チェイランサスの育て方

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チェイランサスの基礎データ

チェイランサス
科名
アブラナ科
属名
エリシマム属
学名
Erysimum cheiri
別名
ニオイアラセイトウ・エリシマム
耐寒
マイナス5度
水やり
水控え目
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
チェイランサスの開花時期…種まき時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。

チェイランサスの特徴は?

チェイランサスはヨーロッパ・西アジアに自生するアブラナ科エリシマム属の多年草。夏の暑さ・多湿に弱く、夏に枯れるので秋まき一年草扱いです。旧属名がチェイランサスなので現在でもチェイランサスと呼ばれています。ウォールフラワーという名はこの花が土壁の上に咲いていたことから?とか。ニオイアラセイトウは日本での名前(和名)。

花がストックに似ています。秋にタネをまくか春に苗を植える。夏を越すこともできるが難しく、枯れてなくなる。一年草と割り切るのがいいです。春に苗を植えて夏に枯れると割り切れば、手軽に長くたくさん咲くガーデニング材です。

独特の香りがあります。
草丈20cm〜50cm
横幅25cmから45cm
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水やり

庭植えの水やり

乾燥気味を好みますので、水やりは控え気味にしましょう。

庭植えの場合は自然に降る雨だけでほぼ十分。よほど乾燥時に水をやる程度です。

鉢植えの水やり

鉢植え・プランターの場合は土が乾いたら水をやります。水をやるときは鉢底から水がしみ出すくらいにしっかりとやります。乾燥に強く、過湿に弱いので土が濡れている間は水やりをしないでください。根腐れを起こします。水をやったら、次には土が乾くまで水をやらない…メリハリのある水やりをしましょう。受け皿の水は捨ててください。

冬の水やり

冬は朝に水をやります。昼以降に水をやると水が明け方に凍って根を傷めてしまいます。

肥料

植え付けの時に緩効性肥料を入れて植えていれば後の肥料は不要。ただ、株の様子を見て肥料不足だなと思ったら春に二週に一回、液体肥料をやる。あくまで控えめに。
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植え付け・植えかえ・種蒔き

時期

9月に種まきをするか、春(3月4月)に流通する苗を植える。夏に枯れるので植え替えることはないです。

用土

酸性の土を嫌い、肥沃な水はけのよい土を好みます。

一般的な花と野菜の培養土で植えるか自作する場合は赤玉土小粒6腐葉土4を混ぜたものを使う。庭植えの場合は庭土に苦土石灰を混ぜて中和させ、腐葉土か堆肥を追加して、用土とします。庭土の水はけが悪いなら、川砂・軽石小粒・パーライトなどを入れて水はけをよくして植えましょう。

種まき

発芽温度は20度。9月に種まきをします。早めにまきましょう。10月では春の開花に間に合わないかもしれません。高温多湿が苦手なので、育苗は涼しいところでやりましょう。

用土を入れた育苗箱や鉢やポットに、種まきをして土を軽く被せます。発芽までは一週間から二週間。乾燥しないように水をやってください。霧吹きでやるといいです。明るい日陰で管理します。たくさん生えたら間引いて減らしてください。本葉が4枚以上になったら庭や鉢に植え替える。

鉢植え

6号から8号の鉢で1株を植えます。プランターなら3株を植えます。

鉢植えの場合は、鉢底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで土が出ないようにしてから鉢底石(軽石)を2センチから3センチほど入れて、鉢底石(軽石)の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。

庭植え

庭植えの場合は、深さ20cmを掘り返し、その土に苦土石灰をまいて中和させておく。中和は1週間〜10日かかりますので、反応が終わったら、掘り出した土に腐葉土を3割混ぜて、化成肥料を規定量入れてよくまぜて用土とします。

穴に株を植えて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。株間は20cmから25cmを空けてください。

管理場所・日当たり

日当たりを好む。とにかく日当たりで。冬も。ただし夏越しする場合、夏だけは半日陰で管理。

越冬

関東以西で戸外で越冬。耐寒温度はマイナス5度。霜に当たっても枯れないが、霜に当たると傷むので当てない方がいい。霜に当たらないところで管理し、土が凍結しないようにする。凍結しない場所で管理するか、庭植えの場合はマルチングをして凍結を予防する。

寒さに当たらないと開花しない種類と、寒さに当たらなくても開花するもの(早咲き品種)がある。前者は寒さに当てないといけないで戸外で必ず管理。後者は開花している時に霜に当たると非常に痛々しい姿になるので霜に当てない。

夏越し

夏越しは必ずうまくいくというわけじゃないですが、地域によってはいけるかもしれない。暖地はまず無理。夏前に刈り込んで、傷んだ葉っぱをむしって、半日陰の涼しいところで管理してください。

剪定

摘芯することで脇芽が出て、花が増えます。摘芯は植物の先っぽを切ってしまうことです。20cmくらいになったら先を切ってしまいます。

あとは、花がしぼんだら摘む。放置していると種子を作り、種子をつくると次の花が咲きにくくなり株や弱りやすくなる。また花が腐って病気になることもある。

病害虫

アブラムシ
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