ルピナス・リリアンの基礎データ
科名 | マメ科 |
属名 | ルピナス属 |
学名 | Lupinus |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
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ルピナス・リリアンの特徴は?
ルピナス・リリアンはマメ科ルピナス属の耐寒宿根草のルピナスの早咲きの園芸品種。ただし、日本では夏の暑さで枯れるので一年草扱い。従来のルピナスより色合いが鮮やかで大きすぎず、人気があります。リリアンは「百合」という意味の女性の名前で、品種のネーミングとしてよくあるので注意。
流通しているものは温室で育てていて、本来の開花時期より早くから出回っている。花穂が短く、草丈が小さくまとまりやすい。秋に植えて冬を越して春に開花する一年草と考えると非常に優秀なガーデニング材。花が終わったら、早めに花茎の根元から切ることで次の花が咲きます。
草丈50cm
流通しているものは温室で育てていて、本来の開花時期より早くから出回っている。花穂が短く、草丈が小さくまとまりやすい。秋に植えて冬を越して春に開花する一年草と考えると非常に優秀なガーデニング材。花が終わったら、早めに花茎の根元から切ることで次の花が咲きます。
草丈50cm
夏越しもできなくもない
ルピナスリリアンは夏の高温多湿に25度〜30度で枯れてしまいます。でも、夏越しできないわけではありません。もちろん寒冷地では難しくなく、中間地〜暖地と暖かくなるにつれ、難易度は上がっていきます。
夏は、傷んだ葉を取り、水やりを控え、風通しの良い日陰(半日陰や木陰ではなく)で管理していると夏越しすることもできます。一番大事なのはムレを予防するための風です。難易度が上がるのは水やりの具合です。やり過ぎれば腐る、不足すると枯れるのです。失敗するのが当然、という楽な気持ちでやりましょう。
腐りやすいですし、弱るほどに害虫も発生しやすくなります。それに対処するために、薬剤を使うといいですが、そこまで高価な苗でもないですし、来年また買うと割り切ってしまえば、非常に優秀な冬〜春のガーデニング材です。
夏は、傷んだ葉を取り、水やりを控え、風通しの良い日陰(半日陰や木陰ではなく)で管理していると夏越しすることもできます。一番大事なのはムレを予防するための風です。難易度が上がるのは水やりの具合です。やり過ぎれば腐る、不足すると枯れるのです。失敗するのが当然、という楽な気持ちでやりましょう。
腐りやすいですし、弱るほどに害虫も発生しやすくなります。それに対処するために、薬剤を使うといいですが、そこまで高価な苗でもないですし、来年また買うと割り切ってしまえば、非常に優秀な冬〜春のガーデニング材です。
大体は花が終わりに近い5月に夏に開花するものに植え替えます。
植え付け・植え替え
秋(9月〜10月)に苗が流通するのでこれを植え付けます。また、夏越しできた場合も根詰まりしているようなら、秋に植え替えをします。
用土
鉢植え
6号〜7号鉢に1苗、プランターなら3苗を目安に植えます。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。 苗の土は落とさず、根をいじらないで植えます。根が傷つくと生育不良を起こして枯れることもあります。
基本的に夏に枯れるので植え替えることはないですが、夏越しに成功した場合は、土を落とさないで一回り大きな鉢に植え替えてください。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。 苗の土は落とさず、根をいじらないで植えます。根が傷つくと生育不良を起こして枯れることもあります。
基本的に夏に枯れるので植え替えることはないですが、夏越しに成功した場合は、土を落とさないで一回り大きな鉢に植え替えてください。
庭植え
深さ30cmの穴を掘り、掘り出した土に苦土石灰を混ぜて、中和します。中和には1週間〜10日かかるので、反応を待ってから、腐葉土か堆肥を3割か4割混ぜて、化成肥料を少量入れて、よく混ぜて用土とします。 穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。複数株を植える場合は株同士は20cm〜30cm空けて植えてください。
ルピナス・リリアンは移植に弱く、一度植えると移植はできません。
管理場所・日当たり
日光を好みますので、日光のよく当たるところで栽培します。多少半日陰でも生育はしますが、できるだけ日当たりで育てましょう。
寒さには強くマイナス5度まで耐えます。霜に当たっても枯れないですが、土が凍結すると枯れてしまうので、凍結しないような場所で管理するか、庭植えならマルチングなどして凍結を防ぎます。
寒さには強くマイナス5度まで耐えます。霜に当たっても枯れないですが、土が凍結すると枯れてしまうので、凍結しないような場所で管理するか、庭植えならマルチングなどして凍結を防ぎます。
剪定・花ガラ摘み
花が終わったら、穂が咲いている花茎の根元から摘んでしまいます。放置しているとしぼんで病気に元になったり、種子を作ろうとして栄養を回し、次の花が咲きづらくなるので、早めに摘んで、次の花を咲かせましょう。
水やり
鉢植えは土が乾いていたら水をやります。鉢底から水が出るくらいにしっかりとやり、受け皿に水が溜まっていたら水を捨ててください。ルピナス・リリアンは乾燥に強いタイプで、水をやりすぎると根腐れするので気をつけてください。
庭植えにした場合は、ほぼ自然に降る雨だけでいいですが、春は気温の上昇とともに水をよく吸い上げるので、土の配合によっては水切れするかもしれませんので、様子を見て蒸れない程度に水やりをしてください。
庭植えにした場合は、ほぼ自然に降る雨だけでいいですが、春は気温の上昇とともに水をよく吸い上げるので、土の配合によっては水切れするかもしれませんので、様子を見て蒸れない程度に水やりをしてください。
肥料
開花時期の3月〜5月に化成肥料を少量だけ1ヶ月に一回やるか、液体肥料を2週に一回やります。秋の植え付け後の生育時期(9月〜10月)にも同様に化成肥料を少量だけ1ヶ月に一回やるか、液体肥料を2週に一回やります。
病気・害虫
最後に…
ルピナス・リリアンは秋に植え付けて春に開花し、鮮やかで愛らしい花です。同時期に栽培する植物は以下のページにまとめているので、一緒に植えてみてはどうでしょうか?
また、ルピナス・リリアンの花がひと段落する5月あたりに、代わりに植える植物は
にまとめているので、参考にしてください。
また、ルピナス・リリアンの花がひと段落する5月あたりに、代わりに植える植物は
にまとめているので、参考にしてください。
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