後に花芽ができるので落葉時期に剪定すると翌年の花も落とすことになる。邪魔な枝が出てきたら落とす程度。
特徴・由来・伝承
黄色のキレンゲツツジがある。黄色いツツジって他にないので、興味を持つ人も多い。毒があるが、乾燥に弱く、自生地は(意外と)限られる。でも、富士山・浅間・八ヶ岳などの群生地はかなり有名。スポンサーリンク