アベリア・ホープレイズの育て方

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アベリア・ホープレイズの基礎データ

アベリア・ホープレイズ
科名
スイカズラ科
属名
アベリア属
学名
Abelia ×grandiflora Hopleys
別名
ツクバネウツギ
水やり
乾かし気味に
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
アベリア・ホープレイズの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…剪定時期…月別スケジュールです。

アベリア・ホープレイズの特徴は?

アベリア・ホープレイズはスイカズラ科の常緑低木もしくは半常緑低木のアベリアの斑入り種。四季咲きで甘い香りがするピンクの花がよく咲き、斑入りがカラーリーフとしても目を引くほど美しく、秋になると寒さに紅葉するので、季節を感じられる。

矮性で樹高が小さくまとまり、成長も遅く、乾燥に強く、管理が楽で手間がかからないので、よくマンションの生垣・植え込みなどに植えられています。土が凍ると根を傷めて枯れなくても弱ってしまうので、土が凍結する地域はマルチングをする。鉢植えでも庭植えでも育てられるが庭植え推奨です。初心者向けで、造園業者が「欠点がない」と安心して進める庭木です。
樹高50cm
横幅70cm
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植え付け・植えかえ

時期・頻度

春か秋に植え付けます。鉢植えの場合は2年に一回は植え替えをします。

用土

鉢植えならば赤玉土小粒5鹿沼土小粒2腐葉土3を混ぜたもの。一般的な培養土でもいいですが、培養土にパーライトを入れるといいです。庭植えの場合は、元の土に腐葉土や堆肥を入れて肥沃にしてから植えます。
参考:必ず新しい土で植えましょう(初心者向け)古い土の処分方法(初心者向け)自宅で出来る古い土の再生方法(中級者向け)

庭植えの手順は?

庭植えの場合は、根鉢の二倍か三倍の深さと大きさの穴を掘って、掘り出した土に元の土に対して腐葉土を2割か3割混ぜて、化成肥料を少量混ぜて用土とします。穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。株同士は70cm以上空ける。

鉢植えの手順は?

鉢に植えるときは、まず鉢の下の穴に鉢底ネットを置いて、その上に軽石を2~3cmほど敷きます。その後、土を入れて鉢の高さに合わせてください。水をやったときに水がたまるように、土面が鉢の縁から約2cm下に来るようにしましょう。

次に、株を鉢に植えます。株を入れた後は、その周りに土を詰めていきます。鉢を揺すると隙間ができるので、その隙間にも土を入れてください。隙間がなくなったら、最後にたっぷりと水をやります。水が鉢の底から出るまで十分に水を与えましょう。これで植え付け作業は完了です。

植え替える場合は、鉢から株を取り出し、古い土の約3分の1を取り除いてください。新しい鉢に植え替える際は、同じ大きさの鉢でも問題ありませんが、10号以上の大きな鉢は植え替え作業や移動が大変なので、あまり大きな鉢には移植しない方がいいですよ。

管理場所・日当たり

北海道以外で栽培可能。

日当たりか半日陰で育てる。多少の耐陰性があるのですが、日光が少ないと葉っぱの模様が鈍くなるので、できるだけ日当たりの良いところで育てる。夏の暑さには強く、直射日光にも問題はないです。

越冬

耐寒温度はマイナス10度〜マイナス15度。霜に当たるくらいでは枯れないが、落葉することがあります。とはいえ、落葉したからといって枯れるわけではなく、枯れていなければ春にまた芽吹きます。土が凍結すると、枯れなくても根が傷んでしまうので、腐葉土を被せてマルチングして凍結を防ぐといいです。鉢植えの場合は凍結しない場所に移動させる。

水やり

庭植えの水やりは?

乾燥気味に管理する。というか、庭植えの場合は一旦根付いてしまえば自然に降る雨だけでほぼ十分。よほどの日照りの時に水をやる程度です。

鉢植えの水やり

鉢植えの場合は、土が乾いたら水を与えます。水をやるときは、土の表面が乾いたらではなく、鉢底から水がしみ出すくらいまでたっぷりと水を与えます。乾燥に強いですが、過湿には少し弱いので、土がまだ湿っている場合は水やりを控えてください。そうしないと根腐れのリスクが高まります。水をやったら、次には土がしっかり乾くまで水やりを控えましょう。また、受け皿に溜まった水はそのままだと腐って病気の元になるので、捨ててください。

肥料

寒肥(2月)として緩効性肥料(化成肥料)をあげます。土が肥沃ならば…腐葉土・堆肥がしっかりと入っていれば肥料は必要ありません。また夏を越して樹勢が回復する頃に肥料をやるとよいです。

剪定

剪定するなら真冬にします。矮性で別にこれといって剪定は不要で、乱れていたら邪魔な枝を切り、形を整える程度にします。強めに剪定しても取り戻せますので、剪定をプロに依頼するほどではないです。

病気・害虫

ほとんどない。

強いて言うなら水のやりすぎで根腐れしたり、雑菌が繁殖して斑点病が出るかもしれない。また、密生して風通しが悪いと病気になることがあります。これらは水やりを控え、剪定して風通しをよくすれば、十分予防できます。

最後に。

アベリアは開花時期が長く、その間、蜂や蝶が訪れる蜜源植物でもあります。開花時期に咲き乱れるほど満開というわけじゃないので、問題になるほど集まりはしません。もっと蝶や蜂を集めたい場合は蜜源植物を参考にしてください。
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